「世界で最後の花」
「世界で最後の花 絵のついた寓話」は1939年の本です。
第二次世界大戦がはじまったときに書かれた戦争の絵本です。
そして、翻訳を村上春樹さんが行っています。
この絵本を読んで、最初に、人間は愚かな生き物だと思いました。
物を使ったり、作ったりするのが得意な人類は、その能力を使って仲間を失い、資源を壊し、人類までもを滅亡させていくのだ、そしてそれは何度も繰り返されうることなんだと改めて思い知りました。
84年前に書かれた本を読んで他人事とは思えないということは、人類は同じ過ちを繰り返し続けていくのだと感じました。
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