脳のメモリ弱い系ADHDのデスク環境について考える

メモリよわよわによる問題点

脳のメモリが貧弱な私が仕事をする上で大きな問題は、①視覚情報以外を脳内メモリに体系的に格納できないこと、②そもそも脳内で保持できる情報量が少なく、その情報を脳内だけで加工できないことです。
何事も自分なりに理解したことを書き出してみて、この次にこれをすればいいんだな、とビジュアル的に理解しないと、何をして良いのかわからなくなってしまいます。また、他の資料や情報を見ながら資料作成する場合など、PC上で参考資料を参照した後に、表示画面を切り替えて作業しようとすると、あれなんだっけ?となることがめっちゃあります。
PC上でこれらの作業をすることが多い私は、1画面で表示切替しているとめちゃめちゃに効率が落ちてしまうのです。

デスク環境が大事

そんな私の解決策、それは単純に表示領域を増やすということ。脳内に情報をキャッシュできないなら、常に広げておけばいいじゃないかという発想です。ということで私は、自宅では複数モニター環境を整備しています。

(ノートPCの画面はなくても大丈夫。)

自分的ポイント

①1枚をメインディスプレイとして正面に置く
ディスプレイの数が増えたとしても、メインで作業する場所がどこかを決めておきたいという意味で、1枚は正面に置いています。左右に2枚並べると、常にどちらかを向いていなければならないのも嫌なので。これは好みもあると思いますが。

②同じサイズ・同じ解像度のモニターを2枚置く
これが最重要。私の場合はそんなに高価ではない27インチFHDのモニターです。
サイズや解像度が違うと、モニターAからモニターBに資料を移動させたりすると表示サイズが変わってしまい、作業のノイズになってしまうんですよね。私は仕事ではExcelの資料を作成、修正することが多いので、表示サイズが変わってしまうとどこを見ていたのか分からなくなったりするので、この条件はマストです。
また、これくらいのサイズがあれば画面分割して資料を2つ表示させながらメインモニターを目一杯使って作業することも可能です。視覚的に情報を比較しながら作業できるので、モニター1枚の場合(見た情報を一度脳内に保存しておいて、画面切り替え後にその情報を取り出して使う)と比べて圧倒的に効率的に作業できています。

職場でも、ありがたいことに同じようなデュアルディスプレイを使える環境を用意してもらっているので、テレワーク時にも出社時にも同じような環境で作業できるのもGoodポイント。USBハブだけ自腹で購入しました。

まとめ

以上、脳内メモリが弱い私がデスクワークする際の工夫点をまとめてみました。
とにかく、脳内で保持できる情報が少ないならずっと見える状態にしておけばいいじゃないという考え方です。
カフェで勉強や読書する時なども、PCだけでなくiPad miniを持っていきサブモニターとして活用しています。荷物は多くなりますが、効果はバツグンですので!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?