大切にしている価値観−自戒の意味も込めて
みなさんこんにちは!
”最強の体現者を自由に”というビジョンを掲げ活動を行っている岸田宗将です!
本日は私が大切にしている価値観を自戒の意味も兼ねて発信してみたいと思います。内容は発信向けのものではなく、私が大切にしている価値観を生の感情を剥き出しにしたままに記載していますので言葉が強いものも多く含まれますがご了承くださいませ。
それではどうぞ!!!
”最強の体現者を自由に”
”最強の体現者を自由に”という言葉は私が以前まで掲げていた”最強の状態で挑戦できる人を増やす!”という言葉から対象者を広げた言葉になります。
私が現在、さまざまな活動に取り組む根っこにはラガーマン時代の経験がありました。12年間のラガーマン生活のうち最初の6年間はほぼ試合に出ても何も活躍出来ない選手でした。それが恩師と出会い成長していくことが出来たことで変わっていきました。
今になって振り返ると、
恩師がやってくれたことは
①ラガーマンとして育ててくれた(教育)
②チームの副キャプテンになった時にどんなリーダーとして過ごすのかの指導(マネジメント)
③チームのルール作りやチームビルディング(環境づくり)
④一見分かりづらい僕の活躍を他のメンバーに紹介してくれた(プロデューサー)
ということでした。
僕がやりたいと感じた取り組みのほとんどの起源を探っていくとこの4つのいずれかに当てはまることが7割〜8割くらいだったんですよね笑
「体現者」というのは『自分のやりたいこと』『自分の目指すもの』『自分が欲しいと思うもの』のために自分なりの取り組み方や闘い方、生活の仕方で目標達成を目指して実行者である人のことを指しています。以前のビジョンでは”挑戦者”という言葉に引っ張られすぎて対象外に感じてしまう人も多かったかなぁと思いこちらにしていこうかと思います。
そしてその体現者たちが”最強の状態”、その人が持てる100%の力に上乗せして周囲の環境やサポートによってその人が個人の努力で発揮出来たパフォーマンス100%を超えて120%の結果が出るようにサポートする。
さらにその最強の体現者たちは既存のやり方や闘い方に縛られずに
『自分が最強でいれる』
『自分の本当に求めているもののために頑張れる』
『自分らしく頑張れる』
そんな感じで”挑戦が苦しい”とならずに挑戦しながらも幸福をしっかりと感じていけたらと思います。
勝ちにこだわれ
これはラガーマン時代にコーチたちに言われた言葉でずっと心に残り続けています。当時、相手が地元で知れた強敵であったりした時にチームメンバーが試合前からテンションが低い時がありました。
ただそんな時に
「相手は言うても同級生」
と喝を入れていただきました。
またあるときには、ラグビーにおいてレフリーのジャッジは絶対のものでどんなに間違った采配であったとしても受け入れなくてはなりません。(もちろん、判断の理由を聞いて次回以降の要望をすることはしますが。)
そんな中である試合でレフリーが明らかに間違った僕たちに不利な審判を繰り返して僅差で負けてしまった試合がありました。
そんなとき
「相手がだれであれ、どんな不利な審判が繰り返されようと相手より圧倒的な実力を持って圧倒していれば勝てた」
と徹底的な自責の考え方を学びました。
さらに別の機会では、ラグビーには身体をぶつけて活路を開くFWとグラウンドを駆け回ってトライを決めるBKという大まかに2つのポジションに分かれています。ちなみに僕はFWで背番号2というスクラムの最前列どまんなかというポジションでした。
当時の僕たちのチームではFWのパワーを強みとしており、泥臭く相手に攻め込んでいくスタイルだったのですが、相手陣地でトライまであと少しというところでBKの力を借りて楽してグラウンドの外側でトライを取ろうとする局面がありました。
そんなときにただひとこと
「こだわれ」
と。自分たちのやってきたことを信じてやり抜け、誇りを持てと教わりました。
私はラガーマン時代にこれらの精神がベースに宿っていきました。もちろんビジネスの世界においては単純な勝ち負けだけではないのでラグビーのような勝負の世界と全く同じ考え方が通用するわけではありませんが、
✔️どんな相手だろうと相手がひとである以上は絶対に勝つ。絶対に超える。
✔️環境や条件を言い訳にせずに闘う
✔️自分のやっていることに誇りを持つ
ここは絶対に曲げちゃいけないものだと。大切にしていきたいと思っています。
決して散らない鉄柳
”決して散らない鉄柳”という言葉は僕が勝手に言っているだけの言葉なんですが『硬さ』と『柔軟性』の2つを大切にしようという考え方です。
僕はラガーマン時代や公式ドッジボールをやっていたころにずっと持っていた考え方がありました。
それはどんな逆境の状態でも”勝ちを諦めない”ということです。
あれ?と思った皆さんは最高です。
そう前項の”勝ちにこだわれ”という言葉に類似しています。
ただここでの考え方は少し違っていて、
例えば試合が残り時間2分・点数差が5点
というような状況の時にまだ勝てると信じていました。
どう考えていたのかというと
こんなことどんなプロチームが小学生相手に勝負をしたとしてもそもそもレフリーがキックオフの開始を認めないと試合が再開しないと始まらないのでありえないんですよね。(小学生ラグビーは1トライ1点、社会人ラグビーは1トライ5点)
僕はそんな状況下でも諦めずに挑み続けるタフさを持っていました。一方でタフさがあるがゆえに潰れそうになる。だから柳のような柔軟性を持とうと。
悔しさとオリジンを忘れるな
”悔しさとオリジンは忘れるな”という言葉は元々2つの言葉から出来上がっていました。
〈悔しさ〉
まず「悔しさ」ですが恩師の言葉でした。
僕の所属していたラグビースクールのメンバーは中高大など、それぞれのチームで活躍するような選手が多く在籍していました。
しかし、当時は組織戦術がまだまだ未熟で勝ちきれていなかったところがありました。当時から僕たちは勝ちにこだわって取り組む熱いメンバーが揃っていたのですが、一方で練習が小学生ということもあり週1〜2回程度であったため、試合で負けた翌週には笑顔で練習していることがありました。
そして結果として僕たちは小学生ラグビーの全国大会の予選で敗北を経験しています。そんな状態でみんなで集まった最後の日、みんなが重い思いのことを話していく中で恩師はこう言いました。
「悔しさを忘れるな」
当時の僕たちのコーチをしてくれていた方々は僕たちが試合で勝てなかったのは自分たちの教え方のせいだと何度もおっしゃっていました。恩師の方もそれには同意しつつ、一方で先述した僕たちのラグビーへの取り組み方や姿勢を見てこの言葉をおっしゃいました。
正直な話、もう10年近く経つからこそ言えることですが
当時の僕にとってこの言葉は相当ショックで、
尊敬や憧れ、感謝の気持ちを抱く恩師にそんな言葉を言わせてしまったのかと。
当時本当に胸に刻まなければと思いました。
それから中学、高校といった舞台で僕はその言葉を胸に取り組み続けましたが幾度と重なる長期間の怪我が重なり最終的には高校2年生の冬に思うような結果を残せぬままに選手を引退しました。最後には監督から選手の引退を勧められました。ラグビーは怪我をすることが当たり前の世界なので例え骨や筋で怪我をしたとしても試合に出るように促す世界で、僕に起きたことは結構異例なことだと思います。
当時の僕は自分自身への怒りで狂いそうでした。
狂いそうになるぐらい自分自身を呪いました。
僕はラグビーにおいて思うような結果を残せず、想いに結果が伴わない形になりましたが当時の魂まで売り払った覚えはありません。
〈オリジン〉
これは私が中学生の時に物事を取り組む際には自分自身の原点、なぜそれをしようと思ったのかを忘れてはならないと考えていたことになります。
そして実際にこれはスタートアップで私がと取り組んでいる際に大切な考え方だなと思っています。
オリジンがないと何が起きるのかというと
・自分が何をしたかったのか分からなくなりモチベが下がる
・現在の施策をなんのために行ったのか、考え方の部分が抜け落ちて施策の中身だけが残りそれが足枷となる
・想いを持って取り組んでいたはずなのに、誰にも貢献できないものに中身がなってしまう。
そんな事態が発生するようになります。
これが実際に私の身に起きました。
そこでこれらのオリジン(原点、初心)の部分は文章で紙か、データ上でもいいので書き残しておくことが必須であると考えています。
この2つを忘れてはならないというものが”悔しさとオリジンを忘れるな!”という言葉になります。
見えないものを観よ
この考え方はもともと私が大切にしていることで
”見えないもの”とは
「自分自身が本当にやりたいことや求めることは何か」
「自分にとって大切な人がどんなものを求めているのか」
「これからの日本社会、地域社会、いろんな産業の未来がどうなっていくのか。そして変化した未来で自分はどう過ごしてきているのか」
それを考えて、それを深掘りしていきながら、それによって導き出されたものを踏まえて行動する必要性があると考えています。
また近代社会は中学生の頃が僕が考えていた以上に複雑で奥行きのあるものになっています。それは戦国時代で課題解決に取り組むことよりも近代社会で課題解決をする方がよっぽどたいへんになっていると思っています。
マクロな視点で物事を考えた際にはほとんどの課題において何が足りていなくて、何が必要であるのかをこの社会の誰かしらは気づいているかと思います。ただ実行者が足りない、情報がシェアしきれていないから課題は解決されきっていないものだと考えています。
そんな中で課題を解決する。社会をより良くしよう!と思って取り組んでいても、その取り組みの本質とは何か、それが顧客にとって良いのか悪いのか、さらに社会にとっていいのかどうか、マクロとミクロ、長期と短期で見て向き合い続けなければ”ホンモノの価値提供はできない”と考えています。
もともとは”見えないものを見よ!”としていましたが、仏教用語で”見えないものを観よ”と言葉の意味を深めました。
考え方ファースト
私がビジネスに取り組む際に最も重要視している考え方になります。
ビジネスをしているとどうしても
・IPOをして株主に利益を還元しないと
・利益を上げなければ会社を継続できない
・利益を上げるためにプロダクトの質を下げざるを得ない
という場面が出てくるかと思います。
しかしそーゆーときこそ考え方と哲学を持って取り組むべきだと考えています。物事に真剣に取り組んでいるとさまざまな問題が発生します。それが起きるたびに自分自身が大切にしているものを折り曲げていてはキリがありません。だからこそ自分自身が大切にしたいものや大切なものを常に心を持ち続けて行動することが必要です。
例えばメンバーのマネジメントでメンバーには〇〇というようにあって欲しいという願いがあったときに、日々の業務に忙殺されてそれを無碍にしてしますこともあるかもしれません。
ただそんなときに考え方や哲学を持ち”ホンモノ””長期的な価値提供”をし続けることで必ず道は開けると考えています。
最強の個人より最強の組織であれ!
”最強の個人より最強の組織であれ!”
という言葉は私がラグビーをしていた時に組織の重要性を凄く感じたことから始まっています。
僕がずっと上げている小学生ラグビーの頃、現在では選手として大きく活躍しているメンバーが多く在籍していましたが、試合で勝つことはあまりできていませんでした。身体が大きい選手、足の速い選手、ボール回しが上手いやつみんないました。でも勝てませんでした。
なぜか。
組織力が圧倒的に足りていませんでした。
当時の私たちのチームはみんながみんな自己主張が強くてボールを追ってしまう、みんながボールを持って突進してしまう。それによって相手がこちらの動きを予想しやすくなってしまい簡単に止められてしまう。
そんなことが起きていました。
それが恩師と出会い組織としてディフェンスをする、アタックをするということを徐々に整備していくに連れてチームとして試合に勝つことが出来ました。
また私はラグビーの話をいつもしていますが、公式ドッジボールにも取り組んでいました。
公式ドッジボールは地元の小学校の先生がチームを作り、人を集めて、場所や道具を用意してくださり始まりました。そんな中で私は小学3年生の立ち上げ当初から参加させていただき、人数が多いため4つのチームに分かれたのですがそのうち1つのキャプテンを務めさせていただきました。
ただ私のチームはその4つのチームの中ではあまり強くはない方に分類されていました。私のチームのエースの持っている能力を全て上回って他のチームメンバーが持っているみたいな。完全なる上位互換て感じでした。
ですが何度かその上位互換のチームに勝つことが出来たことがありました。そのとき、何をしたかというとチーム全体の士気を高めて相手を圧倒する。ただこれだけでした。そこで私は個人の力以上に組織の力を感じました。
だから私は組織の力を大切にしています。
ここまで読んでくださりありがとうございました!!!
これからも価値観を大切にしながら挑戦をし続けていきます!!!
これからも全力で取り組み続けて、学びを共有していきますので続報に期待してくださる方々はフォローよろしくお願いします!そーすけ(岸田宗将)を応援してみたいなと思ってくださった方々は”スキ”のほどよろしくお願い致します!
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