世界を導く日本の正義…2016年時点の時事問題 宗教の理想と国際政治の現実

今回 書くのは少し躊躇いもありました。

プーチンの インタビューに 触発されたものが 私のなかにあるのだと思います。
この世の中に生きていると 相反する価値観の矛盾に 悩むことがあります。

その時に どう考えるべきなのか。
いつも 心をよぎる問題です。


この 書籍の発刊は 2016年

2回の講演が収められています。
帯タイトルにあるように 
今から8年前に 

「抑止力としての核武装の必要性」

を大川隆法総裁は説かれています。


 

しかし、これは 初期 宗教家として立たれた際に 核保有国には大陸陥没等の天変地異が集中的起きるであろうから  核を捨てよと 説法された内容とは 矛盾するものです。

1993年12月23日 東京ドームでの説法
ネオジャパニーズドリームの言霊は
まさに 地球神としての言葉でした。


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私たちは、この地球の上で生命を持っているが、地球というものは、単なる土の塊ではない。地球には、手も足も、目も鼻もないように見えるが、この丸い球体のなかに命が宿っている。地球そのものが生きているのだ。生きている地球の上で、髪が生えるように植物が生え、その生命から、地球の動物たちも生まれてきている。人間もまた。そのなかの一つである。50数億の(説法当時)全世界に広がっている人間が、その地球自体を、自身を、破壊する方向に動いていたら、あなた自身がもし地球だったらどうする。
 それを許しておくか。放置しておくか。

世界各地に核兵器がある。

この核兵器は、地球を何度も何十度も破壊するだけの力を持っている。地球から生まれた生命が、母なる地球自体を破壊することができる力を持っている。
 これに対して、神のすることは何であると、あなたがたは思うか。
まずは警告である。

あなたがたは、間違った生き方をしている。
悔い改めよ。
20世紀の人類は驕っている。
その繁栄のために、驕りに至っている。
悔い改めて、神の前に謙虚に生きなさい。
人を愛しなさいと教えたはずだ。
なぜ、奪うことばかり考える。
互いに愛し合え。


また、仏法真理というものを知って生きていけ。
霊界世界は必ずある。
そこから、人は生まれ変わって、生きているのだ。
なのに、なぜこの世だけに目的を求める。
そして、さまざまな地に転生輪廻している仲間でもあるにもかかわらず、
どうして民族主義の枠を越えることができないのか。……………………………… 

天変地異は、
現在、核兵器を保有している国、および保有しようとする国に 集中的に起きるであろう。
しかし、まだ起きていないうちは、人類の運命の変更は可能である。
不幸が人類を襲う前に、わが言葉を伝えよ。

「憎しみを捨てよ」
「助け合うことだ」
「信じ合うことだ」


人類は、今、なすべきことがないなら、
愛と祈りによって、地球の平和を望むべきである。
そうしなくてはならない。
人類は、転生輪廻の思想によって、民族の枠を越えることができる。
いや、越えなくてはならない。


新しいこの地球的仏法真理によって、宗教の違いを越えなくてはならない。
アトランティスの二の舞だけは、二度と演じてはなるまい。

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このように 核兵器を保有することを戒めておられます。


ただ 2016年時点も それから8年経た 2024年においてすら

1993年に発された地球神の言葉は世界に届いていないのです。


私たちの生き方が間違っているーと神の心を尋ね省みる人々が 今の日本や 社会にどれ程いるでしょう。

日本自体が 憲法9条という信仰や 政教分離が何より正しいものだという考え方から抜け出すこともできないままに、北朝鮮の核ミサイルの危機にさらされ、中国からの尖閣諸島侵犯をゆるしてしまっている状況です。

その時に

「抑止力としての核武装の必要性」

を説かれたのです。

ここに 政治思想家としての大川隆法総裁のリアリズムと 宗教家として説かれる教えの違いがあります。


幸福実現党も 宗教としての理想だけを語っていた方が 、票は集めやすかったでしょうし、
母胎となる宗教法人 幸福の科学としての教えを弘めるには楽は楽なのですのね。

宗教的な精神を持つ人々にとっては 「平和」を説く教えに惹かれますから。
実際、自分が殺される立場にたっても 殺す立場に立つよりはましだと 言う方もいらっしゃいます。


ただ それでは 、暴力的で 侵略することも意に介さない勢力が襲いかかってきたときに
私たち日本人は子供や弱い立場の仲間を護ることは できないのです。


現状を見る限り

2024年の今 、 日本は 日本人の命や安全を護れなくなってきていますね。




まえがき
第1章 世界を導く力
 1 世界は「ターニングポイント」を迎えつつある
 2 水爆で日本人数千万人の命が危ない
 3 日本周辺での「三つの戦争の危機」
 4 日本がなすべき「外交戦」のポイント
 5 日本も「核装備」をしなければ間に合わない
 6 「国防」で日本の景気回復を
 7 「正義とは何か」を勇気を持って言い続ける

第2章 夢を実現する心
 1 浄土真宗と幸福の科学の意外なつながり
 2 浄土真宗の「信仰」における注意点
 3 予想どおり失速した「アベノミクス」
 4 財政赤字をつくり続けてきた自民党政治
 5 国防について正直な議論をすべき
 6 政治家は自らの判断に責任を取るべき
 7 至誠をもって日本の未来を拓く
あとがき

まえがき


言論で世の中を動かすということは、なかなかの難事業である。講演会に来て直接、私の話を聞いて下さる方も、著書を読んで下さる方も、数としては限界があり、世論を変えるためには、ひたすらに、不惜身命で、汗を流し、行動を続けるしかない。
 私は今、この国の正義と、世界の正義とを両方にらみながら、何が正しいのか、何を選びとるべきなのか、どう行動すべきなのかを発信し続けている。
 私心を去り、後世の人々を導く一灯となる。願いはこの一点にあり。
 本初では、かなり言いにくいことも、はっきりと述べている。責任は私一人にある。批判したくば、されるがよい。これが、私の考える、「世界を導く日本の正義」である。
                                       201

あとがき


「ポピュリズム」という言葉がある。現代では、一般大衆の歓心を続けるしか買って票集めをする政治家の言動を意味することが多い。
本書では、危機に立つ国家にあって、預言者
的宗教家の赤心、本心が語られている。
 その内容は、政治と宗教の双方にまたがっている。日本の国体は、神々が創り、その後、天皇制によって祭政一致が続いてきた。現天皇が鎮魂と慰霊に熱心なのをみても、政教分離論は、真実の世界を知らない者の立てたフィクションでありあることがよく分かる。
 神が人々を導く内容にかきねはない。神の教えは、宗教も政治も経済も芸術も、「幸福」の名の下にひとつにまとめられているのである。
                                2016年4月10日 
幸福の科学グループ創始者兼総裁 大川隆法

政治も 宗教も、経済も、芸術も、

人間を幸福にするためのものであらねばならないということですね。

神の願いは 人間を幸福にする事。

現状、人間が幸福になっていないならば そこには何らかの 人間の考え方や行動に誤りがあるということでしょう。

それを 改めるよう 神が 預言者を地上に送られるというのは 旧約聖書を読んでいくと 理解できるのです。

王や 宗教リーダーに対しての 悔い改めの警告が 旧約聖書には 度々出てきます。
それを受け入れなかった結果 国が滅び 国民が奴隷になったという話が 多く見られます。

私たちは、常に何かを選び取り 自分達の運命を作っていくもの。
神の警告を受けとるのも蔑ろにするのも
私たちの判断なのです。

幸福な未来を作る道を 選びとっていけるように 心素直にならなければと思います。

ちなみに ネオジャバニースドリームの説法は
以下の書籍に収録されています。


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