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小型開発ボードDigisparkを使ってみた

はじめに

Digispark (ATtiny85)に関連する記事は多くあり、作者の備忘録ノートとしています。他の方にとって参考になるものであれば幸いです。

Digisparkは小さな開発ボードです。Arduinoの公式ホームページからソフトウェアをダウンロードして、ボードにプログラムを書き込むことができます。
インストール手順については、検索するとたくさんのページが出てきますので、ここでは説明を省略します。

設定

ソフトをインストールしたら、プログラミングのための環境設定をしましょう。起動画面の「ファイル」タブの「環境設定」を選択します。

初期画面

次に「追加のボードマネージャのURL」を追加して、最後にOKを押してください。

http://digistump.com/package_digistump_index.json

環境設定

次に、ボードを選びましょう。「ツール」タブから「ボード」にマウスをスライドすると下記のような表示となります。作者はDigisparkへのデータの書き込みに「Digispark (Default - 16.5mhz)」を選択しています。

ボードの選択

プログラミング

直接テキスト部にプログラムを書いていきます。LEDを点滅させる「Lチカ」プログラムについては、検索するとたくさんのページが出てきますので、ここでは説明を省略します。プログラムの作成中はDigisparkとパソコンを接続する必要はありません。

Lチカのサンプル

コンパイルと書き込み

プログラミングが完了したら、コンパイルをしましょう。コンパイルするときに、Digisparkとパソコンを接続する必要はありません。プログラムにエラーが無ければ、下段に下記のようなコメントが表示されます。プログラムの構文やヘッダファイルなどの引用が正しくないと、ここにコメントが表示されるので確認するようにしましょう。

コンパイルの実行と実行後のコメント

下記の書き込むを押すと下段に下記のようなコメントが表示されます。60秒以内にDigisparkをパソコンにつなぎましょう。ボードへの転送が終わると、プログラムが実行されます。今回の例では、プログラミング通り「Lチカ」していると思います。

ボード書き込みの実行と実行後のコメント

他のデバイスでの実行

パソコンからDigisparkを取り外し、例えば、USB出力可能なACアダプタ等を使って、動作を確認しましょう。

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