のたりのたりのたりかな
70才になった頃に胃もたれとか、消化不良とか、胃の調子がもうひとつすぐれないので、近所の病院で、検査を受けたところ胃がんと診断されました。
大学病院を紹介され直ちに腹腔鏡手術による胃の摘出手術を受けた。術後20日間食事が取れず点滴による栄養補給をしながらの治療でした。
毎日朝体重を測ると、50グラムぐらいの感じで減っていきます、。これは
毎日食事をするという行為は生きていく為に本当に必要なのだと感じました。
口から食べ物をとることによって体のすべての臓器が働いてくれる。
それが人間が生きていくための行為です。
退院後、食事は前ほどの量は取れませんが、日常生活が普通に送れる様になりました。
しかしその後すぐに前立腺がんが見つかり、またまた手術を受けてその後経過観察して現在完全な健康状態とは言えませんが、それなりの生活ができる様になりました。
今まで一生懸命働いてきたので、
この辺で一段落をつけて一休みしながら、人生を愉しみなさいと神様が言ってくださった。
と思って生活を自分中心に送る様なりました。
リタイア生活です。
なので、自分の為だけに何でも自由に使えるという贅沢な環境になりました。
結婚して56年
夫婦で親から継いだラーメン屋を二代目として経営してきました。店は今年で創業70年になります。
今は息子が跡を継いでくれまして、3代目として13店舗を抱えて頑張ってくれています。
孫も4人に恵まれて、其々思い思いの人生を歩んでくれています。
LINEで孫達とグループ化で繋がっているので、
リアルタイムで連絡しながら、近況報告を受けて楽しんでいます。
じじとばばと孫のグループでやり取りで、孫達の成長度合いがわかるので、楽しいというか、頼もしくなりました。
夫婦二人きりでの生活ですから、起きたい時が起床時間で、本当に贅沢な生活を楽しんでいる。
朝起きたらお気に入りのブレンドしたコーヒー豆で淹れたコーヒー。
その時間 なんとも言えない至福の時なのだ。
夫婦二人での朝のコーヒー
幸せなひと時
昔
父が昭和29年に、ある田舎町の駅前で始めた。
喫茶店ブラジル
四席のカウンターと二人掛けのテーブル二席僅か5、6人が入ればいっぱいになる小さな喫茶店ですが父の淹れたコーヒー。
これが絶品
まだ小学生だった私を虜にしたコーヒー。
コーヒー豆はブレンドする事によって其々の豆の持つ特色を生かして、なんとも言えない味わいになる。
ブラジル、モカ、コロンビアを4、3、3の割合での組み合わせですが
なんとも風味がいい。上品で適度な苦味。
70年経った今でもコーヒーの虜になって
飲み続けている。
今は70才になって大好きな信長の勉強を
したくて大学に通い始めた。
歴史学者の堀新先生について学んで7年になります。
まだまだ学び足りないので体が動くうちは、
頑張って通うつもり。
信長公記の原文を翻刻して楽しんでいます。