見出し画像

【出産レポ】嘘みたいだけど、無痛分娩にしたら全っ然痛くなかった

出産する前のわたしがこれを読んだら絶対信じられないし釣りかと思うのですが、無痛分娩で出産したら全く痛みがありませんでした。

無痛分娩も痛みは0じゃないと言われますが私の場合ほぼ0に近くて、陣痛は生理痛の少し酷いくらいで、出産は痛み無しでした。

正直、不妊治療の卵管造影検査、子宮内フローラ検査、採卵のほうが痛いです。

「こんな人もいるんだな」と、出産や会陰切開の痛みが怖いママさんたちの参考になればと思い綴ります。


某日 15時
38w5d  最後の妊婦健診の日。診察前にNSTをしていたところ“じゃばっ”と水が流れる感覚がありました。

この日以前にも近所のスーパーからの帰り道に”じゃばっ“と水が流れる感覚があり、病院に駆け込んだことがあったのですが尿漏れでした。

なのでNST中の水が流れる感覚もまた尿漏れかもな?と思ったのですが、週数的に破水でもおかしくないので看護師さんに「あの、水が流れる感覚がありまして、尿漏れかもしれないのですが破水かもしれないです」とお伝えしました。

NSTを中断して診察までの間にトイレに行ったところ尿が出たので、今回も尿漏れなんだろうと思っていました。

すぐに診察があり先生から「看護師さんから聞いたけど破水かもしれないんだって?内診しましょう」ということですぐに内診台へ向かいました。

ショーツを脱ぐ前に前にまた液体が流れ出し、カーテン下の足元を見た先生は「これは破水だなぁ」とつぶやいたので緊張感が高まりました。

内診台の前に敷いてあったマットを汚してしまったので「ああ!マット汚してしまいましたスミマセン!」とお伝えしたところ「そんなんどうでもいいから、早く台に上がって!」と言われました。

内診していただいたところ前期破水との診断だったので、緊急入院することになりました。

いつもはじっくり行うエコーも短時間で終え、車椅子に乗せていただき入院病棟に向かいました。

入院病棟に到着する間にたまたま休みだった夫にメールしました。「破水したから荷物持ってきて!」

本来は計画無痛分娩の予定だったので急遽入院バッグを持ってきてもらうつもりはなかったのですが、ちゃんと用意しといて良かった😅と安堵したのでした。

この時点では、お腹はまだ全く痛くなかったです。

某日 17時
お腹は痛くないので、普通に歩きながら看護師さんから入院病棟の案内をしていただきました。
「ここはシャワー室です」
「ここにタオルがあるので自由にお使いください」
丁寧に説明していただいたのですが、正直突然の破水でこれからのことが不安すぎて頭に全く入ってきません。

一通りの説明を受け、病室で休むことになりました。

某日 17時半
夫が病室に到着。
夫も突然の破水に少し動揺した様子。2人でいろいろと話すうちに、緊張した気持ちが和らいでいきました。

某日 19時
緊急入院ということで、他の方より遅れて食事が提供されました。大学病院の食事は美味しくないとの噂がありましたが、とても美味しかったです。想像より薄味でなく、栄養バランスも考えられた食事に身体も心も温まりました。ただ、おかずは少ないのでふりかけ必須です!

某日 20時
破水したのでシャワー無しかと思っていたのですが、先生にするとシャワー浴可能とのことだったのでシャワーを浴びました。

某日 21時半
ベッド上でNST。
わたしの血圧や体温を測定。

某日 22時
消灯。不安で寝付きが悪かったです。

某日 23時半
赤ちゃんが動いてないような感覚がありNSTしていただく。結果、無事とのことで一安心。
抗生剤の点滴も行いました。

出産日 5時半
看護師さんがベッドに訪れて抗生剤の点滴。6時以降OS-1以外飲むのは禁止なので、麦茶を飲んでおきました。

出産日 7時
待機室(陣痛)へ移動。陣痛促進剤投与開始。
一気に不安が増す。

出産日 7-10時
ちょこちょこ何度も破水。定期的に看護師さんが子宮口の開き具合や痛み見てくださる。まだ麻酔を入れていないので、自分で歩いてトイレに行きました。
痛みは定期的にくるものの、生理痛が少し重いというくらいでまだ我慢できる程度でした。

出産日 10時
定期的にくる痛みは10分以上はあいていたように思います。生理痛の少し酷いくらいでした。看護師さんが子宮口の開き具合を確認したところ、4cmとのことでした。出産に必要な子宮口全開大だと10cmとの知識があったので、お産の進み具合としてはまだ半分もいってないのかと落ち込みました。

これからの痛みに耐えられるだろうか?

ますます恐怖が大きくなる中、看護師さんから「麻酔入れちゃう?これくらいの時に入れちゃう妊婦さんもいるよ」と声をかけていただきました。

まだ子宮口の開きは4cm。我慢できる程度の痛みなので悩んだのですが、看護師さんの「もっと痛みが強くなると、無痛の麻酔打つ時のポーズを取るのがキツイ妊婦さんもいるよ」とのことで麻酔を打つことを決めました。

出産日 10時過ぎ
あぐらをかいて前屈みになり、麻酔を注入。麻酔を入れたので、おしっこはカテーテルになりました。

しばらくすると看護師さんが小瓶を持ってきて、わたしの上半身に押し当てました。「冷たいですか?」と聞かれたので「冷たいです」と返答すると、次はわたしの脚に押し当てて「これはどうですか?」と聞かれました。「冷たくないです」と返事をしました。
しばらくすると下半身がぽわーっとしてきました。この感覚、歯医者さんで麻酔を打ってもらった時と同じです!歯医者さんで麻酔を打ってもらった時、ぽわーっとして気持ち良くないですか?
定期的な痛みは全く無くなっていました。「あれ?全然痛くないしなんだか気持ち良いくらいだ!」と思ったのでした。

出産日 12時
看護師さんがわたしの子宮口をチェックするために、子宮に手を入れてチェックしてくださいました。この時全く痛くなかったので、「あれ?もしかしていけるかも?」と出産への自信が湧いてきました。

看護師さんが「すごいね!もうかなり開いてるよ」とおっしゃってくださいました。
なんだか脚がぽわーっと気持ち良くて力を抜いていたので、子宮口が開いたのかもしれません。

看護師さんはもう産めるくらい開いてると言ってくださいましたが、そこから2時間は放置でした。(帝王切開の方などがいたので、分娩室の順番待ち?のようでした)

出産日 14時
分娩室に移動。
助産師さんの指導の元、いきむ練習をする。
とにかく痛くないので心の余裕があり、助産師さんや看護師さんと平常心でお話することができました。
「うんうん、痛くない!これだったら大丈夫そう!」心の中でそう思っていました。

出産日 14時半
助産師さんによると、赤ちゃんは子宮口から出たり入ったりしているとのことでした。先生が「赤ちゃん少し苦しいサインが出ているから、鉗子使うね」と声がかかりました。
鉗子!怖い😱痛いんじゃないの!?と不安に思ったのですが、会陰切開も鉗子を入れられたのも痛みが無かったのでいつされたのかわからないくらいでした。
助産師さんから「目を開けて!私の方を見て!」と声がかかり「え!怖いなんで?」と思ったのも束の間、にゅるーっと赤ちゃんの身体が出てくるのが見えました。
ベビー爆誕!

無痛分娩は追加で料金がかかりますが、それだけの価値はあります!

・とにかく痛くない!

・心が落ち着いてお産に挑める!

・産後の回復が早い!
痛み止めを飲めば想像より動けます。わたしの出産日に飼い猫も動物病院に入院したのですが、出産から6日後には痛み止めを飲んで動物病院に迎えに行けました。


これから出産のママさんたちを応援しています!
無痛分娩なら痛みが少ないですよ!

お読みいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!