停止線にご用心(初心者~ベテランまで)
今日は四輪の修了検定(^_^)
生徒さんは緊張しているが、我々検定員も違った意味で緊張する。
間違った採点をすると営業停止や最悪逮捕になるからだ。
そんな緊張感の中、ある生徒さんが曖昧な事ばかりしてきて神経がすり減りました…。
それが今日のテーマ『停止線』だ。
ただ線に合わせて止まるだけだが、決まりがあります。
①停止線から2m以内に止まること。
2m以上離れた所で止まると検定員から「停止位置が違います」と言われ減点されます。その後、停止線に合わせて止まってくれればいいですが、ほとんどの生徒さんは意味が分からずそのまま進み、停止線を越え【一時不停止】試験が中止になります。
教習では『停止線から離れているからもう少し進んでね』と注意をしますが検定では助言となるので「停止位置が違います」しか言えません。
ここまで教えてくれる指導員はあまりいませんね。
②停止線を越えない。
止まれの標識のある停止線では【一時不停止】
赤信号の停止線では【信号無視】となり試験は中止になります。
四輪車の場合は車の先端、二輪車の場合は前輪の先端が停止線を越えないように注意してください。
③確実に『止まる』
曖昧な止まり方は【一時不停止】になる可能性があります。2~3秒は完全停止するのが理想です。私は高齢者講習も担当しますが、違反者のほとんどがこれですね(^^;)皆さん口をそろえて言います。「私は止まった」と…。でも運転をしてもらい、ドラレコで確認すると納得してくれます。
今日の受験者さんは①②③を均等に、そして絶妙にやってくれました。
降りて確認し、窓を開けて確認し…。
結果は合格でしたが検定員を試しているかのようでした。
【一時不停止】は取り締まりでもよくやって……。
いえ、標識標示はしっかり守り安全運転を心がけましょう。
最後まで見ていただきありがとうございました