映画ドラえもん のび太の地球交響楽を見て

もっと頻繁にNoteを使いたいのですが、なんだかんだドラえもんの映画を見たときのみの投稿になっていますね。。

さて、今年も中学校の同級生と映画を見てきました。3人で集まるのは毎年この時期だけなので、待ち時間の近況報告でだんだん話す内容が大人になったなーと感じます。最初に見に行ったのは"映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜" なのでもう10年前。10年経った今も仲良くしてくれる友達には感謝でしかない。

本題に移りますが、今回の映画に関しては今までとは雰囲気が全然違うなと。よくある展開は別の場所(国)で楽しむのび太達のシーンが冒頭30分近く、敵に襲われている映画オリジナルキャラクター登場、助けるためにのび太達が結束..というものだが。今回はなかなか敵が登場しない。このままで大丈夫?今回の映画ハズレとか言われてないよね?など考えながら少しハラハラしていた。往年のM-1グランプリの和牛を見ているかんじを思い出した(大爆笑まだかな?優勝候補ははずなのに今年大丈夫かな?みたいな)。

まあ結局私的には大満足でした。音楽のシーンがとても多かったので子供にもわかりやすく、最後に主題歌が一瞬流れたのも個人的にうれしかった。私が着目したのは、今回の敵は〇〇国の〇〇人、や支配者××といった特定の個人ではなく謎の生命体ノイズであったこと。やはり音楽が題材とあっただけに、音楽で人を攻撃するストーリーを作るのは抵抗があったのかなと。この設定を作ったことに感心した。

私は音楽に精通している人間ではないのでそこまで実感はなかったが、のび太が一瞬作り出した"音楽の無い世界"を見て、音楽の担う重要な役割に気づかされた。世の中を動かしている重要なエンターテインメントであり、かつ人々の生活を豊かにする役割を担っているんだなと。MAN WITH A MISSION の誰かがいつかのSONGSのインタビューで「音楽がなにかを変えるのではなく、音楽に触発された人間が何かを変える」と語っていたのを思い出した。また、芝居やダンスの授業は無かったのに音楽だけは幼いころから教育プログラムに含まれていることからもその重要性が伺える(古代ギリシアのリベラルアーツ自由7科目にも音楽は含まれていた)。

最近は触れていなかったけど、久しぶりにピアノ練習しようかな。

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