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楽曲「私は雨」をざっくり紹介

こんにちは。デニッシュです。
今日は私の好きな曲のひとつである「私は雨」について紹介させていただきます。
「私は雨」は稲葉曇(いなば くもり)さんによるボカロ曲であり、ゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ」のイベント「Knowing The Unseen」に書き下ろされた楽曲です。

ではこの楽曲のオススメポイントを全力で語っていきます。
この曲はまず、歌詞がまじで良い。
「私は誰 あなたの哀れ」この歌い出しでまず「私は雨」ワールドにぐっっっっ!と引き込まれる。
そして、私たちはその衝撃が頭の中に残ったまま曲を聴き進めることになる。すると…
「私はなぜ」という歌詞が聴こえた瞬間、海の波が急に足にかかった時に感じるような(比喩へったくそ)驚きを感じることになります。なぜか。曲がそのタイミングで静かに盛り上がっていくからです。(聴きゃ分かる)
あと、これは稲葉曇さんのボカロ曲に共通する特徴なんだけど、
「余白の使い方が上手すぎる」
どういうことか。
例えば、「私は雨」なら、「私はなぜ」の直前。何も音のしない所があるはずです。
私の言った「余白」とはこういうこと。
では、この「余白」が曲にあるとどういう影響があるのか、私なりに考えていきます。
私は普段、音楽を聴く時は何も考えていません。メロディーとかを無心で耳だけで追い続けています。
でも、その曲を聴いている途中、いきなり音が消えたら、意識が一瞬だけ、その曲本体から少しだけ離れます。
すると、何かを考えざるを得なくなるのです。今この音楽を聴いている私を俯瞰してみたり、今日のやるべきことを考えたり、さっきまでのメロディーの余韻に浸ったりと、自由気ままに何かを考えています。
きっと、「余白」の効果とはこういうことだと思ってます。「余白」は曲を聴いている人に何かを考えてもらう時間を与えてくれる。(と私は思っている)
だから、「余白」のある「私は雨」のような曲は自分を見つめるのにぴったり。自分を見失っている皆さん。別にそうでもない皆さん。ぜひ「私は雨」を聴いてみて。

よろしく!!!「私は雨」聴くんだぞ!


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