心と病気

食事や 薬が 病気を引き起こしてしまうことは
確かにあることはあると思っています。

けれども
色心不二という言葉があるように……

【色心不二(しきしんふに)】
仏教には「色心不二」という言葉があります。「色(肉体)と心(心)は不二である。肉体と心は二つに分けることができず、両者は相互に影響を及ぼし合っている」ということですが、現実問題として、それが事実なのです。
『永遠の生命の世界』 P.158より
収録書籍

外からくる 物質的なもののみが 病を引き起こしているわけではないようです。



ウィルスや細菌で 病気が引き起こされることもありますが

同じ食事をし 同じ水を飲み 同じ空気を吸い
同じ仕事をしても

片方は病に倒れて 片方は元気であることもあります。

がん治療に関しても 標準治療で治っている人もいれば 代替医療で元気になった人もいる。

プラセボで 治る人もいる。

これは何を意味しているのだろうかと
考えたことがあります。

病気になる前は  この2009年の説法を聴いていても それはただの情報としては頭に入ったものの 心の奥には届いていなかったように思います。

今 コロナウィルスを恐れて

世界で多くの人が ワクチンを打ちました。

日本では それは今も続いています。

そして ワクチンによる 健康の被害も
数多く出てきました。

大多数の医師が その被害に目を瞑るなか
なんとか苦しむ患者を助けたいと尽力されている医師の方もいます。

生命や健康を護ると信じていたものが
逆に 生命を奪い 健康を奪うことがあるのだと
薬害の歴史から 学んだはずなのに
それは 記憶から消えてしまっていたのです。

善が悪となり 悪が善となることがあります。


シベリアに抑留されていた男性の話を介護職をしていた妹から聞いたことがあります。

仲間が次々命を落としていくなか その男性は はらを括って こうなったらロシア語を覚えてやろうと 前向きに考えて日々を送られたそうです。

同じ条件下で 帰還できた者と そうでなかった者の違いは何だったのか

そういう過酷な環境のなかでも
希望を失わないでいたこと
一日一生の気持ちで 毎日を生き抜いたこと
心のなかの力を使ったことでしょうか。

外からくるものが 悪いものであったとしても
それに抗うことは 大切ですが

ときには

私たち人間が持つ 

潜在的な力

心の力が

悪しきものを はね返していくこと

健康を取り戻す心の力が

あることを信じていこうと思うのです。


憎しみや怖れ 怒りという 感情を手放して…

この世界に 確かに存在しているけれど
目に見えない愛の力を 信じてみたいと
思うのです。

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