カーブの手前では、しっかり減速

今日は二輪教習だった。
一日中雨で、疲労が半端なかった(^^;)
けど、投稿していきます☆

今日の二輪の生徒さんはエンストをしたくないのか
クラッチ→ブレーキの順で操作する生徒さんが多かった。
確かに低速状態ならクラッチ→ブレーキの順で操作しないと
エンストしてしまう。
しかし速度が出ている状態からクラッチを握ると
エンジンブレーキ(アクセルを戻した時に減速する力)が活用できない為
止まるまでの距離が長くなってしまう。
直線は加速をして、カーブ手前で減速するメリハリある運転が大事だが
先にクラッチを握るとしっかり減速ができなくなり
速い速度でカーブを曲がることとなる。
結果膨らんで事故に繋がる…。

結構最近、16歳の女の子が二輪を取りに来た。
説明してもあまり興味がないように感じた。
校舎二階でビデオ撮影している人がいたが、明らかにその子を追って撮っている。おそらくお父さんだ。自分の趣味に娘さんを誘ったのだろう。
そんな娘さんが外周内回りで減速できずに対向車線にはみ出す。

『止まれー!ブレーキ!!』

と叫ぶが対向車が接近、クラクションを鳴らし対向車に知らせるが対向車が新人の為、気づかない(T_T)

終わった、この子死んだわ…。

と正直思ったが紙一重で、かわしてくれた。
安心したのもつかの間、まだ止まらない。次は壁にぶつかる。

『止まれーー!』

…ようやく止まった…。
説教しに行ったが本人は、きょとんとしている。
自分が危ない事をしたのも、クラクション鳴らされた意味も全くわかっていなかった。私はまだこの子が二輪取るのは早いと感じたが、お父さんはどう思うのだろう…。自分の娘がたった今、死にそうになったのを見て…。
退校すると思ったが、無事に卒業していった。
かなり時間はかかったが(^^;)

やはり新人の教養をしっかりしないと事故に繋がると思った。
生徒さんの為にも、新人の為にも、そして自分の為にも…。
理由がどうであれ
全てその時を担当した指導員の責任にされるのだから…。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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