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第1回め

7/28(日) 武蔵野中央公園北ホール 10:30~12:00
講師:城俊彦さん  アシスタント:マーシーさん
参加者15名
仲の良いチーム、顔見知り、そうでない人…まだ緊張感も漂う空間を、大きな挨拶の声が通る。
「おはようございます!!」 そのままみんなで城さん(以下、呼び名のジョコピー)の動きをまねっこ。言葉・声を使った動きが身体を内側からほぐしていく。 いつの間にか楽しそうに全身を動かしてる子どもたち。のびのび大きな声も出る。 その流れでひとりひとりの名前を小さなダンスにするジョコピー。自分の名前が自分から飛び出して、ダンスになっている不思議。

「さて。今日みんなはダンスしにきた。音楽を使って身体を動かしていきますよ。」とジョコピー。 ♪ドレミの歌 ♪しあわせなら手をたたこう ♪ブラブラ星人 などなど。 知ってる曲、知らない曲で一気に数曲! シンプルで楽しい振り付けをまねっこ。 みんな夢中になってジョコピーについていく。振り付けの中に、ちょこっとキープ、ちょこっとチャレンジが入っていて、身体運動の色んな要素が入っている。みんないつの間にかダンスの身体になっていく。
<小さな休憩>
大人と子どもが縦1列に並んで大人が身体でトンネルをつくる。
その穴を子どもたちが通るミッション!1列で順番に穴を潜る。身体を捻りひねり工夫して穴から脱出していく。

次は子どもたちの番。ひとりひとりが輪を創作。 その小さな輪の中を大人が通る。 大きな身体をむぎゅむぎゅと押し込み、にゅる〜と出てくるのがおもしろい。 そして再び、 音楽に合わせて、ジョコピーとまねっこダンス! ジョコピーからの指示や説明はほとんどない。「次は何をやるんだろう」というワクワクがこちらにも伝わってくる。 気づけばみんなまねっこではなく、少しずつ自分のダンスが踊れるようになっている。ジョコピーの振り付けの中に余白があって、その小さな自由時間の中で創造している。
<休憩 >円になる。
「今日やった色々を使って自由に踊ってみたい人!」とジョコピー。 はいっ!とすぐに手が上がる!最初の人のダンスを見ると、次々に踊り出る人たち。 すぐに輪が崩れ、出ていくのに抵抗があった人も自分のタイミングで動き始める。 「誰かのまねしてもいいよ」と言うジョコピー。″無理をしないでいい″という安心感の中、それぞれの即興ダンスが連なっていく。

次はみんなで同時に、自由に踊ってみることに。 「どこからスタートする?」とジョコピー。 ひとりひとり、始まる場所を自分で決める。 仏像になる人。 得意技をやり続けるひと。 ″何もやらない″をやるひともいた。 それぞれの安心するスタイルでそこに居る。 それが可能な空間ができあがっていた。 「無理をしない」が適ってる。 もっと自由だったのは、この後の時間。 わーっと1曲踊ったらクールダウン。ごろりと寝る。それ以外何も指示はなかったけれど、ここでこそ踊りたい人がいた! 自分から溢れ出てくるリズムが止まらないという風に踊り続ける。見ていた大人たちもそれ邪魔せんと固唾を呑んで見守る。 それを見てむくりと起きて歩き出す人、座ったり移動したり自分の好きな体勢を探す人。 始まりから終わりにかけジョコピーとみんなで作り出した自由に、安心して身を投げ出していた時間だった。 最後は大きな声。みんなでみんなに、「ありがとうございましたー!」 

レポート・写真 篠崎芽美


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