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元アイドルの妻は娘に嫉妬しているみたいなのですが...。

理:ね、ねぇ...。


理:卒業したんだから...いいよね...?


〇:そうですね、、


〇:理佐さん、結婚してくれますか?





数日前、アイドルに幕を閉じた、渡邉理佐。


現役時代から、理佐マネージャー公認で付き合っていた




理佐さんからはずっと



理:ねぇ、そろそろ結婚しようよ



とよく言われていたが、さすがに卒業するまで待とうとぼくが言い収めていた。



まぁ、マネージャーさんにも直々に『結婚は卒業してからね』なんて言われもいたし...









...








...








やっと...やっと...!


わたしが愛してやまない〇〇と結婚することができた...!



わたしが想像していたよりも〇〇との結婚生活は幸せでたまらなかった










例えば寝ている時だって...。







理:...zzz...




理:...んぁぁ...。



ふと目が覚めてしまい、スマホの時計で時間を確認すると、朝の4時。



まだまだ、起きるには早い時間...。



わたしの隣を見ると、幸せそうに眠る〇〇の寝顔が。



理:かわいい顔してっ、、。



思わずわたしは〇〇の頬を撫でていた。




〇:んんッ...




あ、危ない、、


起きてしまうところだっ...





理:あっ...//



わたしが撫でていた手をギュッと掴んでる...//




理:かわいすぎでしょ...//














時にわたしの膝枕で〇〇がリラックスしている時だって...。







〇:理佐さんの太もも柔らかくてきもちぃ...


理:そんなこと口に出さなくていいのっ。



〇:アテッ...?!



わたしなりに優しく〇〇の頭をポンっと叩いた



理:元アイドルの膝枕を経験できるのは〇〇だけなんだからね?


〇:幸せな人生ですっ


〇:理佐さん...


理:ん?


〇:こんなぼくと結婚してくれてありがとうございます



そ、そんなかわいい顔してキュルキュルしたお目目で見つめられたら、こっちがはずかしいよ...//





理:こちらこそだよ~



わたしは〇〇の頭を気づいたら撫でていた



〇:ちょっ...もうっ...やめてくださいよ...//


理:喜んでるくせに~



わたしはもっともっとワシャワシャと撫でた



〇:もうっ...恥ずかしいですっ...//


理:ひゃっ...?!///



〇、〇〇がわ、わたしのお腹に抱きついてきた..?!!?///











時にわたしが〇〇に寝室でアピールした時だって...。









理:ねぇ、〇〇疲れてる...?


〇:ちょっと眠たいぐらいですけど...どうしました?


理:この広いお家にわたしたち2人ってなんだか寂しいなって思ってさ


〇:寂しいですか...?


理:そうっ、だからさ...


理:わたしたちの子どもどうかな...//










...







...







ひ:パパ~!


〇:どうしたの、ひかる?


ひ:今日保育園でパパとママの絵書いたのー!


〇:えっ!すごいじゃん!


ひ:そうでしょ~!


ひ:エッヘン!






わたしたちには、うちの天使こと、ひかるが生まれた。



わたしがママ、〇〇がパパになり、毎日ひかるから元気なエネルギーを貰っている






〇:理佐〜多分ひかるは絵の才能があると思うよ


理:たしかにっ、すごい特徴掴んでるよね




わたしたち夫婦間で子供が生まれたら、『理佐さん』から『理佐』と呼び捨てにすることと決めていた。



ずっと理佐さん呼び納得してなかったからね...









ひ:ねぇパパ~あっちで積み木しよ~!


〇:おっ、いいよやろっか



〇〇は積極的にひかると遊んでくれ、保育園の迎えや家事などもやってくれていて、子育てには困っていることは現状ない...




けど...!



前より断然甘えてくれなくなったし、甘えられなくなった...!



べ、別にママだって甘えてもいいよね...


でもひかるが居る今、どうやって甘えたらいいのかわかんない...。





あっ...。


たしか〇〇がこんなこと言ってた気が...





〇:へぇ、、子供って「赤ちゃん返り」するんだって


理:赤ちゃん返り...?


〇:なんか、ある程度成長した子どもが、弟や妹が生まれたことなどをきっかけに起こるんたって


〇:要は嫉妬かな?






理:わたしも赤ちゃん返りすればいいんだっ...((ボソッ…





...






ひ:わぁ〜!パパ積み木うまいね!


〇:ひかるも上手だよ~


ひ:えいっ!


〇:あっ?!


ガッシャーン



ひかるの手により積み木が崩された。




ひ:にひひっ、バパの積み木くずれたぁ!


〇:もぉ、そんなことしたらダメだよ~?


〇:あれ、理佐



〇〇の目の先には理佐がこちらに歩いてきているのが見えた。



ひ:あっ!ママもいっしょにする~?


〇:え、理佐寝転んでどうし...


理:ば...ばぶぅ...//




〇:り、理佐?


ひ:ママ、赤ちゃんみたいだー!


理:理佐ちゃんも遊んで欲しいなぁ...//



ギュッ...。



〇:うっ...



理佐は〇〇に勢いよく抱きついた。




理:ひかるばっかり構ってないで理佐ちゃんも...//





〇:あなたはママでしょ?



そう言って〇〇に軽々と降ろされる理佐。



理:ブーっ


理:理佐ちゃん泣いちゃうよ?


〇:泣かれるのは困るかもなぁ...


理:じゃあチュー




〇:ちゅ...チュー?!


理:わたしとのチューがいやって言うんだ...


〇:ちがうちがうっ、、


〇:んんっ...?!



気づけば理佐の唇が当たっていた...。



理:ぷはっ...//


〇:り...理佐...ひかるも居るんだか、、


理:チュッ...//







ガチャッ...




由:おじゃましまーす!



由:え、どういう状況...?



由依の目の前では理佐と〇〇の熱いキスが繰り広げられていた



ひ:はわわっ...//



由:あんたら子供の前でなにしてんだあぁ!



理:...?!


〇:はぁはぁ...//


由:あんた何してんのよ


由:どうせ理佐からでしょ。


理:ちょっとひかるに負けてらんないと思ってつい♡




由:ついじゃないのっ!!




fin.

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