noteのテーマ選定はフェーズによって変えるべきな理由
こんにちは!
noteを書くとき、テーマを一つに絞るべきか、それとも幅広く扱うべきか、悩んだことはありませんか?
先日、以下のポストをしました。
僕自身、この問いについて考える機会が多く、「どっちが正解なんだろう?」とよく思います。
これに関しては、テーマ選びの戦略はフェーズごとに変えるのが良いと思っている派です。
前提として僕は絞れるような高度な専門性が無いので、この戦略は取っていないのですが、
自分の専門性という強みを活かして有料noteを買ってもらったり、メンバーシップのサブスクで収益を得ることを目的としている人は割とこれしか無いんじゃ無いか?と思っていたりします。
テーマ選びのステップ
ステップ1:専門性に特化する
まず、noteを書く目的が「長期的なファンを作ること」だとしたら、最初は専門性に特化したテーマを選ぶのがいいと思います。
なぜなら、専門性が「この人の話を聞く価値がある」と思ってもらうための土台になるからです。
ただ、それだけでは不十分だとも思っています。
例えば、行きつけの床屋さんの話ですが、その店主がInstagramで「髪を切る動画」を投稿してそこそこフォロワーを獲得していたとのこと。ただ、投稿した動画に対するフォロワーからの「いいね!」があまり貰えず、もうひと伸びなにか要素が欲しいなと考えていたとのことでした。
そんな折、急な予約のキャンセルが入り暇つぶしでお店でブレイクダンスを踊る動画を上げたら一気にフォロワーからのいいね数が伸びたそうです。
その結果、「髪を切る動画」も注目されるようになったとか。
これを聞いたとき、「専門性があるだけじゃなくて、その人自身の魅力も伝わった結果なんだな」と思いました。
これまでは髪を切るというその人の技術の担保を広めていて、その土台ができた時にブレイクダンスのコンテンツをあげることで、「この人お店で何やっとんねん(笑)」その人に対する親近感や魅力を感じることに繋がった。
要はこの人と友達になりたい!と思わせた事例なのかと考えています。
つまり、専門性は信頼を得るためのベースとして必要ですが、それだけでは足りないということですね。
ステップ2:テーマの幅を広げる
先ほどの床屋さんの例の通り、ある程度専門性で信頼を得たら、そこから少しずつテーマを広げていくのがいいと思います。
例えば、料理が得意な人が「レシピだけ」を発信していたのを、「料理を通じて感じた人生観」や「旅先で出会った食文化」などに広げていくイメージです。
これにより、「この人の視点を知りたい」と思ってもらえるようになります。
僕は、「人はその人の専門性だけでなく、その人の世界観や視点に惹かれる」と考えています。
専門性を軸にしながら、それを広げていくことで、読者にとってより魅力的な存在になれると思います。
僕が考える「テーマ選定」の本質
結局のところ、「noteを書くテーマは一つに絞るべきか?」という問いへの僕の答えは、「まず専門性に特化してから、幅を広げるのが良いと思う」というものです。
専門性は信頼の土台になり、テーマの幅はその人の魅力を伝える手段になります。
そして、最終的には「この人と繋がりたい」「この人の考え方をもっと知りたい」と思ってもらえることが重要だと思っています。
僕自身も試行錯誤しながら考えを深めていますが、この考え方が少しでも参考になれば嬉しいです。