楽園の地図があの曲の未来のお話だったらいいなぁ、というお話
2024年9月11日にリリースされたback numberのシングル「新しい恋人達に」のカップリング曲である「楽園の地図」。
この曲をback numberのあの曲やあの曲の続きだと想像しながら聴くのがとても楽しすぎるんですよね。
例えば、「君の恋人になったら」。
これは想像した人も多いのではないでしょうか。
君の恋人になったらでは「地図と毛布と水筒を持ってくから一緒に迷おうぜ」なんて言ってたのが、「だって僕は辿り着いてるよ 旅路の果てに君の隣に」なんて歌詞に繋がってたらそれはもうたまらんですよね。地図と毛布と水筒を握りしめて助けに行くんじゃなくて一緒に迷う妄想をしてた「僕」が、現在地がわからなくても、目的地はどこだっていい、だって僕は辿り着いてるよ、旅路の果てに君の隣になんて。幸せな気持ちで涙が溢れそうです。
あと、「ゆめなのであれば」。
"そんな声で歌うのか
聴いたことないくせにまさに真骨頂だな"
夢の中でしか知らなかった大好きな「君」の歌声。
"独特なメロディーで
空よ晴れろなんて歌い出すから
逆に雷鳴っちゃってるけどね"
夢に出てくるほど想像した大好きな「君」の歌声。まさに「そんな声で…いやメロディーで歌うのか!!」ってニヤニヤしながら聴いてたらいいなぁって考えちゃいます。
あとは"どこにも行かないでねって歌った"という歌詞も、あんなに夢に見た君が、自分の目の前で歌ってるだけじゃなくて、「どこにも行かないでね」って自分に歌ってくれてたら、もう考えただけで泣けます。泣いていいぞ、主人公よ(誰)
あと、同じ歌詞で言うと、「あかるいよるに」
の"だからもうどこにも行かないでね"。
(SNSでも考察されてる方がいましたね。私も同じように考えてたので嬉しい)
「あかるいよるに」では、自分自身との心の会話の中で歌ってた自分のための言葉。自分を好きになるために歌ってた歌を経て、自分と向き合って、そこから大切な人ができて、その人に歌ってもらえてたらそれはもう幸せすぎてまたしても涙が(泣きすぎ)
「アイス」繋がりだと、「光の街」もそうですよね。
"コンビニのくじで当たったアイスを食べながら
自分で買うのより美味しいね別に同じだろ
文句を言うならあげないとにらんでいる
君から僕は大切なものをもういくつももらったよ"(光の街)
"食べかけのアイスは指揮者の棒になって"
(楽園の地図)
アイス一つでこんなに幸せな気持ちになるなんて、依与吏さんの言葉づかいはやっぱりすごいです。
個人的にはタイトルにも共通点があるような気がしていて。
"君は知っているのだろうかこんなにも救われている僕を こんなにも世界が輝いて見えてることを"(光の街)
「光の街」って、「僕」は「君」のおかげでこんなにも世界が輝いていて、そんなふうに光って見えるこの街が「光の街」なんだよ、という意味で「光の街」というタイトルなのかな、って勝手に考えているのですが、「楽園の地図」の「楽園」も「君の隣」なのであれば、大好きな「君」がいるこの世界がタイトルになってるという点で共通していて、なんだか素敵だなぁという妄想をしています。
あとは「サマーワンダーランド」。
私の大好きな夏の歌。
"どうせならどこまで行けるのかだけ確かめてみませんか
その後に二人で大怪我したら秋のせいにでもしよう"
「君の恋人になったら」と似てしまいますが、「どこまで行けるのか」確かめた末に、自分にとっての目的地が君の隣だと気づいてたらいいなぁとか考えてます。曲の雰囲気的にも、なんだか似てて続きだったら素敵だなぁと。
で、最近一番想像するのが楽しい曲が「怪盗」です。
楽園の地図の冒頭に登場する「虹色のサンダル」。なんで虹色なんだろうって考えた時に、「怪盗」で"虹を蹴散らしたから"だといいなぁって。
「怪盗」で"君は今日も明日も君のままでいていいんだよ 君がいれば僕に不可能なんかない"で勇気をもらった「君」が自信を取り戻して、「初めまして晴れ女です♪」ってニコニコ笑顔で言ってたら最高じゃないですか?
楽園の地図は、今までのback numberの曲の中でも一番「君」と「僕」がずっとニコニコしている気がします。
ライブで聴く「楽園の地図」、本当に最高でした。「巨大な水たまり避けないで歩く」で足踏みする依与吏さんとか、「食べかけのアイスは指揮者の棒になって」でアイスの棒を振るような仕草をした依与吏さんとか、「君の隣に」で客席方向を指差した依与吏さんとか、楽しそうなチームback numberがもう全部愛おしくて、頼むから永久にライブのセトリ入りしていて欲しいくらい大好きな曲になりました。
ライブ中は何度も「神様教えて、この時間の止め方と保存の仕方を」と願ったものです。
back numberのいろんな曲の主人公を救う曲だなぁと想うと、より一層幸せな気持ちになれますね。
曲の主人公も、私のことも笑顔にしてくれる大好きな歌。聴いてると本当に幸せな気持ちになれます。
こんな素敵な曲に出会えて、back numberに出会えた私は、宇宙一幸せです。