宗教を抹殺した国とアメリカワシントンの共通する価値観を鋭く突く対談ー日本に漢はいないのか
伊藤貫さんとジェイソンモーガンさんの対談はとても勉強になります。
ジェイソンモーガンさんは敬虔なカトリック信者の方です。
伊藤貫さんは日本核武装論を唱えたということで中国からは危険人物とされているようで、中国を訪れたら拘束されてしまいますねと話されています。
中国 北朝鮮、ロシアという 核保有国に囲まれた日本を自国が核攻撃を受ける危険性を冒してまでアメリカが防衛するということは常識的に考えてあり得ないので 最低限抑止力としての核武装は日本は必要な状況になっていると思います。
立憲民主党の原口議員などは日本国内の国民に対する思いやりはあっても、彼が主張されている「非核の傘」という考えは どうも理想論のように思えてなりません。
宗教政党である幸福実現党よりも 原口議員は理想主義のようです。
それはさておき、
アメリカのドルを刷るFRBはただの
グローバリストだとモーガンさんは言い切っています。
そして
中国もまた グローバリストの国であること。
日本に核抑止力を持たせないアメリカの欺瞞
通常兵器を何兆円も出して買っても
核恫喝されれば 動けない日本
バイデン政権下から
たとえトランプに政権が変わったとしても
アメリカは中国とは戦わないだろうというのが伊藤貫さんの見立てです。
ただ トランプの場合は日本には核抑止力としての核保有は容認するだろうが、 アメリカの民主党政権や国務省は日本がどれだけ危険にさらされようとも、日本に核を持たせないだろうというのです。
①アメリカは核保有の中国と戦争をしたくない
②アメリカは台湾を護るといった姿勢を見せておくのは 台湾が中国の手に落ちると、
韓国、日本は海上輸送ルートを失う
③アメリカが台湾を護らないと知られると日本も自国で核武装を考えるだろうから、曖昧な言葉でアメリカは台湾を護ると思わせておきたい。
④アメリカは日本には核武装をさせたくない
このように伊藤貫さんは考えておられます。
アメリカは核を持つ国とは戦わない、核を持たない日本は核恫喝をされたときには屈服せざるを得ないという現実を日本の保守系マスコミも保守系政治家も言わない
日本の「保守」とされる方々の
自己欺瞞ですね。
見たくないものは見ないようにしている。
ウクライナの戦死者に弔意と哀悼を捧げる日本の総理は日本のために戦った英霊を祀る靖国神社には参拝しない
このおかしさをアメリカ人でカトリック教徒のジェイソン・モーガンさんが
「靖国神社神社に行かない日本の総理 は何なのよ。
外国の戦死者は弔うのに
日本の戦死者は一切無視で……」
と指摘されているのです。
日本の政治家は日本人のために働いていない
今の日本のリーダーは、アメリカに言われるままに動き 個人の利益のあるところに動き、力のあるものに従うだけになっているように見えますね。
日本は第二次世界大戦の戦争についてアメリカや中国の宣伝している 「日本の戦いは
侵略だった」 という教育を長年受けてきて、当事日本を護るために戦った人たちの思いや心、無念さや哀しみを忘れています。
価値観外交でいえばワシントンと北京政府が同じ価値観を共有している
これが ジェイソンモーガン氏の指摘です。
中共と
①同じニヒリスト
②同じ唯物論者
③同じ無神論者
ばかりでの(ワシントン)が
日本を護るわけがないというのがジェイソンモーガンさんの考えです。
キリスト教国と思われていたアメリカの政治の中枢も もはや唯物論的価値観に染まった現代のバアル信仰ともいえる世界になっているのは LGBT法案を日本政府に押し付ける姿勢からも明らかだと思えます。
なぜ 宗教や哲学が必要であるか
という点について伊藤貫さんは次のように語られています。
目先の利益 目先の生命よりも大切な
ことがあるということは
宗教や哲学からしか出てこない。
社会科学からは出てこないのです。
幸福実現党立党の頃の街頭演説が残っていました。
核武装の議論すらできないのはおかしいと訴えているのですがとんでもない極右のように バッシングを受けることも多くありました。
日本を護りたいという気持ちで熱くなった当事の情熱は あまり無くなったと思っていました。
でも、伊藤貫さんとジェイソン・モーガンさんの対談を聞いていると
私のなかに微か埋み火のように残っているものに風を送られたような気持ちになります。
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