南アフリカのピラネスバーグで忘れられないラグジュアリーなサファリ体験を
今回は、THE!アフリカ!感が堪能できる南アフリカはピラネスバーグ国立公園のサファリツアーをご紹介します。
ピラネスバーグ国立公園とは、南アフリカで4番目に大きい国立公園です。4番目と言っても敷地面積は約58,000ヘクタールと広大で、7,000種以上の野生動物が自然のままに暮らしています。ヨハネスブルグから近く、マラリアの心配がないといった点からこちらを選びました。
(場所によっては黄熱病の予防接種が必須なところもあるので要注意)
ヨハネスブルグから車で約3時間、ピラネスバーグ国立公園のメインエントランスに到着し手続きを済ませると、サファリカーがお迎えに来てそれぞれの宿泊ロッジなどに分かれていきます。
サファリカーのオープン感に既にわくわく・・・!!
同じロッジに宿泊する人たちと相乗りで移動します。
まずはロッジに荷物を置いて、一休憩してからサファリツア~と吞気に揺られていると・・・!?
なんと巨大なキリンがすぐそばに!!サファリカーが止まると、優雅に目の前を横切っていきました。
他にもロッジに向かう道中でシカやシマウマなどの草食動物に遭遇。こんなにうじゃうじゃいるもんなんか・・・と圧倒されました。(言い方)
そうこうしている間に、ロッジに到着!
今回宿泊したのは、Tshukudu Lodge LUXURY CHALET。
https://www.legacyhotels.co.za/hotels/tshukudu-bush-lodge
こちらを拠点にして、昼・夜・朝と3回のゲームドライブを楽しめるプランになっています!(アフリカでは、国立公園や保護区内で、車で野生動物を見に行くことを、ゲームドライブと言うらしい。)
各部屋はこちらのエントランスから階段を上がっていったところにポツポツと離れて配置されており、一番上まで行くと共有スペースのラウンジや食事会場などがあります。
エレベーターなどはないのでここからは自力で荷物を持って歩きます。
わたしたちが宿泊したのはこちらの9番のお部屋。
テレビなどはなく、ラグジュアリーな雰囲気に浸りながら、とにかくこの広大な自然を眺めよう感じようというテーマっぽい。
冷蔵庫にはしっかり冷えたビールやジュース・お水などのドリンク類が数種類。
とりあえずベッドにダイブしてビール飲みました。
バスルームからも外が見えるようになっていて開放感があります。
ウッドデッキにはプールも!立って入るタイプの深めのプールで、ここからもキリンやシマウマなどが見えました。
夜はこの窓から手のひらサイズの蛾が入ってきて、夫が大騒ぎ。わたしは眠かったのですが、夫はこのままでは眠れないと言うので部屋にあった大きめの壺を駆使して追い出しました。
周辺に灯りがないので、夜は星がとてもキレイに見えました。(夜行性の肉食獣に狙われないか内心ちょっとビクビクしながら)
部屋で一休憩した後は、階段を頂上まで登った先の共有スペースへ。
ウェルカムドリンクが用意されていたので、白ワインをいただきました。
ラウンジでは他の宿泊客とどこから来たのかなどを聞き合ったり、ちょっとしたおしゃべりを楽しみました。
ずっとワイン持っててすみません。
みんながラウンジに集合したところで、早速1回目のゲームドライブへ!!宿泊客を3組ずつ2チームに分け、それぞれサファリカーで出発します。
広大な敷地で自由に暮らす野生動物たちなので、いつ何に出会えるかは運次第。わたしたちは幸運にも3回のゲームドライブを通して、アフリカのビッグ5と呼ばれるゾウ・サイ・バッファロー・ヒョウ・ライオンをはじめ、シマウマ・キリン・チーター・ハイエナ・カバ・ワニなど多くの動物を見ることができました!!
やっぱり肉食獣を見るとちょっとドキッとしてしまいます。
途中、休憩エリアにてちょっとしたお楽しみタイムも♪
真ん中のお兄さんがわたしたちのチームのガイド運転手さんです。めちゃくちゃ目と耳が良くて、急に車が止まり指さされた方を望遠鏡でよく見ると動物がいたり、「この鳥がこういう鳴き方をする時は近くに肉食獣がいる」というようなことを言い出し見渡すと本当にいたりして凄すぎて笑いました。知識も含めてプロフェッショナルです。
大自然の中で飲むビールは最高です。またまた白ワインも飲んでしまいご機嫌。すぐ近くに動物も見えて、みんなで「あそこにいる!」「こっちにも!」と教え合いながら楽しみました。
この後2頭のヌーが激しくケンカを始めて結構な緊迫感に。
一際人々の視線を集めていたのがチーターの親子。このようなレアな動物がいた時は、ガイドたちが一斉にトランシーバーで情報を取り合い、多くのチームが集合してきます。
骨格から歩き方までなんとも神々しく美しく、圧倒されました。
一回サイで落ち着きましょう。
一度ロッジに戻り、夕方になるのを待ってからナイトサファリのゲームドライブに出発。
夜は動物たちが活発になるとあって昼間以上にエキサイティングなドライブでした。(動物の写真は暗すぎるので感想のみ)
夜は共有スペースにある食事会場にて、一つの大きなテーブルを宿泊客みんなで囲んでのディナータイム。大興奮のゲームドライブの後なので、みんなテンション高めであっという間に打ち解けられました。楽しいおしゃべりと美味しいお料理に大満足。貴重な出会いに感謝です。
食後はラウンジで火を囲みのんびり過ごしました。
夜は部屋に戻るまでの階段も真っ暗なので、懐中電灯で照らしながら戻るのですが、部屋の前に何やら光る眼が複数・・・。勇気を出して照らしてみると、かわいらしいワラビーの家族(4~5匹)が!かわいい~癒された~びっくりさせんな~~。
翌日は早朝から最後のゲームドライブに出発。朝日に照らされる雄大な自然を眺めながら全身に風を感じるだけで、普段の悩みなんかがいかにちっぽけか、みたいなことを考えさせられました。とにかく気持ち良い。
だだっ広い空には気球がいくつも浮かんでいて壮観でした。
わたしたちが宿泊したのは2019年12/30~12/31で、この日が大晦日でした。
こんなふうにアフリカの大自然の中、サファリカーに揺られて年末を過ごす日がくるなんて・・・人生て何が起こるかわからないもんだな、と感慨深い気持ちのまま最後のゲームドライブが終了。
ラグジュアリーなロッジと大自然というなんとも贅沢なシチュエーションで、野生動物を観察できるピラネスバーグ国立公園!アフリカならではの忘れられない思い出ができました。とってもおすすめです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。