アルゼンチンロックの旅1970年

Hola!

アルゼンチンロックの旅は1970年になります。

その前にこの年の他の国の代表作を。

・Plastic Ono Band/John Lennon & Plastic Ono Band
・Simon & Garfunkel / Bridge Over Troubled Water
・Neil Young / After The Gold Rush
・Pink Floyd / Atom Heart Mother
・はっぴいえんど / はっぴいえんど

ビートルズは解散。プログレ初期。そして、ジミヘン死亡。ベトナム戦争泥沼。ロックが生きている時代のアルゼンチンロックは、、、。

①ALMENDRA/ALMENDRA(2nd)

ALMENDRAは全員がすごいバンド。前作はスピネッタが引っ張っていた感じもあるが、今作はメンバーそれぞれが作曲し、結構色の違う曲があって面白い。しかし、そうなると若いメンバー…仲違いも始まったのでは…。この年に解散してしまう。
そして、ここからバンドは分裂。3バンド生まれる。スピネッタはpescado rabioso。残りのメンバーもcolor humano、aquelarreとバンドを結成。ここで重要なのはスピネッタのバンドだけが素晴らしいわけではなく、3バンド共に素晴らしいのだ。
改めてALMENDRA、すごいバンドだったんだなと思う。

②vox dei / caliente

続いては、vox deiという南米ハードサイケバンドの1st。アルゼンチンロックの初期のバンドは、荒っぽい演奏が最高です。vox deiもここから音楽性も進化してますが、やはり荒っぽい。
初期アルゼンチンロックはジミヘンの影響が大きい気がします。あのサッカーの試合の熱狂を音にした感じです。やばいです。カッコいいです。

③manal / manal(1st)

*画像は編集盤CDです。

そして、アルゼンチンロックの初期で忘れてはいけないのが、manal。ALMENDRAとLOS GATOSと並んで初期三大バンドではないかと思ってます。
こちらは荒っぽさが他と比べると少なく結構正当なブルースロック。Claudio Gabis(g)とAlejandro Medina(b)というこれからアルゼンチンロックを引っ張っていくアーティストも所属。

超かっこいい!アルゼンチンロック1970!

chao!

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