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【20年で学んだ】「わかっているのに動けない」は才能の証だった

こんにちは

私のビジネスキャリアで最も印象的な教訓をお話しします。それは「行動できない自分」を責めるのは、完全な間違いだということです。

「動けない」には、理由がある

実は、私も若手時代はよく上司から言われました。
「分かってるなら、なぜ動かない?」

今思えば、動けない自分を責めていた時期が一番成長できていなかったんです。

なぜか?

それは「動けない理由」を理解していなかったから。むしろ、動けないことには深い理由があり、それを理解することこそが成長の近道だったのです。

例えば、こんな経験ありませんか?

- 新しいシステムの導入を後回しにして、結局1年が経過
- 効率化できると分かっているのに、従来のやり方を続ける
- 「いずれやらないと」と思いつつ、着手できない

実は、これらは人間として極めて正常な反応なんです。

なぜ人は「分かっていても動けない」のか

私の経験から、3つの本質的な理由があります:

1. 現状維持バイアス
- 今の不便な椅子に座り続ける理由
- 実は「慣れ」は最大の敵

2. 損失回避の本能
- 目の前のコストが怖い
- でも、見えない損失の方が大きい

3. 選択麻痺
- 情報過多による判断停止
- 完璧を求めすぎる罠

じゃあ、どうすれば?

私が実践している方法をお伝えします。

「考える前に動く」

これは、私が若手時代の上司から学んだ最高の教訓です。

例えば
- 朝一番に5分だけ新しいことに取り組む
- とりあえず1ページだけ資料を読む
- 小さな実験から始める

具体的なアプローチ

1. 時間を味方につける
- 「今日から完璧」は求めない
- 小さな一歩を積み重ねる

2. 失敗を投資と捉える
- 早めの失敗は貴重な学び
- 遅い失敗の方が危険

3. 行動のハードルを下げる
- 完璧を求めない
- まず動いて、それから考える

最後に

分かっていても動けないのは、あなたが賢いからです。リスクを察知し、慎重に判断できる。それ自体は素晴らしい才能です。

でも、その才能を活かすには、最初の一歩を踏み出さないといけない。

私の20年の経験から言えることは
「後悔するなら、動いてから後悔しろ」

これが、本当の意味での「賢さ」なのです。

さあ、今すぐ動き始めましょう。たった5分でいい。それが、あなたの人生を変える第一歩になるはずです。​​​​​​​​​​​​​​​​

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