読書#12 ひぐらしのなく頃に(コミック)
みなさんは、本とマンガ、どちらを読むことが多いですか?
どちらかだけ読むという人もいれば、ハイブリッドな人もいますよね。
私は、メインは本で、ときどき読んでみたいマンガがあったら集中して読み切るみたいなかんじです。
マンガを読むときは、ネットカフェに通うことが多いです。
妻が日曜出勤で暇だったこともあり、今日はネットカフェへ向かいました〜
少し前に、同じくネットカフェで途中まで読んでいた『ひぐらしのなく頃に』を一気読みしました!
いろいろ派生したエピソードもあるみたいなのですが、原典と言える8編を読破しました。
かなりのスピードで読んでしまったので、完全に理解はできていないのですが、久々に読むのが止められないマンガでした!
(以後、ネタバレになったり、私の理解不足で誤って理解したりすることもあると思うので、気にしない方はお読みください💦)
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『ひぐらしのなく頃に』は、10年と少し前くらいに学生だった頃流行っていたような記憶があり、友達のうちで数巻読んだ記憶がありました。
結局、それ以上読むことはなかったのですが、そのときの「なんだこの話は?」と強烈な印象が結構残っていて、今更ながら読んでみようと決意しました💪
読んでみた感想
読んでみた感想は、まず全体の作りとして、かなり緻密に伏線が張られており、徐々にこの世界(雛見沢村)で起きていることがわかっていくという体験がとても気持ちいいものでした。
それはイコール登場人物の背景がわかるということでもあるのですが、これも少しずつわかっていくんですね。
内容について
もう少しお話の中身の話をしますね。
前半4編が謎編で、後半4編が解決編という扱いになっています。
謎編では同じ舞台で違う展開が繰り広げられるものの、最後は共通して惨劇が雛見沢で起きてしまいます。
読者は、はじめ、これが超現実のホラーなのか、純粋なミステリーなのか結構迷いそうになると思うのですが、読み進めると、共通するルールがあり、いくつもの惨劇が繰り返されることによって、真実に近づいていくことができます。
本作の特徴
謎編はミスリードを誘う表現もあり、よほど考察しないと正解を導くのは難しそうなのですが、それが不快にならないのが本作の特徴な気がしました。
そこが緻密な伏線ゆえと言えるところなのですが、読み進めると、不可解な出来事がきちんと納得のいく理由が示されていき、それがちゃんと考察できる範囲でヒントが示されているからかなと思いました。
「雛見沢症候群」という終盤のキーワードや梨花という存在などは、なかなか超現実的な要素ではあるものの、いきなり突飛な話として出てくるのではなく、ヒントは示されていたと思います。
ものすごいスピードで読んでしまい、じっくり読み返していないので、いくつも見落とした謎や回答がありそうです😅
頭から再読したいですね〜
ストーリーから示される光
全体として、ホラー的で陰鬱な世界観や旧来的な日本文化の世界観が広がっているのですが、物語はその世界観を打破する方向へと向かっていきます。
何があっても、信頼できる仲間を見つけて、信じ抜くことで、未来を変えていける、そんな希望の物語を、本作は示しているのでした。
「雛見沢症候群」も作中では病気として扱われますが、これはここまで激しくなくても、現代の人に通じるものがあると思います。
激しい不安、激しいストレス、強い不信を感じたとき、そこから誰かを頼れるのか、そういう人が自分にいるのか、その違いによって、歩むが大きく違ってくるのではないでしょうか?
孤独になった時の絶望感、信じられる人の存在のありがたさ、それを強く感じました。
終わりに
正直、理解がまだ十分ではないと思うので、内容は深く立ち入らず、感想を書きました。
『ひぐらしのなく頃に』は派生エピソードがたくさんありますし、さまざまな媒体でも展開されているお話ですので、これを機に、もっとハマってみたいと思います😄
ゲームも楽しそうですし、やってみようかな〜
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とりあえずネタバレが怖くてあまりネットの情報は読まずに8編読んだので、この後どんな風に他のエピソードを読み進めるのがいいのかよくわかってないですが、もっと深掘りしてみようと思ってます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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