アルゼンチンロックの旅1971年
Hola!
それでは、1971年のアルゼンチンロックの旅へ行きます。
その前に1971年の名盤といえば、
Marvin Gaye/What’s Going On
john lennon/Imagine
yes/Fragile
Rolling stones/Sticky Fingers
Led Zeppelin IV
はっぴいえんど/風街ロマン
等。これまた名盤だらけ。ロック進化中。
そんな中のアルゼンチンロックは重要アーティスト、charly garcia登場!
①sui generis/vida
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アルゼンチンロックでspinettaと並び重要なアーティスト、charly garcia初登場。デビューはsui generisというバンド。このバンドは所謂フォークロックと言っていいと思うが、アメリカのフォークロックのような泥臭さはなく、洗練された音楽だ。
sui generisは二人組でもう一人がnito mestre。彼は独特の高音ボイス(小田和正に声が似てる)とギターや笛を使う。
charly garciaの音楽は口ずさみたくなるメロディ。きっと一度聴いたら仕事場や学校で口ずさむことになるだろう。
②Luis alberto spinetta / Spinettalandia y sus amigos
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spinettaはALMENDRAを解散後、いくつかバンドを作ろうとしたみたいだが、上手くいかず、とりあえずはソロとしてこのアルバムを録音した。LOS GATOSにも参加し、この年にpappo's bluesでデビューするPAPPOがギターで参加。
ブルージーなアシッドフォークでカッコいい作品。
③pappo's blues/vol.1
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僕の大好きなギタリスト、PAPPO率いるpappo's bluesのデビュー作。pappo's bluesはメンバーチェンジをたくさんするが、スリーピースを貫く。スリーピースの美学。誰も手を抜けないセッション。
ベースはこれからアルゼンチンロックを引っ張っていくマルチプレイヤーDavid Lebon。
ドラムはBlack Amaya。
ちなみにこの後、ベースとドラムをspinettaが引き抜くことになり、PESCADO RABIOSOとしても活躍することになる。
④vox dei / la biblia
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vox deiのセカンド。音はヘビーでブルージーなプログレサウンドへ変化。組曲があり、プログレ時代を感じさせる。アルゼンチンにはどんなプログレレコードが輸入されてたんだろうな。
この頃の南米のヘビーサイケは荒くて最高だ。
⑤LA COFRADIA DE LA FLOR SOLAR
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アルゼンチンロックの初期の流れとしてある意味最重要アーティストに、BILLY BONDという人がいる。彼がいろんなアーティストをプロデュースしたり、一緒に演奏したりするのだが、このバンドはそのビリーボンド一派(と勝手に呼んでる)のアーティスト、Kubero Diaz率いるバンド。
音は南米サイケ!
と、1971年はこんな感じです。spinetta、charly garcia、そしてBILLY BOND。初期の重要アーティストは揃いました。そこにPAPPOやDavid lebonなど本格派アーティストが絡んでいきます。アルゼンチンロックは横の繋がりが強いです。みんなどんどん繋がります。お楽しみに!
それではー!