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「予感が的中—退院準備が進んでも見える壁」

家屋訪問、退院前カンファレンス、福祉用具の搬入にどれだけの時間を割いただろうか。しかし、ご本人とご家族の様子を見て、ベッドは直ぐに返却になるだろうという予感がした。近所との交流もないため、デイサービスを利用するのは難しいかもしれない。アセスメントをしながら、そんな思いが次々と浮かんだ。
このような場合、困ったことがあったらすぐにこの電話番号に連絡してください、とお伝えしておく。そして、約2週間後に再訪問する。困難が発生している可能性は非常に高い。

訪問後も続く心配を抱えつつ、次のステップに備えるしかない現状を、改めて感じた一日だった。

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