この国を護りたいー日本を守るためにも 世界の現実を知ること、 日本人の常識ではあり得ないことも世界には存在する。
日本を護りたい…この気持ちは石濱さんと同じ思いです。
情報戦になると素直な日本人は 騙されやすい。国と国との間には陰謀が渦巻いているのに、「陰謀論」でしょ と 思考の対象から外してしまい何も考えなくなるのは危険です。
マスコミの流す情報が正しく ネット情報が間違っている
或いは
マスコミはすべて嘘を言っていて ネットでしか正しい情報は 入らないと思い込んでしまう。
この二分法も
よく考えると 同じ 思考のパターンですよね。どちらも 判断を誤りかねません。
この動画 も 鵜呑みにしないで まず考えてください とお二人とも言っています。
知らない情報に関しては、複数の意見を聞いて見ないとわかりませんよね。
及川さんの問題意識の基軸が2つあるそうです。
アメリカの対ロシア政策
アメリカの対ドイツ政策
ロシアとドイツに対してアメリカが 画策していることは何か。
ウクライナの国民がロシアからの攻撃を受けて可哀想という情緒的反応で 日本人の多くは見ています。
それだと、ロシアとウクライナの問題は理解できない。
その奥にあるものを ソ連解体の時代からインテリジェンスの目を持った人からは どう見えるのかということを この動画から学びました。
最終的には アメリカの(ある一定の層)がロシアを解体し ロシアの資源を奪おうという動きがあったのではないかと というのが及川さんの見解です。
「ロシアとヨーロッパは仲が悪くはない。ね。仲が悪いのはロシアとイギリスであって …ロシアの天然ガスにヨーロッパは依存しているし、 ロシアとドイツがノルドストリームの2号まで開通し、ある意味での安全保障同盟のように、仲良くなったらNATOは要らなくなる。それは アメリカにとっては困るんですよね。
日本と同じ 米軍基地があるわけですがNATOが要らなくなると 高い軍需品も売れなくなる…」
共和党 民主党関係なくブッシュ政権の時から ロシアとドイツを繋ぐパイプライン、ノルドストリーム2阻止の動きがあり
ブッシュ大統領がビクトリア ヌーランドを抜擢しました。
2014年ウクライナで起きマイダン革命の時には アメリカの国務省、ネオコンと言われるような人たちや、ビクトリアトア・ヌードランドが活発にウクライナの親米政権樹立に向け動いていた。
オバマ政権のときは さらに出世
トランプ政権でクビになったヌーランドはバイデン政権で返り咲き さらに高い国務次官という地位についた。
目から鱗だったのは
ナチス というのは 第二次大戦時のドイツの政党のことだと思っていたら
ナチスはヨーロッパじゅうにいますよ
ナチスには気をつけて
と及川さんが イギリス、ヨーロッパで仕事をしていた時に忠告されたということ。
ナチス というのは どう定義するのかが分かりませんでしたが、及川さんの話の文脈からはからは 自分達を優秀民族とし 他の民族を劣った民族だとする、人種差別主義のようです。ウクライナのナチスは ロシア人も劣性民族のように見ていて いて そのナチスをアメリカが利用したというように言われています。
2014年マイダン革命後に親米政権が発足したとき このナチスをウクライナの正規軍や警察組織の中に入れた。
このナチスが、ロシア系住民を迫害 殺戮していたというのです。
日本では、大手メディアからは出てこない情報でしたし、ロシア側の主張がたまに出ても ロシアのプロパガンダと一蹴する声が多数だったと思います。
(最近TBSがロシアとルガンスク、ドネツク等の4州をロシア領とした際のプーチン演説を報道ステーションしましたが…)