安部元総理の死を悼んで 半旗を掲げた国
アメリカ、インド、ブラジル、ドイツ、カナダ、メキシコ 、さらに全英オープン等
日本でも献花台を訪れる人が絶えません。世の多くの人に愛されていたのだと思います。
政治家として、もちろん功罪はあったでしょうが、愛される人であったのは間違いないと思います。
ヘブニーズチャンネルという動画で 世界各地からのの安部総理に対する評価が流されていました。一部ご紹介したいと思います。(抜粋です)
ブラジルのモルソワナ大統領は
聡明で偉大なリーダーだと 語っています。
「聡明なリーダーが暗殺された」「知的で愛想もよく懸命で愛国心があり…」「我々の記憶にある偉大な男は 日本国内の戦いではなく 世界を相手に勇敢に戦った人物だった だからブラジルよ、今 喪に服せ」
ゴードン チャン氏へのインタビューでは
民主主義の防衛に欠かせない巨人であったと評価
安部元首相なきあとの日本の安全保障に懸念を示しています
「安部氏は強いリーダーでした。今世紀にハイッテカラ安部元首相は 東アジアの自由な社会と北米が連携すべきと提案書しましたが、ワシントンは中国と関わることを望みそれを拒否しました。20年前に彼のこの考えを拒否していなければ 私たちは 今日、より安全な世界を生きていたことでしょう。彼は民主主義の防衛に欠かせない人物でした。私たちは巨人を失ったのです」
「安部元首相がインド太平洋地域に残した持続的なインパクトはクアッドです。インド 、オーストラリア、米国、日本の安全保障上の取り組みです。4カ国はもっと緊密に連携し 安全保障同盟として機能する必要があります。しかし、それは安部氏であることが重要でした」
「私は中国が絶えず日本を不安定化しようとすることを知っているので今後を懸念しています。そして それをさらに強めようとしているのだと思います。暗殺の直後 中東の至るところで中国に有利になるようなソーシャルメディア上の投稿が見られました。これは中国の悪意とこの恐ろしい行為のすぐ後に安部元首相を追及しようとする姿勢を示すもので 本当に危険なことです。
日本では どうでしょうか。政治家の評価は死後 歴史の重みを経て決まるものだと思いますが、日本国内では目にしない視点でした。
安部総理の魂の兄弟の1人に大伴家持という方がおられたと聞いています。
海行かば 水漬みづく屍かばね
山行かば 草くさ生むす屍
大君おほきみの 辺へにこそ死なめ
かへりみはせじ
海行かば 水漬く屍
山行かば 草生す屍
大君の 辺にこそ死なめ
長閑のどには死なじ
この歌が 大伴家持の歌です。
岸信介総理の孫として生まれた安部氏は 日本を愛する心を魂の奥に秘めている方だったのでしょう。
人間は 国境を越えて生まれ変わることがありますし、肉体的な先祖から受け継ぐ文化的遺伝以外に 魂のルーツもあります。
一部から 売国的な政策を進めた等といった判もありますし、安部総理一強の自公政権の下で 日本がどんどん貧しくなり、弱体化したことも事実だと思います。
けれども、「功罪」の功の部分が 世界に評価されていたことをも もっと知っておきたいものです。