Titaniaでの負けない運用方法
Titaniaをお使いいただいている方、またこれからの利用を検討されている方に向けて、このEAを使う上での注意点や、使い方のコツなどをまとめておこうと思います。ぜひご一読の上、Titaniaを末永くご利用いただければ幸いです。
TitaniaとはこんなEAです
Titaniaはマイクロ口座対応(スタンダード口座でも可)のMT4で動作するGOLD(XAUUSD)対応の自動売買プログラム(ExpertAdvisor=以降EA)です。タイプとしてはナンピンマーチン型で、最大の特徴としてはマイクロ口座での低資金ながらスタンダード口座で動かすEA並の利益率にあります。
例えば一般的なGOLDのスタンダード口座用EAは最低資金30万円で一日の利益が1万円程度(これでも日利約3%程度と十分利益率は高い)ですが、Titaniaはマイクロ口座で証拠金10万円の運用にて一日の利益が2万〜3万円程度と、日利20%以上を狙える驚異的な利率を叩き出すことが可能です。バックテスト上ではありますが最高月利で月利800%(原資が8倍)以上になったこともあるほどの優秀なEAです。
マイクロ口座を使うことで最低資金1万円程度からの運用が可能で、一日2〜3千円の利益というのはとても現実的でもあり、魅力的な金額でしょう。
が、同時に非常に高リスクなEAでもありますので、運用については細心の注意も必要になります。
Titaniaは「放置していたらいつの間にか莫大な利益が出ている」というタイプのEAであると同時に、「放置していたら資金がなくなっていた」ということも十分に考えられるので、まずはそこをご理解のうえお使いいただければと存じます。
Titaniaで負けない運用をするコツ
運用資金は2-3回分用意する
Titaniaに限らず、他のナンピンマーチン型でも言えることですが、ナンピンマーチン型のEAは資金さえあれば確実にその都度利益を出せる反面、含み損が資金を上回ると破綻するという前提をよく理解したうえで動かす必要があります。
ナンピンマーチン型EAはどこかで損切りを入れないと逆行の際に生じた追加のポジションにて指数関数的に含み損が増大してしまい、原資はおろか利益ごと口座残高が0になるという危険があります。海外EAブローカー(XMやHFMなど)ではゼロカットシステムという仕組みがあり入金した原資以上の損失は出ませんが、元本保証はないため資金が尽きればそこで復帰は不可能です。
なるべく資金は多めに用意し、例えば10万円の原資があるのならば、3万円、5万円などに分けて2-3回破綻があっても続けられるよう資産の管理をしての運用が必要です。そして、原資回収を最優先にし、そこから少しずつ利益を積み上げていくことを強くおすすめいたします。焦りは禁物です。長い時間をかけて着実に利益を増やしていきましょう。
まずは「一発退場」だけはなさらないよう気をつけてください。
利益は適宜別口座へ移動しましょう
Titaniaは利益率が非常に高い反面、ナンピンマーチン型の最大の難点でもある含み損が急激に増加するEAです。全損して再起不能に陥らないために、一日の利益は適宜別口座などに移動することを徹底し、運用口座には証拠金以上の金額を残さないようにしましょう。
Titaniaは設定上複利運用も可能ではありますが、こういうナンピンマーチン型は破綻の危険が常に伴うため単利での運用をおすすめいたします(複利設定は原資回収済みで、かつ、ある程度のリスクを負える方や、更に大きく利益を狙いたい方向けの上級者設定となります)。
損切りを活用しましょう
ナンピンマーチン型のEAは多くポジションを取って戻したときほど利益が上がる傾向があるためTitaniaもその利点を最大限に活用して利益を上積みしていくタイプのEAです。が、前述の通りポジションが積まれていくに従い含み損も急激に増加してしまうため、ある程度で見切りをつけないと資金を全部持っていかれてしまう危険性が常に隣り合わせとして存在します。
こういうナンピンマーチン型のEAに慣れている方はおわかりになるでしょうが、ポジションが増えれば増えるほど戻せば大きく利益になるため積まれるのを待っているうちに一方通行相場になり気づけば全損のロスカットという経験もあるかと思います。
それを回避するために、損切り額をあらかじめ設定しておくのがおすすめです。
Titaniaの設定画面から「決済設定」の項目にある「損切(円)」の項目に金額を設定してください。
目安としては投入資金の50%〜65%くらい。例えば10万円の証拠金で運用するなら損切り額を5万円〜6万5千円くらいで設定するとそこで全決済が行われます。一気に5万とか6万とかの金額を失うことは心理的にきつい部分もあるかもしれませんが、全損で10万円をすべて持っていかれるより、ある程度の損切りを許容して生き残ることを最優先に考えてください。Titaniaは収益率が非常に高いEAですので、もしここで50%〜65%の損切りをしたとしても資金さえ残っていれば、数日で損失分を取り返すことが可能です。
分割しておいた原資がそこで損切り分の追加資金になります。
含み損が大きくなった場合に追証(資金を追加)をして耐えようとすることは絶対にやめてください。おそらく焼け石に水状態で貴重な原資が無駄になるだけです。
また相場の勢いによっては、損切りされた直後にまたポジションを取ってしまい、そのまま勢いで連続ロスカットという危険もありますので、「停止時間」も併せて設定されることをおすすめいたします。30分〜60分もすれば相場の動きも落ち着くことが多いです。
Titaniaにはパーセンテージでの設定と実際の金額での設定のどちらも可能です。ご自身の使い方に合わせてどちらかを設定してください。
Titaniaではデフォルトの設定ではナンピン幅(Pips)は「8.0」になっていますが、これはGOLDで80セントの逆行に対してにポジションが入っていくという意味です。ポジションを取ったあとに数ドル程度の逆行はよく起こりますし、むしろ2-3ポジションで利確をしてしまうと大した収益は出ません。7-8ポジション程度入ったあとに戻せて利確できればそれだけでも日利数%の利益になります。しかし、それ以上のポジション数が入った場合、含み損が加速度的に上昇していきます。Titaniaでは利益の乗る最後のポジションから2ドル程度戻すことができればプラス、3ドル程度の戻りで利確できますが、相場の流れによっては勢いが強くその戻りも期待できない場合も存在します。
これはある程度裁量の知識や経験も必要になりますが、上位足の流れを見つつ逆のポジション(例えば4時間足と15分足で上向きでTitaniaがショートポジションを積んでいるなど)を積んでしまっているなどで相場の勢いが強いなど戻りが期待できない場合や、ギリギリで動きが鈍く揉んでいる場合は含み損が少ないうちに思い切って決済ボタンを押して損切りしてしまうというのも一つの方法です。入り直すことで大きく損切りされることも減ると思われます。
最初のポジションのエントリが数ドルの違いで明暗を分けることもあります。
あらかじめ稼働時間や、利益を決めてしまう運用もあり
Titaniaには、稼働時間の設定や一日の利益額を決めてそこでEAの稼働を停止する機能があります。
時間設定は通常のEAでもよくあるタイプですが、ボラティリティの大きなNY時間の稼働は控えるとか、雇用統計やFOMC、CPIといった重大指標があるとか、ある程度危険な時間帯がわかっているのであればその時間のEA稼働を一時的に停止する機能というのがTitaniaにも備わっています。
設定はMT4時間(東京時間の−6時間(夏時間で))となりますが、これを設定することでEAの稼働時間のコントロールが可能です。
上記の通りTitaniaは少しの戻りで利確できてしまうのもあり、案外24時間のフル稼働ができてしまうこともありますが、この記事を執筆している2024年7月の段階ではアメリカ大統領選、ウクライナ情勢、中国経済の問題、アメリカの金融問題、日本の超円安状況などもあり、特にNY時間〜東京時間午前中が非常に荒れやすい相場が続いており、できれば東京時間の午後〜ロンドンタイムまでの日本時間で12時〜19時(MT4時間で6時〜13時)くらいまでの時短運用が比較的安全です。もちろん稼働時間が短くなる分利益は減りますし、この時間だから損切は発生しないということもありませんのでそのあたりはご自身の判断でお願いいたします。
またボラティリティの少ない時間(東京時間)などは倍率を変えて利益大きくし、NY時間など危険度が高い時間はナンピン幅を広げて耐え幅をもたせるといった運用も可能ですので、ご自身でカスタマイズしていただくこともこのEAを使いこなす秘訣でもあります(時間帯での倍率設定変更は上級者向け)。
また「当日利益停止設定(当日EA停止)」を設定すると設定金額まで利益を出したらEAが自動的にその後のエントリーを停止します。例えば一日1万円の利益を出したらEAが停まるように設定すれば、例えば東京時間〜ロンドン時間で利益を出したあと危険なNY時間で全損してしまった、といったリスクを取らずに着実な利益を出して夜はゆっくり眠る、という事もできます。
時間設定とともに使いこなしていただければと思います。
まとめ
Titaniaは資金管理を徹底することで、大きく利益を出すことができるEAです。まずは一撃退場を回避し、無理せず焦らず原資回収を最優先して、そこから利益を積み上げるような運用を心がけてください。
初めは資金を2、3分割して運用開始する
原資回収を最優先
出た利益は都度別口座へ移動する
50%程度の含み損が出たら思い切って損切りをする
変な位置でポジションを取ってしまったら含み損が少ないうちに入り直す
時間設定をする。NY時間は避ける
利益を限定してEAを停める
原資回収を達成してある程度慣れてきたらロットを上げてみる、稼働時間を伸ばすなど、資産を増やすことに専念してみてください。初めから欲張ると絶対に退場となります。投資はその名のごとく「資を投げること」でリスクを取り利潤を求めることです。投資なので毎回必ずプラスになるわけではなく、大きなリターンを狙うのならある程度の相応の含み損やドローダウン期間に耐えるメンタルは最低限必要ということを十分に理解し、一喜一憂せずにいきましょう。
このようにTitaniaをうまく運用して2-3ヶ月も経てば、おそらく元本は5倍以上になっているはずです。まずは資産を守ることを心がけて運用を行ってください。
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