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次世代教育の選択肢#5 通学型オルタナティブスクールでポジティブが止まらない

こんにちは。次世代教育部代表の伊藤です。
前回の記事までは、娘の不登校をきっかけに次世代教育の選択肢を探して、副業でオンラインスクールに携わらせていただいたり、いくつかのスクールに見学に行った感想や実際に通ったオンラインオルタナティブスクールで感じた事、そして、学校に行かない選択をした経緯などを綴ってまいりました。

最終的に「学校へ行くのは当たり前」と言う価値観からのマインドチェンジに1年半を要したわけですが、決して無駄ではなかったと思っています。
"知っている"のと"理解している"のでは異なり、さらに”行動している”というのも、また大きく異なることが経験を通じて実感できたからです。

今回は、小3の娘が4月からオルタナティブスクールへ通うようになってからの変化について書いていきます。

■フリー(オルタナティブ)スクールでの活動内容

\毎日が自由研究/

・時間割(30分✗4時限)は自分で決める
・それ以外に皆で実施するプロジェクトタイムがある
・雨の日以外は毎日外遊びを実施
・月に2回ほど、電車やバスで行く遠足があり行き先は自分たちで話し合って決める
・場所は都内ですが、近くに畑を借りており野菜を育てている
・月に1度子供達で料理をして保護者に振る舞う日がある
・商店街のお祭りで射的や輪投げなど子供向けのお店を出店し接客を経験
その売上で自分たちの好きなものを買うなどといった経済教室がある
・高校生や大学生も出入りしており、様々な人に出会うきっかけがある

国語や算数はやらないの?と疑問に思う方もいらしゃるかもしれません。
結論、やりたければやる。ということになります。

娘は、国語や算数が嫌いではないようで、毎週金曜日に公立小学校へ放課後登校をして、担任の先生からプリントをもらい、その週の宿題を提出し丸付けをしてもらう。そこで間違えた問題は教えてもらう。といった事をしています。宿題は自分で時間割に組み込んで実施しています。もちろん、スクールの指導者に聞いて教えてもらうこともあります。

学校によってですが、フリー(オルタナティブ)スクールでの出席は、小学校の出席日数としてカウントされるため、通知表ももらえますし、卒業資格も得られます。

※国(文部科学省)としては、教育機会確保法によって、それを認めていますので、校長に依頼することは合法です。

■フリー(オルタナティブ)スクール切り替え後の副次的効果

\ポジティブで前向きに主体性を発揮/

・思い通りにならないと癇癪を起こす事があったが、ほぼなくなった
・あんなに苦労していた朝の起床から支度までを自主的に行うようになった
・民間のバスに30分乗り登校
・フリースクールで読む本が欲しいと毎週図書館へ行くようになった
・英語に興味が湧いたようで、Duolingoを活用して自主的に学習をしている
・国語や算数もこれまでより自主的にやるようになった
・何でもチャレンジしてみたいと好奇心旺盛に変化
┗テニスをやってみたい
┗韓国に行ってみたい
┗バンジージャンプをしてみたいetc.

子供って本当に変化というか成長が早い。
たった3ヶ月で、私が大人になる頃には、オルタナティブスクールとか普通になっていると思う!と心強い発言をするまでになりました。
とにかく楽しいそうです。バスで通学をしているので一人で行ける世界が広がり、地名を覚えたり、車窓から見えるお店にも関心を寄せ、今度あそこに行ってみたいなどと話してくれます。

新しいスクールのお友達もでき、放課後は一緒に遊んでから帰って来る日もあります。娘に合う環境に出会えて良かったです。

こんな娘の変化を見ていると、特にうちの娘は、言われたことをやるというより、自分で決めると言うのが大事な事だったんだと思い知らされます。

私自身も娘が選んだ道を応援し、これからの進路についても様々な選択肢の模索を楽しみながらやっていきたいと思っています。

現時点では、小6まで今のスクールに通うと言っていますが、成長や興味関心に応じて変化していくことは、悪いことではありません。何かあれば都度、臨機応変に対応出来る点も、オルタナティブスクールの良いところかなと思います。

今年から東京都はフリースクールに通うための費用を2万円/月補助してくれますし、時代の変化に合わせてフリースクールはどんどん増えています。

東京都に限られますが、こちらのサイトが参考になったのでご紹介します。

これからの時代は、親がその子の個性を見極め、時代の変化を捉えて意識改革することで教育の選択肢を提供してあげられるようになると良いですね!

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