核武装を巡る議論 宗教の理想とリアルな政治の間で

2016年までの北朝鮮による核実験とミサイルの推移です。

          2016年発刊された世界を導く日本の正義より 




「世界を導く日本の正義」は
2016年当時の 北朝鮮からのミサイルや核実験直後での説法です。

国際政治の現状に関しての法話も大川隆法総裁は数多くされています。

2016年 ヒラリー・クリントンに勝利して大統領となったトランプの政権下
トランプは金正恩と直接対話をしました。
 北朝鮮は その後軟化したように一時見えていましたが、アメリカがバイデン大統領になってからは、再びミサイルが数多く日本海に向けて発射されるようになってしまいました。

バイデンのアメリカで 世界はより戦争の危機は高まっていると言えます。

現実を見る限り 明らかにトランプ大統領の方が世界を平和に貢献していたでしょう。

穏和に見えたバイテンは 世界に紛争と争いをばらまいています。
アメリカの主要メディア追随の日本のメディアは
保守の新聞と考えられていた産経新聞も
 トランプをこき下ろし
 ロシアウクライナの問題も 方向が違うのではないかという報道が占めています。

北朝鮮、中国、ロシアまで 岸田政権はバイデンの駒になって敵に廻してしまいましたが、国防の観点から 日本人をさらに危険な道に引き入れたとしか思えません。

何万人もの人が一度に命を落とす核兵器は使わさせてはなりません。
地上の生命を、を失うだけでなく、 死後も苦しみ成仏できない魂を救いきれないのです。

大川隆法総裁は、 憲法9条だけでなく国民の幸福追求権を問題にしています。

「北朝鮮が、核実験をしたり、ミサイルの発射実験をしたりするのは、いつものことだから、こんなことは、もう、どうでもよい」という見方もあろうと思うのですが、慣れてしまってはいけません。これは重大なことなのです。
これは「憲法9条」だけの問題ではありません、「憲法13条」における、「国民の幸福追求権」ともかかわることです。
曽ての広島の人たちや、かつての長崎の人たちのように「ある日突然、ミサイルないし核爆弾が落ちてきて、一千万単位の人がこの日本にからいなくなる」ということになったら、宗教にとっては大変なことです。私が供養しても間に合いません。とてもではないけれども、数が多すぎますもこちらも何か゛新兵器゛を開発しない限り、゛成仏不能゛です。(供養するには)十万人ぐらいでも、けっこう大変なのです。こういう死に方をした場合、何十年たっても、そう簡単には成仏しないので、数百万人、数千万人となってきたら、それどころではありません。これは 黙って見ていていいことではないのです。何らかの対抗措置を取らねばならないわけです。

宗教家としての立場と 現実の政治との間にはやはり厳しいものがあると思うのですが、
あえて ここまで おっしゃいました。

「思想戦 ・言論線」「外交戦」の次に第三段階として、私たちが考えなくてはいけないのは、「日本の国防そのものを、どのようにするか」という問題です。これについては、私も実はずいぶん悩みました。
宗教家としては、もはや世界に争いの種を増やしたくありませんし、「できれば戦争
がない方向に持っていきたい。軍備などをできるだけ縮小していく方向に行くのが本来の筋だ」とは思っています。
 しかし、「リアルポリティクス(現実政治)」を見る限りをそのように単純なものではないことも事実です。


平和、平和  とお題目を唱えても 現在の世界情勢を見る限り 現実の政治は 反対の方向に動いています。

軍事的な問題にまで斬り込んで話をする宗教は、今、非常に珍しいでしょうし、日本の大多数の宗教に属する人たちにとっては、
理解できない問題が数多くあるだろうと思っています。


これは 2016年時の説法です。
その頃にも 本当に日本の国防体制が いかに心もとないものであるかを説かれているのですが、゛平和゛に慣れてしまった頭には どうもその危機感は届かなかったようです。

今回(2016年2月7日 )パトリオットミサイル(PAC3)が石垣島と宮古島に配備され、東京の市ヶ谷にも配備されましたが、テレビのレポーターたちが誰も言えなかった言葉がありました。
それは、「破壊措置命令が出ているにもかかわらす、撃ち落とせなかった」ということです。さすがに、そのへんについては言論統制したようです。パトリオットミサイルの射程距離は20キロメートールから30キロメートルぐらいです。しかし、今回の北朝鮮のミサイルは何千キロも飛んでいますし、高度も五百キロメートルぐらいまで上がりました。
つまり、パトリオットミサイルを発射したところで、まったく届かないため、撃つことはできなかったのです。


日本の核装備に関する話を、霊言集では出していましたが、私自身の意見としては今まで一度も述べてはいませんでした。しかし今、私は、「これ(核装備)を、正当防衛の範囲内で準備しないと、もう間に合わないところに来ている」と考えています。

このことを、安倍総理は、おそらくで国会で言えないでしょう。だから、私が代わりに謂います。 
 核装備をし、正当防衛的に国が護れるような準備をしないと、場合によっては千万人単位で人が殺される可能性がありますし、そういう脅迫に屈し、戦わずして植民地になる危険性もあるのです。
核兵器は、他国を侵略したり、人を殺したりするためにだけあるのではありません。日本に二つの原爆が落とされましたが、
それ以降の歴史において核兵器は使われていません。核兵器の最大の効能は「他の核兵器保有国に核兵器を使わせない」ということです。これが最大の効能なのです。

これ(日本の核装備)を言うと、幸福実現党の票を減らす可能性は非常に高いので、
本当に辛いのです。これを言うと票が減りやすいので、とてもつらいわけです。

幸福実現党にとっては、まだまだ、厳しい時期が続くかもしれませんが、やはり、政府がきっちりと国民を護れる体制をつくってほしいと思います。

  ここで、はっきり言われたのは、アメリカから購入したミサイルでは 2016年当時 北朝鮮のミサイルは撃ち落とすことはできなかったということでした。

10/6付 産経新聞では 前倒しでトマホークが納入されるという記事が出ていましたが 北朝鮮はすでに極超音速ミサイルの技術も持っているのですよ。😔

現実を見ろ  という話ですね。

これは 7年も前の説法です。
悲しい政治としての現実です。

宗教家として
核兵器に関しては1993年12月の説法
ネオジャパニーズドリームのなかでこのような お言葉があります。


天変地異は
現在、核兵器を保有している国、
および保有しようとする国に、
集中的に起きるであろう。
しかし、まだ起きていないうちは、
人類の運命の選択は可能である。


不幸が、人類を襲う前に

わが心を伝えよ。

「憎しみを捨てよ」

「助け合うことだ」

「信じ合うことだ」

人類は、今、

なすべきことがないなら、


愛と祈りによって

地球の平和を望むべきである。

そうしなくてはならない。
人類は転生輪廻の思想によって、
民族の枠を越えることができる。

いや、越えなくてはならない。

新しいこの地球的仏法真理によって、宗教の違いを越えなくてはならない。

アトランティスの二の舞だけは、二度と演じてはなるまい。


1993年の説法より 23年経た2016年には
日本の核武装にもついても 触れなければならないほどに  なっていたのです。

世界中に教えが 広まらずに
人類の心が この世だけの生存や
この世だけの富や安寧を追い求め
信仰心を失っていくときは
文明の 終わりもまた近づいていきます。

地球は ただの物質ではなくて
地球もまた生命としてして
意識をもっているがゆえに
核兵器を 人類が使い
 破壊的な想念が拡がることを
嫌います。

天変地異は 地球の浄化作用として
起きてくるのです。

(気象兵器や 地震兵器 といったものも あるようですが…)

神の子として 本当は 霊的な世界の目から見れば 繋がっているにもかかわらず
肉体に宿ると それは見えなくなってしまいます。

憎しみを捨てよ
愛を取れ

という言葉の  本当の意味は

あなたが憎んだり 敵対している人も
あなたと同じ生命体の一部であり
あなたと繋がっている存在なのだよ

と いうことなのでしょう。

2017年8月 

『人類の選択』の説法のなかで

あなたがたは、今後、宗教を理由にして国際戦争をしてはいけない

あなたがたは、無神論か有神論かということで、
宗教を信じるか信じないかによって、戦争をを起こしてはならない。
金正恩よ、神を信ぜよ
核兵器を捨て、ミサイルを捨てよ。
習近平よ、神を認めよ。
神の下の自由と民主主義を認めよ。
それが、地球神の言葉である。

また、イスラム教国よ、
あなたがたは一神教を名乗っているが
神の声が聞こえているか。
聞くなら、私の言葉を聞きなさい。
そうすれば、イスラム教徒ヨーロの人々が
移民を契機として、テロ合戦をすることはなくなるでしょう。
私は、そんなことを勧めてはいない。
一般の民間人が、自動車に乗って、爆弾と共に
他の民間人に突っ込むことなど、
許していない。
母や子がダイナマイトを巻いて、大勢のなかで自爆テロを起こし、何万人もの人を恐怖に陥れることを、認めていない。

あなたがたに言う。
真の神の言葉を知って、
人類は、その違いを乗り越えて
融和し、協調し、進化し、発展していくべきである。
これが地球神エル・カンターレの言葉である。
二度と忘れることなかれ。
あなたがたの心に刻むのだ。

人類は一つである。
地上的な争いを乗り越える神なる存在を信じ、
その下に、
自由と民主主義を掲げる世界を、これから続けていくことを選び取るのだ。


この『人類の選択』は、大川隆法東京ドーム講演集に収録されています。


1991年7月から2017年8月までの
東京ドームでの説法は
時事的テーマを扱っているので
どうしてもその時代的限界をかんじるものであると 2020年 本初の刊行に際して 前書きで 大川隆法総裁は語られています。

そのなかで 普遍的なものを感じ取っていただければと思うのです。

地球の人類として 一つにならなければ
各地で紛争や戦争が起きることも
同時にそれは 全体主義的な 支配体制ではないことも  教えを深く読み取っていただければと思います。






















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