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カメラ初心者が効果的に成長するためのChatGPT活用ガイド[プロンプト付]

割引あり

「こんな写真撮りたい!」でもどうやって撮ればいい?

写真を趣味にしていると、驚くほど上手い人の写真をよく見かけますよね。
そういう作品を目にすると、
「こんな写真撮りたい!」と思う一方で、
「いや、でもどうやって撮ればいいの?」
と頭を抱えてしまいます。
カメラ初心者の方なら、これってかなり
あるある”なんじゃないでしょうか。

撮影技術を向上させるには、ざっくり次の4ステップが良いと言われています。
1. 写真を観る目を鍛える
2. カメラの基礎を学ぶ
3. 撮影の基礎を学ぶ
4. 他分野から真似る

このうち、2 の「カメラの基礎を学ぶ」は、
手持ちの機材の機能や原理をしっかり
身につければOKなので、深みはあるものの、
最初の基礎知識自体はそこまで難しくありません。

問題はそれ以外の 1・3・4 です。
ここは実際に撮って試してみないと身につかない
ところが多いので、どうしても時間がかかってしまいます。

一番の壁は「写真を観る目を鍛える」こと

なかでも一番のネックは、1 の
「写真を観る目を鍛える」
だと思います。
ここが鍛えられてくると、

  • 良い写真に出会ったときに「おお、これすごい!」と気づける

  • その写真がどうやって撮られたのか(光の向きや露出、焦点距離、F値など)おおよその見当がつく

  • どのポイントを真似すればいいのかが分かる

  • 自分の撮影に活かせる

…といったことができるようになります。
ところが、これはある程度の撮影技術がないと難しいことに気が付きます。
自分自身が撮り方を知らないと、他人の写真を分析する糸口もつかめないからですね。つまり、
「撮影技術を効率的に伸ばすには、すでにある程度の撮影技術が必要」
という、ちょっとしたパラドックスに陥りがちです。

このジレンマを解消するために世の中にはさまざまなコンテンツが出回っています。

  • 写真学校

  • オンライン講座 など…

もちろんどれも有料ですし、プロの指導が受けられるのでクオリティは高く、短期間で上達できる可能性は大いにあります。
とはいえ、「すでにカメラやレンズにかなり予算を割いてしまったから、もう少し出費は控えたい」と感じる人もいるのではないでしょうか。
私もそう思いました。できれば独学でもそこそこ効率的に腕を上げられないかな、と。

独学を後押しするChatGPTの使い方

そこで役立ちそうなのが、ChatGPT です。
やり方はシンプルで、勉強したい写真を ChatGPT に見せて「これ、どうやって撮影したの?」
と尋ね、教えてもらった撮影方法を自分で試してみる。
それを何度も繰り返せば、先ほどの 4 ステップ(1~4)をぐるぐる回すことができるわけです。

では、その ChatGPT にどう質問していくのがいいのでしょうか? 
単純に「この写真はどうやって撮影したの?」と投げるだけでも、ある程度の答えは返ってきます。
しかし、回答にややブレが生じたり、反復学習しにくい内容だったりする場合がある。そこで、質問の仕方に少しコツを取り入れると効果的です。

それが、以下に示すプロンプトを使う方法です。
以下のプロンプトでは対象となる写真についての解析とそれを自分が撮影する際にどのように活かせば良いかアドバイスをもらえるようにしています。

撮影条件から構図まで分析しながら、それをもとにしたアドバイスを具体的に提案してくれます。自分が目指すテイストや雰囲気をピンポイントで学習しやすいところが、とても便利です。

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