しっかり待とう【歩行者保護】
今日は四輪の卒業検定。MT車の担当だったが、二輪免許を所持している生徒さんが多く、今日はラッキーだと思った(^_^)
しかし、残念なことに1人不合格になってしまった。
原因は【歩行者保護】だ。
横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいたが止まらなかった為、補助ブレーキを踏んだ…。
場面は信号のある交差点で片側二車線道路を検定車が右折。
対向車が接近し、曲がった先の横断歩道には歩行者が渡ろうとしている。
検定車は交差点内で減速したが、行けると思ったのか加速した為
すぐに補助ブレーキを踏んだ。
『歩行者がいますよ!』と伝えると
生徒さんに舌打ちをされる。
その後は順調だったが、合格発表で合否を本人に伝える。
『歩行者が渡ろうとしていたから、あの場面は待たないといけなかったな。』
「バイクだったら行くんだけど!」と反論してくる。
(じゃあ日頃の運転から見直さないとな)と言いたかったが
『まぁ行きたくなるよな。ただ横断歩道にいる歩行者の目の前で止まったら対向車に追突されるよね?やっぱり待たないとさ。あと交差点内は徐行だよね?加速して曲がる場所じゃないからさ』
「あいつ(歩行者)が歩くの遅いのが悪い!俺だったらもっと早く歩く」
『まぁいろんな人がいるからさ、体調悪かったのかもしれないし…。』
『とにかく残念だけど、一時間補習を受けなくちゃいけないから受付に行ってくれるかな?』
「この繁忙期で全然予約取れない中、補習の予約取るの?いつ取れんだよ!」
『ごめん、さすがにそれは受付で相談してもらっていいかな?』
「ホント最悪なんだけど!」
怒りながら帰って行った。
まぁ予定通り進まなかったら機嫌悪くもなるよな。
補習は五千円くらいかかるし…。学生の五千円は大金だもんな(T_T)
でもダメなものはダメだ。
少しでも今後の安全運転に繋がればいいが…。
おそらく運がなかったと思うだけだろう…。
イライラして速度オーバーして帰らないといいが…。
教える仕事は難しいな。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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