20241130 【もの足りない】
外出前∶─.─
帰宅後∶68.70
BMI【20.97 】
最寄り駅からいきなり電車には乗らない。
この特別な日、しかもこの天気だ。
ふた駅くらい歩くと決めている。
張り切り過ぎているのをバレぬよう、もう少しダルそうに歩こうか。
頼むから誰も事件など起こさないでくれたまへ。
ワタシには大事な用事があるのだ。
ここは大昔、爺さんをペラッペラの3ATに乗せて連れてきたことがあるのだ。
だから今回、ワタシが爺さんの代わりに足を運んだ。
ってことにはならないか。
サンセットがどうのこうのと。
夕日はそりゃあキレイだろう。
ワタシが見たいのは、人の美しい姿なのだ。
『あの方』のこと、《尊い》《尊い》って言っているけれど。
実際はどうなんだろう。
顔見る回数重ねるごとに、ワタシの心が鈍くなっているのではないか。
涙なんか滲んでもこないし、トリハダだって立ちそうにない。
《あぁ。》と言わせて欲しい。
ワタシの心をもっとかき乱して欲しい。
張り裂けそうな気持ちにさせて欲しい。
涙を、もっというなら鼻水まで流させて欲しい。
求め過ぎなのはわかっている。
けれど、それくらいのことがないと《生きている》実感がないのだ。
なんだかすごく悲しい。