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老後2000万問題 なんでそんなに掛かるの? 大学生活35日目
はいさい!沖縄の大学生です。
投稿を始めて35日目
今回は「老後2000万問題」について書こうと思います。
みなさん老後に2000万必要だということを多分耳にしたことがあると思います。
ですが、なぜ必要なのかどうして2000万なのか詳しくわからないと思います。
実際私もわかりません(笑)
なので今回勉強出来たらなと思います。
老後2000万問題不測の真意とは?!
![](https://assets.st-note.com/img/1666311399616-iAVtzwtPPg.png)
何年か前に麻生大臣が「公的年金だけでは老後に2000万不足する」という発言をしたことで炎上をしたことがあります。
覚えていますか?
それがきっかけでデモがおき「日比谷公園デモ行進」というのが起きました。
実はこのデモ活動を行っていたのは ”20代~30代の若い世代の人たち” でした。
つまり若者たちのほうが年金に対して不平等感、不公平感、不信感を抱いていたということです。
炎上の背景
なぜ炎上したのか?
「公的年金だけでは2000万不足する」
つまり年金だけ貰っていても2000万も不足するということです。
言葉通りですよ(笑)
不足しないようにお金を収めていたじゃないですか?
将来のために、安心して暮らせるようにちゃんと収めていたのにいざ聞いてみると「2000万不足する」って聞いたら不安になるのは当たり前ですよね。
それで炎上して「生活できる年金を払え」とか「年金壊す」という日比谷公園デモ行進が生まれたわけです。
2000万不足? 根拠は?
本当はこの2000万かなり雑に計算して出していたみたいです。
というのも
高齢夫婦無職世帯の平均値で支出、収益を両方出してそれが毎月どうやら5.5万円足りていないという計算を出しました。
それが平均65歳~95歳の30年間続くとしてたら2000万円くらい足りていないですね
っていうかなり大雑把な数字なんです。
なんで大雑把か?
・平均値で算出している
普通は自分の支出と収益ってなんとなく帳尻合わせるでしょ?
月30万稼いでる人が40万使うことなんてあまりないじゃないですか。
平均値をとったってどういうことかというと
非常に高収入な人達が物凄く支出を出しているのと物凄い少ない収入で支出を抑えている人が一緒にされちゃっているってことなんですよ。
例えばお店で100万円の買い物をしたひとと5000円の買い物をしたとします。その二人の平均は50万近くになります。
こんな感じでかなり大雑把なんですよ。
なんで雑な報告をしたのか?
金融庁はある目的を持ってデータを発表したんです。
危険を促したかったから!!
というわけではありません。
銀行・証券会社の活性化のためです。
今物凄く金利が低いです。このままだとなかなか商売にならない。そんな中で投資を活性化させることで銀行や証券会社をPRしたかったんです。
このままだと老後不安ですよ~
収めてたら何年後にはいくらになるよ~
とかいう銀行とか証券会社のセールストークを金融庁が代替的にやってしまったことで国民の不安を一気に爆発させてしまった。要はセールストークが滑って暴動が起きたということなんです。
金融庁が本当はやりたかったことは
「よし、2000万ためるために投資するぞ」とお金を持っている人たちが投資にも回して金融業界も活性化して日本人の資産形成意識も高まる
そういうことが狙いだったんです。
ですが結果投資余裕のある中高年層には響かなかったわけです。
だってそういう人たちは2000万持っているわけですから。
ビックリしたのは年金に対してもともと不安があった若年層を刺激してしまったということなんです。
こんな噂あるじゃないですか?
・年金はいずれ貰えなくなる
・少子高齢化で多くの高齢者を背負う
・年金の仕組みが破綻
でもこれって実はもう解決された議論なんです。
その方法が 「マクロ経済スライド」 です。
マクロ経済スライド
![](https://assets.st-note.com/img/1666311479030-4YDRFacDMp.png)
物価の上昇とか賃金の上昇によって年金を上げ下げするという仕組みです。
なんでするかというと
物価が上がっているのに年金が一定だったら暮らしぶりって貧しくなる一方でしょ。
だから物価が上がったらその分年金も上げるということです。
それで調整しいるんです。
逆に上げすぎたら不平等という声も出るので超えた分はのちの世代にスライドする
そういう解決策を金融庁は議論しています。
なのになんで議論が全然進まないのか。
年金という仕組みを根本から伝えていないからなんです。
公的年金? 国民年金? 意味わかる?
これまで年金未納問題などがあり、未納が多いから
「もうだめだ」
「金がない」
など心配する人がいたと思います。
でも、大丈夫です。そういう人には払われないだけであってそこはあまり影響がないんです。
未納と騒がれているのは国民年金の一部で厚生年金の方は大丈夫だったとか。
ここで厚生年金、国民年金の意味はわかるかって話です。
公的年金、私的年金というのがあります。
公的年金・・・厚生年金、国民年金
私的年金・・・年金基金、企業年金、iDeCo、、、、
公的年金は厚生年金と国民年金2つで構成されています。
私的年金は私が↑で言っている3つ以外にもたくさんあります。
ですが、今回は別に覚えなくても大丈夫です。
![](https://assets.st-note.com/img/1666311671174-53pNwieRMY.png?width=1200)
厚生年金・・・会社員・自営業
国民年金・・・ 会社員のみ
自営業は厚生年金しか払わなくていいので年金で貰える額も少なくなります。
この2つだけでは足りない、もっと貰いたいっていう時に年金基金、企業年金、iDeCoがあります。
この私的年金は要はプラスαのお話です。
年金と言えば厚生年金、国民年金の2つなんです。
厚生年金とは何なのか?
年金って何に近い?
年金って何に近いと思いますか?
積み立て貯蓄? 生活保護? 保険?
みなさんなんとなく貯金みたいなものと思っていませんか?
なんか積み立ててたら最後に貰えるだろうという理解の人が多いと思います。
ですが、積み立て貯蓄とは違います。
生活保護みたいなもの?
貯金がある人もない人もいる、だからない人を助けないといけないと理解している人も中にはいると思います。
ですが、生活保護でもないです。
年金とは保険に近いものです。
年金=共同でのリスクヘッジなんです。
将来のリスクのためにみんなでお金を出し合うそういうことです。
例えば自動車保険。
いつかの事故のためにお金を出すと思います。
でも、事故を起こさなかった場合お金は戻ってきません。
事故を起こさない人は滅多にいないと思いますが(笑)
この事故がおきるということがリスクですよね
年金も同じでリスクがあります。
それは長生きすることです。
今の平均年齢は80歳以上です。
ですが、有難いことに今生きている60歳くらいの方は将来高い確率で80歳を優に越えるそうです。
だから、80歳まで生きると予想して暮らしていたのに90歳まで元気!
だけどお金がないこういうことが起きるのです。
そのリスクのために年金があるんです。
年金は防貧という考えで
貧しくなるのを国民で協力して防ぐという
というのが実は年金の考え方なんです。
ここまでで年金のこと少しは理解できたんじゃないでしょうか?
そのうえでもう一度考えると思います。
俺って実際足りるの?
それは一概に大丈夫とは言えないです。
だって、自営業と会社員でも違うし、家族を持っている持っていないでも変わる、税金、収入も違います。
大事なのは年金という概念を知る事
将来的にどういう準備が必要か?
をわかっておくことです。
次回は足りる方法論を紹介したいと思います。
今回も見てくれてにへ~で~びる。
ぜひ他の投稿も見てください
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