11月に読みたい学級経営「♯1.学級の完成を具体的に想い描く」
運動会やら音楽会といった学校行事で,何かと常にバタバタと時が過ぎていきますが,もう2学期も折り返しです😆
2学期が半分終わったということは,
1年間で考えても同じように残りは半分・・・そう思っていませんか⁉️
時間軸(日数)で考えればその通りです。
ですが,
学級経営のゴールは3学期末の修了式ではありません。
これはとても大切なことです。学級が解散する日は3月末ですが,
学級が完成する日は12月末。つまり2学期の終わりなのです‼️
今回の記事のテーマ「学級のゴールを具体的に想い描く」というのは
2学期の終わりの姿を指しています。
10月に読みたい学級経営はこちら
学級の完成は「2学期末」
1年という期間で学級経営をしますが,集団がある程度完成するのは2学期末です。何事にも例外はありますが,3学期により集団が一気にぐーんと成長することはあまりありません。
RPGで例えると,ゴールした後に用意されている,
エクストラステージのようなイメージ😄
ラスボスを倒して,世界が平和になった後のやり込み要素に近いですね。
(小学校6年生は卒業式という大きな行事が残っているので,わかりやすい)
3学期は,1・2学期のように大きな成長を求めるのではなく,
学級の子どもたちがこれまでの成長をしっかりと実感する期間👍
この経験が来年度への大きな大きな一歩になるのです‼️
3学期にさらなる成長を求めて学級経営の舵を切ると,リカバリーが効かない可能性があることも理解しておきましょう。立て直すための時間が確保されない中で学級が崩れてしまうと,それが来年にも影響します。
特に,2学期にいい感じで終わっているときこそ要注意⚠️
ついつい,油断したり,さらに上のレベルを求めたりしてしまいがち💦
あくまで3学期は,成長を実感する期間であるという前提で多くを求めないようにすべきです。
2学期の「終わり方」の重要性を意識する
2学期末は学級が完成するためのイベントや学習が必要になります。
クラスでどんなことに挑戦するのかは大きな節目です。
ここをしっかりと想い描いて,具体的な内容を言語化しておく必要があります。特に2学期は学校行事を通じて,子どもたちは様々経験を積み重ね,成長しています。パワーアップした子どもたちが自分たちの集団の力を発揮できる環境を設定したいものです‼️
シーズンのイベントを上手に利用
秋から冬にかけて,世間では「ハロウィン」と「クリスマス」という大きなイベントがあります。タイミング的なものも考えると,これらを利用しない手はないでしょう‼️
オススメはハロウィンとクリスマスの二段構えです。
最後の大きなクラスのイベントをクリスマスに充て,その前段階としてハロウィンを使います。企画や進め方など,一度経験することで2学期最後のイベントをより良いものにするための糧にできます👍
また,運動会や音楽会といった学校行事は,特に小学校ではまだまだ自分たちで創り上げるというよりは,能動的な部分が多いのが現状です。
子どもたちにとって,思いっきり自分たちで作り上げることができるのがクラスイベント‼️主体性を発揮するチャンスをガッツリと用意しましょう👍
※こちらの有料記事では,子どもたちの主体性を引き出すお楽しみ会などのイベントデザインについて,具体的な方法を解説しています‼️
<こちらは有料記事>
【想い描いたものを,具体的なものに変換する作業】
学校行事が終われば,すぐに個人懇談会や成績処理などがすぐに傾れ込んできます‼️それらに忙殺されてしまう前に,しっかりと学級が完成する姿をイメージして具体的な計画に落とし込んでおきましょう😊
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