3周年目の夜に🍃
初めまして、かにちです。
自分の中だけで留めて置くと、溜まって害になるということに最近気づき始めたので、ストレスを溜めない為にも自分の想いやあれこれをネタにnote始めてみます。
だいぶ長くなってしまったので、何の因果かここにきてしまった方には、先に謝っておきます🙇♀️
唐突ですが、私は藤井風さんが好きなのです。
今日(日付変わって昨日)は彼のデビュー曲、『何なんw』がリリースされ3周年を迎えるということで、何なんwという曲に衝撃を与えていただい身として、その経緯と風さん愛について書いてみようと思います。
だいぶ偏ってるので、そこは大目に見ていただければ幸いです。
まず、私の藤井風初見について。
風くんの知ったのは2021年3月。報道ステーションへの出演をYouTubeで見たこと。
何故YouTubeかというと、リアタイした会社の同僚の方に教えてもらったのがきっかけ。でもその日は忘れてて、数日後になんとなーく、夜ご飯も食べてリラックスタイムに思い出してYouTubeで探すって感じだった。えと?名前何だっけ?覚えてないから、報道ステーションで探すか。と検索する私。それとなく藤井風の文字が目に留まる。冒頭はドキュメンタリー的な内容だけど、その時に最初から見たかどうか記憶にない。でも生演奏の部分を見たあの時の感動は忘れることはできない。
彼は、ドラマの主題歌にもなった旅路という曲を演奏してた。今より少しあどけない表情で。生で歌うということもあり、緊張感が伺える。途中、歌詞を間違えてちょっとハニカムのが微笑ましかった。始めは、ピアノ上手いなぁ、声もいい感じだなぁと思っていた。伸びる声、力強いピアノ。それらは彼からとてもまっすぐに放出されているように感じた。そして、曲の後半になるつれ私に異変が起きた。
気付いた時には涙が溢れ出た後だった。え?なんだこれ?私…、泣いている!
https://youtu.be/febLbLDC80c
私は涙もろい方だ。HSP気質でもあり、人前ではなるべく我慢するが、我慢しなくていい時はすぐ泣く。でもだいたいは頭の中でその理由がわかる。涙の理由だ。映画やドラマ、音楽。今まで多く目に耳にしてきた。それこそ、楽器も演奏をしていた時期があり、手に触れてきた音楽は私の人生の糧である。芸術に触れた時におおよそは、自分の過去の感情や出来事にリンクしたりして涙が溢れることが多いが、まれにその理由も分からず涙が流れることがある。
私が初めて藤井風の音楽を聞いた時は、否応なく後者だったのだ。あぁ、心が震えるとはまさにこういうことなのかもしれないと後で思った。頭ではなく心の方が早く反応した。しかも、ちょっと、いやだいぶ不意打ちだったのだ。音楽を聞いて感動することは沢山あったけど、ライブでもなく、大好きなアーティストでもなく(その時は)、何気なく見たリアタイでもないYouTubeで!!!
紛れもなく、私が藤井風の洗礼🚿を受けた瞬間である。🫠
そっからは、全ての藤井風のファンが辿るであろうYouTubeというタイムマシーンへ乗るだけだった。
そんな私が、"何なんw"って何なん?kaze talk about "Nan-Nan"のYouTube動画に気がついたのは、彼を好きになってしばらく経ってからだった。確か2021年9月の日産スタジアム🏟のライブ後だったと思う。
私は2回目のコロナワクチンの後、なかなか体調が戻らず、心も身体もしんどいのが続いていて、自分に自信を失ってしまっていたし、今よりも身体も心も彷徨っていた。日産で一人歌った風くんにパワーをもらい、何とか元気になろうと必死だった気がする。
そんな中、風くんのMVを色々見てて、あれ?この動画見忘れてるな。と思って見始めたら、刺さりまくった😭風くんの書く歌詞の意味が全て繋がったと同時に、私が持ってる価値観と呼応していたことに驚愕と感動が同時に起こった。これが私の藤井風による2度目の洗礼である。
心理学では、自己肯定感を上げるということがいかに大事かというのが取りあげられることが多い。それには、周り(外の声)に左右されすぎない、自分軸がしっかりした状態を整えること。そのためには、ありのままの自分を受け入れることが、近道になることがあるのだが、人間、これがなんとも難しかったりする。失敗したり、嫌な残念な自分をも丸ごと愛するのは、特に若い時はできないし、年を重ねても他人と比べてたりしてしまうことは少なくない。心理学を少し勉強してて、自己愛(自分をあまやかすのではなく、ありのままの自分を受け入れること)が大切なことは知っていたけど、実際にはまだまだできていなかったことに気づき始めていた私にとって、藤井風が作る音楽は、痛いほど刺さりまくった。
『どんなときもここにいるのに
近すぎて見えなくてムシされて』
『真実なんてもんはとっくのとうに
知っていることを知らないだけでしょう』
何なんw 歌詞より
内なる私を無視しててごめん😭
気付いてあげられなくてごめん😭
私、大切にしてなくてごめーーーーん😭😭😭
もう、もう、大号泣でした。嗚咽かまして、アホみたいに泣いたよね。
そっから少しずつ、今までしてた我慢しなくなった。我慢と思ってなかった我慢に気付けたというのが正しいかも。かにち、第三次解放期突入。これは今も継続。ほら、繰り返す毎日の中でかき消されていくからね。
そうか、風くんは内なる自分との対話する曲を書いてくれてるんだ。(何のラジオかは忘れたが、恋愛の曲は書いたことがなって言っていた。うろ覚え。違ってたらごめんなさい)そう気付いてから、改めてHEHN(彼のFirst album HELP EVER HURT NEVERの略)を歌詞を見ながら聴き直す。もう全てが今までと違って聞こえるし、涙涙涙🥲内なる自分と葛藤することを音楽で表現する藤井風という存在が嬉しくもあり、愛おしくなった。
先日、紅白出場前に、『死ぬのがいいわ』が、NHK MUSIC Specialに取り上げられ、その歌詞の真意も風くん本人から語られた。私は、恋愛の曲では無いと知っていたので、驚きはしなかったけど、その風くんが伝えたい真意がどんどん広まってほしいなとTVを見ながら思った。
もし、あの時風くんのことを同僚の方に教えてもらわなければ、今の私はどうなっていたかな?ちょっと怖いくらいだが、それだけ推しという存在が人の人生を豊かにするのだと身をもって知った。この歳になって、こんなに夢中になれる存在ができるとは思っていなかったし、歳を重ねるとそういう存在はできないのだと勝手に思っていた数年前の私に早く教えてあげたい。そんなことないよって。
☆藤井風さん、3周年おめでとうございます。
まだまだあなたの音楽を聴いて幸せでいることを諦めないでいようと思います。
感謝を込めて。