終わりの始まり
心のすれ違い。小さい秘め事、小さな嘘の積み重ねによって出来る溝。それに伴う不信感によって徐々に心はすれ違い始めてきた。何回か喧嘩をして解決しないまま次へ持ち越していく。そのうちどうでもいいやという感情が芽生えてきたが、相手にも同じ感情が芽生えてきたんだなと感じる。それを隠さず行動として堂々と表現されると、とても傷つく自分がいた。ずっと好きで居てくれているという根底を覆されると急に焦りが出始めた。もしかしてもう好きでは無いのでは?どうしても我慢できなくて、もう少し優しくしてほしいと伝えたところ、日常の事はしゃべってくれるようになったが、愛は感じない。どこか業務連絡のよう。自分の事まだ好きだという幻想を期待して日常や言葉をしっかり受け止め噛み締めるが、もう跡形もなさそうだ。それをどうにか元に戻したいが、もうどうしようも無さそうだ。どうしようもないものを手に入れようとするから、とても苦しくて辛い。まさにこの世の終わりかのよう。いっその事終われば楽になれるのかな。一旦まっさらにした方が心は楽だろう。いつまでもこんな感情でとてもいられない。平穏な心を取り戻す為にどうすべき?
ぶっち
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?