この世の中はすべてを浄化きれいにするようなことはできない(泥中の花の説法)
この世の中はすべてを浄化きれいにするようなことはできない。
しかし、その泥の中でも蓮の花が咲くようにあなた方も一輪の花を咲かせない
それが あなたの環境の中における悟りなんだということですね。
その環境自体を変えることはできない。
あなたががあじわったその過去の不幸
それ自体を全部帳消しすることはできない。
しかしながら、同じ環境の中にあっても
全員が全員ですね、不幸な環境に生まれたから不幸な最後までいかなきゃいけないというわけじゃないでしょうと。
その中であなた方は 心を磨いて、自分の道を求めて、一輪の花を咲かすことはできるんじゃないですかと。
そういうことを(仏陀)は説いたわけですね。
それはどの人にも可能なはずですよと
その意味での悟りはあり得る
「あなたの境遇、境涯、環境の中において一輪の花を咲かせる」という悟りはあり得る。
客観的な条件が全部そろえば幸福って こんなことはないです。
人が羨むような環境に生まれて、すべての条件を持っているような人でやはり心は虚しく暗い人はたくさんいる。
しかし、ささやかな環境の中でも光輝いている人はたくさんいる。
仏教的にはその光輝きを目指し取ることが大事なんだと。
だから、あなた方は
「周りの環境やあるいは自分自身の今までの生き方や 今の心を見れば泥沼かもしれない。
けれど、そこからささやかでもいいから悟りの花を咲かせない」
ということですね。
「自分なりの一輪の花を咲かす」
ということが
「人生は一冊の問題集である」
という言葉に対する 答えでもある
ということですね
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本箱を整理していて出てきた古いノートを捨てようとしてなかを開いてみると
過去書き留めた仏の教えが出てきました。
本棚は本でいっぱいになり 本やノート類を処分しなければなりませんが なかなか捨てか たいものがあります。
備忘のため書き写して おきました。
大川先生の書籍は 3000冊を越えますが
その中で自分にとって必要な教えを
書き留めていました。
数多くの教えが説かれたのは
人によって 抱えている人生の問題集が
違うからです。
私の問題解決に繋がった教えが
他の方に当てはまることはないかもしれません。
ただ 1000年2000年経ても 変わらぬ
心の法則があります。
それを学び 自分のものとして咀嚼して
心の宝物にしたいと思っています。