どんぐり拾いからお弁当まで!親子で楽しむ秋みーつけた♪
どんぐりころころ、どんぶりこ〜♪
この季節になると、子どもたちが歌いだす。
先日、私の地域では風が強く、たくさん雨が降った。
そのため、お買い物をしに行ったとき、車から降りると、どんぐりがたくさん落ちていた。
子どもたちは、
「あ!どんぐり!」
と目をキラキラさせて拾いはじめる。
どんぐりが出てくるジブリの『となりのトトロ』も、子どもたちは好きなので、どんぐりは特に興味をもっているようだ。
せっせ、せっせと右手で拾って、小さな左手の中へ。
すぐにどんぐりでいっぱいになった。
持ちきれなくなって袋を渡すと、
しゃがんだまま、ぴょんと跳んで、またぴょんと跳んで、右手も左手も大忙しでどんぐりを拾って袋に入れていた。
「ママ見て!いっぱいひろったよ!」
「おっも!」
「何キロあるかなぁ♪」
「〇〇君にあげようかな♡」
「これで何作ろうかな♪」
どんぐりって子どもの心をワクワクさせてくれる。
私も子どもの頃、どんぐりが大好きだった。
友だちと公園中のどんぐりを箱の中に、いっぱい詰めて持ち帰っていた。
しばらくすると、ハイイロチョッキリっていう虫の幼虫がどんぐりの中から出てくるんだけどね。
虫嫌いな人にとっては、どんぐり=幼虫いるってことで、嫌がる人もいるかな。
(ゆがいたら、出てきません。でも、その後、カビやすいので、よく乾かしてね)
家の近くの神社では、スダジイというどんぐりが落ちていた。小さい頃はよく拾って、お母さんにフライパンで煎ってもらって食べてた。
香ばしくて美味しんだ♪
大人になってからも、どんぐりクッキー、どんぐり羊かんなど、食べる機会があり、私の場合、美味しい種類のどんぐりを見つけたら、絶対拾ってしまう。
数年前には、環境学習の仕事をしていた。季節のクラフト作りの担当をしていた。
どんぐりをいっぱい集めて、みんなで工作に使った。
小さな子どもから、おじいちゃんおばあちゃんまで、楽しんでもらった。
日本にあるどんぐりは、19種類ある。
中でも、日本の広い場所で見られる17種類のどんぐりを、子どもの本でも紹介されている。
子どもたちは、どんぐりを拾ってくると、この本を必ず本棚から抱えてドタドタ持ってくる。
「この、どんぐりかな?」
「これだ!」
「これも、拾ったことあるね!」
「これもあるよ!」
どんぐりを拾うたびに、見たことがあるもの、拾ったことがあるものに、丸がつく。
ビンゴゲームのようだった。
「これ、シリブカガシだ!」
はじめは見分けが難しい。
「シリブカガシはね、帽子をとったらお尻のところがへこんでるんだよ」
私の知っていることも伝えながら、名前は一緒に調べる。
(ちなみに、個体差もあってわかりにくいこともあるため、正確な名前を知りたい場合は、どんぐりの帽子も一緒に拾うとわかりやすい)
子どもたちと一緒に拾って、
名前を調べて、
作って遊んで、
食べて喜んで。
私にとっての秋には、どんぐりはかかせない。
お弁当にも、どんぐりみたいなハンバーグを作って入れる。
小さなハンバーグかミートボールに、
切ったウインナーを、
油で揚げたパスタで刺すだけ。
お出かけには気持ちいいお天気!
子どもたちも遠足が多い時期。
お弁当を作る機会があれば、秋いっぱいのお弁当もいかがでしょうか。
どんぐりを見つけると、思わず拾いたくなるのはなぜなのでしょう。
本能だとはいいますが。
ぷっくりしていて手の中におさまる、つるつるした手触りも、私はなんだか好き。
大人になって、足元を見ることが少なくなったと感じることもある。
でも、子どもたちと一緒にいると、身近な自然に目がとまる。
秋を感じられるものって、意外とすぐ近くにもあるのかも。
季節に触れると子ども心に戻って、なんだかワクワクするんだよね。
ほら、
あなたの足元にも、どんぐりが落ちてるよ!
何って名前のどんぐりかな♪
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ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
どんぐりってかわいいよね。
どんぐりっておもしろいよね。
どんぐりを見ると、私の頭の中は子どものまんまです。
夢中になって拾うし、ワクワクするんです。
でも、大人になるにつれて、自然に触れたり感じたりする機会が少なくなったなと感じます。
日々のことに追われて、興味が薄まっているからなのかもしれません。
今は我が子のおかげで、また自然を一緒に楽しむことができています。
興味を持つことで、気づかなかったものや、当たり前のものに目が向き、美しいものに見えたり、美味しそうに見えたり♪
あなたにとっても、この秋の楽しみが1つ増えるとうれしいです。
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