【デュエプレ】超次元型ゼロフェニMRC【AD最終53位】
こんにちは。ふ〜りん(@hurin_040)と申します。
今回紹介する構築はデビルディアボロスZカップAD最終53位を達成した【赤黒MRC】です。リストはAD用ですがNDでも十分代用可能なものとなっています。1ヶ月使用した経験を元に構築の組み方からプレイングまで出来る限り詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。
〔本記事の凡例〕
《》:カード名
【】:デッキ名
Ⅰ.リスト紹介
基本的には《MRC》から莫大なボードアドバンテージを取得しそのまま勝ちに繋げます。《魔弾ベター・トゥモロー》によるワンショット型、《崩壊と灼熱の牙》によるコンボ型と比べると派手さはありませんが、その分手打ちでも強く状況を選ばない超次元呪文により確実なアドバンテージを稼ぐ構成です。
Ⅱ.採用カード紹介
1.《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》 4枚
説明不要。4枚確定です。
2.《魔光虫ヴィルジニア卿》 4枚
主な役割は以下の通りです。
①《MRC》の5ターン着地
②《MRC》→「《インフェルノサイン》→《ヴィルジニア》」による《MRC》連打
③5枚目以降の《MRC》
①,②のムーブは決まれば大体勝ちます。《MRC》に依存したデッキのため4枚確定です。
また今回の構築では初動12枚に加え、クリーチャーを25枚まで増やしているため5〜6ターン目の「《ヴィルジニア》→《MRC》」着地率がかなり高くなっています。《お清めトラップ》により墓地を返された後の復帰も速いです。
例えば「《ベリアルワーム》+《プライマルスクリーム》」と動いたときデッキトップを落とせる枚数は5ターン目で7〜8枚、6ターン目で9~10枚となります。それを踏まえて下のグラフをご覧ください。
墓地が一定以上貯まると20枚の時と変わりませんが墓地枚数が10枚以下の序盤においては《ヴィルジニア》の召喚条件がかなり満たしやすくなることが分かります。
今回の構築では唱える呪文は「《プライマルスクリーム》+1種類」程度で十分なため、クリーチャーの枚数は20枚よりも増やすべきと考えています。
3.《邪眼獣ヤミノオーダー》 4枚
ぶっ壊れです。このカードのお陰で【MRC】は成立していると言っても過言ではありません。主な役割は以下の通りです。
①序中盤の繋ぎ
②《バルカディアス》等、厄介なクリーチャーの処理
③防御トリガー(無闇に《MRC》を墓地から回収するとSTが外れる点には注意)
④《サイン》からの選択肢。《MRC》から「《リバイヴホール》→《シンカイヤヌス》」+「《サイン》→《ヤミノオーダー》」による2打点生成は頻出
純粋に高スペック過ぎるため4枚確定です。
4.《プライマル・スクリーム》 4枚
紙のスーパーデッキで初収録されたカードでデュエプレでも同じデッキに採用されるのは感慨深いものがあります。デュエプレでは第一弾から収録されていたものの15弾まで目立った活躍はなく今回初めて使ったという人も多いのではないでしょうか。大量の墓地を肥やしつつリソースを消費しない唯一無二の性能に加え、おまけにST付きというかなりハイスペックなカードです。
主な役割は以下の通りです。
①4ターン目の最有力ムーブ
②《MRC》のコスト軽減により実質0コストで墓地肥やしが可能(回収しない場合-1コスト)
③6マナ以上での《MRC》の実質的なリアニメイト
④《MRC》から唱えることで墓地枚数をキープ
⑤盾の刻みに対する実質的な防御トリガー
⑤はかつての【ツヴァイランサー】をイメージするとわかりやすいと思います。このカードがトリガーすれば5ターンMRCは目前です。4枚確定です。
5.《埋葬虫ベリアル・ワーム》 4枚
「墓地を肥やす」という一点においてこれに勝るカードはありません。このカードを3ターン目にプレイできれば軽い墓地メタは貫通します。またブロッカーである点も優秀で《MRC》着地までの時間稼ぎを同時にこなします。ただ複数体並べるとアウトしやすいため注意しましょう。
他の墓地肥やしを優先し不採用とする構築もありますが4枚確定としたい枠です。
6.《インフェルノ・サイン》 4枚
主な役割は以下の通りです。
①《MRC》から唱える選択肢
-《ヴィルジニア》→《MRC》の連打
-《ヤミノオーダー》による盤面処理。それによる《ディアス》覚醒。
-《リバイヴホール》と同時使用し「《シンカイヤヌス》+各種赤クリーチ
ャー」を召喚し追加打点生成
②防御トリガー。ブロッカーを立てることで《アンタッチャブル》を止めることも可能。
③手打ちで《ヴィルジニア》等を蘇生
《MRC》から唱える有力な呪文でありつつ強力な防御トリガーでもあり最低限の手打ち性能を持っています。今回はクリーチャーを5種類採用した構築のため探索の際は注意が必要です。
基本的に弱い対面がないため4枚としています。
なお《エターナルサイン》との比較ですが
①多色を増やしたくない。
②防御トリガーを増やしたい。
③SAを生成したい場面では《シンカイヤヌス》で十分。
といった理由からこちらを優先しています。「《ベタートゥモロー》によりワンショットを狙う構成」か「アタックトリガー持ちを蘇生する構成」以外では《インフェルノサイン》に一段劣るカードだと思います。
7.《レッピ・アイニー》 4枚
恐らくこのカードの採用に驚かれた方が一番多いのではないでしょうか。役割としては以下の通りです。
①《ベリアルワーム》が引けない時の3ターン目初動。序盤はリソースが枯渇しやすいため超次元呪文を回収できるとかなり動きやすい。
②単色赤マナ。クリーチャーであるため《プライマルスクリーム》から回収し次ターンマナ置きとできる。
③《ゼロフェニ》の最軽量赤色進化元。
④5マナ時《デッドリーラブ》と同時プレイ。
⑤序盤の刻み打点。
特に重要なのは②で今回呪文で赤マナを確保していないためこのカードの採用に至りました。《ディミトリ卿》にはこなせない役回りが多く本構築では明確に《レッピアイニー》の方が強いです。
今回4枚としていますが《インフェルノサイン》から拾いたいカードではないこと、初動を3種類とっていることから1枚調整枠寄りです。
8.《封魔ロノヴェル》 4枚
AD限定の2コス初動、《ベリアルワーム》に匹敵する性能を持ちます。2-3-4の上振れムーブは強力で、現在大暴れしている【白緑ブリザード】に対しても2ターン目に出せると非常に有効な一枚です。またADでは《ミカドホール》を採用したデッキが少なく、【ラッカ超次元】にも《ジャックアルカディアス》が採用されていないためパワー2000が気になることはほとんどありません。《MRC》を墓地に落とせない以外《ディミトリ卿》の上位互換といって差し支えないでしょう。
今回4枚としていますが《レッピアイニー》と同様の理由から1〜2枚は調整枠です。
初動枚数調整の参考として3ターン目までに初動を引ける確率を置いておきます。《レッピアイニー》は赤マナありきのため実際は若干低くなります。
9.《暗黒凰ゼロ・フェニックス》 1枚
主な役割は以下の通りです。
①盾焼却としてのフィニッシャー
②終盤盤面から不要となった《ベリアルワーム》や《ロノヴェル》を処理しながらアドバンテージを確保
④序中盤の奇襲
③《デッドリーラブ》による使い回し
特にロングゲームで真価を発揮するカードで墓地にあるだけでプレイの選択肢が飛躍的に広がります。当初は2枚採用していましたが以下のような理由で1枚としました。
①2〜5ターン目に引き込むとマナ埋めしづらく手札が重くなる。
この4ターン目で1枚以上引き込む確率は
・1枚採用の場合:10.0%
・2枚採用の場合:19.2%
∴2枚採用すると約2倍不都合なタイミングで引き込みやすくなる。
当たり前ですが2枚目を引き込む可能性もあります。
②このカードが必要となるロングゲーム時には2枚採用の優位性が落ちる。
例えば墓地にカードが累計20枚落とした場合1枚以上落ちる確率は
・1枚採用の場合:50.0%
・2枚採用の場合:75.6%
∴2枚採用しても約1.5倍しか墓地に落としやすくならない
①のパターンが割とキツく、過剰に墓地を確保するこのデッキにおいては1枚で十分という結論に至りました。
10.《超次元リバイヴ・ホール》 3枚
主な役割は以下の通りです。
①リソースの細くなる5ターン目の有力なムーブ
②《MRC》からの有力な選択肢
-状況に応じ確実なアドバンテージを取りながら後続を確保
-《インフェルノサイン》と同時使用し「《シンカイヤヌス》+各種赤クリ
ーチャー」を召喚し追加打点生成
③《MRC》を着地しづらい対面での《ランブル》《アンタッチャブル》によ
る雑なビートダウン
基本は《ランブル》をプレイしますが、とにかくやれることが多く《ジョン》を筆頭にメタカードを対面に応じ使い分けられるのが魅力です。枚数を抑えている3種類の呪文の中でも特に汎用性が高く、どの対面でも腐りにくいため3枚と多めに取っています。
11.《超次元ミカド・ホール》 2枚
主な役割は以下の通りです。
①《MRC》からの選択肢
-純粋なボードアドバンテージの確保
-《ディアス》をプレイし即覚醒を狙う
②5ターン目のムーブ
基本的には【ブリザード】へのメタカードですがそれ以外の対面でも純粋なパワーカードとして活躍します。《ブラックガンヴィート》召喚による2面処理も強力です。《リバイヴホール》より汎用性は落ちるため2枚の採用としています。
12.《デッドリー・ラブ》 2枚
主な役割は以下の通りです。
①《MRC》からの選択肢
-《MRC》のアタックキャンセル
-純粋な確定除去。それによる《ディアス》覚醒
-盤面の整理。例えば盤面が6面埋まっている状況でも「《インフェルノサイン》→《ヴィルジニア》」の《MRC》連打が可能
②《MRC》の実質的なコスト軽減。通常-1コストだが《ブリザード》等進化クリーチャーを処理する場合-2コストとなる
③相手の《ディアス》、《カチュア》など早い段階で出てくる厄介なクリーチャーへの回答
④5ターン目《レッピアイニー》と合わせて盤面処理
④中終盤不要となったクリーチャーの盤面整理
⑤防御トリガー
かなり器用で正直枚数を増やしたい枠です。《ロノヴェル》や《レッピアイニー》を削って3〜4枚としてもいいと思います。
Ⅲ.不採用カード紹介
1.《邪眼銃士ディミトリ卿》
《レッピアイニー》《ロノヴェル》の紹介で述べた通りです。このカードの魅力は《MRC》を確実に落とせるところにありますが、《MRC》の召喚条件を整えているうちに墓地か手札には《MRC》を準備できる可能性が極めて高く無理に採用する必要性は低いと判断しました。
《ヤミノオーダー》のトリガー化が鍵となる対面が増えたら採用を検討したいカードです。
2.《吸魂バキューム》 《デーモン・ハンド》
《デッドリーラブ》の方が明確に強いため不採用としています。
3.《火焔タイガー・グレンオー》
《レッピアイニー》との比較枠です。ADは速攻や《アンタッチャブル》が少なく【ブリザード】に対しても効果が薄いことから不採用としています。
【ラッカ超次元】や各種速攻の母数が増えたら採用を検討したいカードです。
4.《エターナル・サイン》
《インフェルノ・サイン》の紹介で述べた通りです。
5.《ソウル・アドバンテージ》
各種超次元呪文との比較枠です。超次元呪文と比較すると汎用性が低く、手打ちスペックがかなり低いです。主に【天門】対面でささりますが元々有利対面であるため不要と判断しました。
6.《魔弾ベター・トゥモロー》
環境トップの【ブリザード】【天門】のトリガーに対応できないため不採用としています。単純に汎用性が低く、打点生成は《シンカイヤヌス》や《インフェルノサイン》で十分です。
7.《超次元ボルシャック・ホール》
カードスペックとしては《超次元リバイヴホール》に一段階劣ります。《ランブル》を召喚できないのが致命的です。
《レッピアイニー》を不採用とする場合採用を検討できます。
8.《崩壊と灼熱の牙》
このカードを採用する場合《デッドリーラブ》に加えもう1種類除去呪文が必要です。今回のデッキコンセプトに合わないため不採用としています。
Ⅳ.構築の考え方
新弾から1ヶ月以上経ちますが【赤黒MRC】の構築がテンプレ化される気配はありません。構築幅の広さがこのデッキの魅力の一つでもありますが、頭を悩ませているユーザーも多いと思います。
そこで今回筆者の考える確定枠と選択枠、具体的な組み方を紹介します。
※クローシスカラーの無限ループ型は今回考慮しないものとします。
※あくまで筆者の考え方です。
1.純粋な確定枠
2.役割としての確定枠
ここまでの30枚が確定枠と考えています。
3.選択枠
4.具体的な組み方
①確定枠30枚を選択する
この段階で赤マナを12枚以上確保できているかで条件分岐します。
②使いたい呪文2種類を2枚ずつ入れる
パターン1についてはさらに条件分岐します。
〔各パターンについて〕
・パターン1-A:本記事で紹介しているリストのND用チューニング例
・パターン1-B:馬刺しマンドラ@NL(@basasimandora)さんの《崩壊と灼熱の牙》を採用したリストを引用させていただいています。
・パターン2:本記事で紹介しているリスト
③赤マナが12枚となるように調整する(パターン2の場合スキップ)
赤マナはクリーチャーの方が墓地から回収できる分やや優秀ですが簡略化のため今回は考慮しません。
④残りは自由枠です
〔自由枠の埋め方〕
・2枚採用となっている呪文を増量する。
・6種類目の呪文を採用する。
・5種類目のクリーチャーを採用する。
・進化クリーチャーを採用する。
・各種《サイン》に反応するカードは5種類までとする。
Ⅴ.対面別の相性
1.【白緑ブリザード】 6割
〔勝ちパターン〕
①ブロッカー、シールドトリガー、《ジョン》により相手の攻撃を抑え《MRC》まで時間を稼ぐ。
②《MRC》召喚後は《ディアス》覚醒による特殊勝利が理想。覚醒後も《アプカリプスデイ》には注意。
〔負けパターン〕
①先行《ポレゴン》、2コスト、《ブリザード》
②初動事故、ノートリ貫通
〔ポイント〕
盾からリソースを補充できるため《デッドリーラブ》の空打ちや《プライマルスクリーム》の回収を行わないパターンがあります。相手の進化クリーチャーに《デッドリーラブ》を打ち込むと《MRC》を2コスト軽減できることも覚えておきましょう。
2.【ドロマー天門】 8割
〔勝ちパターン〕
①《MRC》の連打
〔負けパターン〕
①《エルドラード》の踏み倒しにより多面展開されリーサル
②《PG》を処理できずリーサル
③《バルカディアス》を処理できない
④ライブラリアウト
⑤不意の《コンクリオン》
〔ポイント〕
《バルカディアス》に《ヤミノオーダー》を当てることができれば基本負けない対面です。アウトしやすい対面なので《ベリアルワーム》2面展開はかなり慎重になりましょう。
3.【赤黒MRC】 4割5分
〔勝ちパターン〕
①相手が《MRC》を出せず、こちらが出せる展開を作る
②《タイガーグレンオー》が入っていない場合《アンタッチャブル》を押し付ける
③先5《ディアス》
〔負けパターン〕
①《MRC》によるワンショット
②初動事故
③相手の先5《ディアス》
〔ポイント〕
過剰打点に対する受け札がなく、こちらから過剰打点を押し付けることもしづらい構築のためワンショット系統には若干不利を取ります。ポイントは墓地状況を常にチェックし相手が《MRC》をギリギリ出せず自分は出せる状況を作り出す、またはカウンターできる体制を整えることです。
4.【青白メカオー】 1割
〔勝ちパターン〕
①《ヤミノオーダー》《ランブル》等のアタッカーでノートリ貫通
②《ロノヴェル》《ベリアルワーム》を駆使し《ガトリンガー》を出す隙を与えず《コンクリオン》を複数枚要求する。隙を見て《MRC》着地。
③相手の大事故
〔負けパターン〕
①上記以外全部
〔ポイント〕
基本的に無理対面ですがノートリ前提で殴るとたまに勝てます。対面した瞬間から《MRC》は出せないものと考えた方が良いです。
〔リプレイ〕
5.【ラッカ超次元】 4割5分
〔勝ちパターン〕
①6 ターン目までにブロッカーを2面立てる
②相手のメタが間に合わない展開
③《インフェルノサイン》によるカウンター
〔負けパターン〕
①《アンタッチャブル》x3、《GENJI・XX》によるリーサル
②《キルホール》+《エクストラホール》により初動を潰される
〔ポイント〕
《インフェルノサイン》からのブロッカーで覚醒前の《アンタッチャブル》は止まります。環境に増えた場合《タイガーグレンオー》の採用を考えてもいいかもしれません。
〔リプレイ〕
6.【5cフュージョン】 5割
〔勝ちパターン〕
①《MRC》の着地
②《ランブル》《アンタッチャブル》等によるビートダウン
〔負けパターン〕
①《お清めトラップ》の連打
②相手のブン周り
〔ポイント〕
《バイオレンスフュージョン》を撃たれてもまだ諦めてはいけません。《HDM》に向かって《MRC》でアタックし続けることで擬似的なループに入ります。そのループの中で《ランブル》を《シンカイヤヌス》によりSA化することで対処可能です。《ランブルレクター》をあらかじめ立てておく動きも有効です。
7.【ネクラ超次元】 3割5分
〔勝ちパターン〕
①《ロノヴェル》《ベリアルワーム》により《お清めトラップ》の間に合わない展開を作る
②《ランブル》《アンタッチャブル》で殴り切る
〔負けパターン〕
①《お清めトラップ》の連打
②《バルカディアス》を処理できない
〔ポイント〕
継続的な墓地肥やしで《お清めトラップ》を凌ぎ切るしかありません。《バルカディアス》への対策として《ヤミノオーダー》が必要となる対面です。
8.【バルガライゾウ】 6割
〔勝ちパターン〕
①相手の事故
②《ライゾウ》や《ファイナルストーム》が上振れない
〔負けパターン〕
①《キズナブラスター》からの早期EXターン取得
②《ライゾウ》からの上振れ
-《スペルデルフィン》+α
-《GENJI》や《サファイア》の3面展開 など
〔ポイント〕
《ライゾウ》が召喚されると相手の墓地が最低5枚増えるため基本的に返しのターンで《MRC》を召喚し制圧できます。《キズナブラスター》への対策として《デッドリーラブ》が活躍します。かなり相手の引きに依存する対面です。
9.【トリーヴァライフ】 8割
〔勝ちパターン〕
①《MRC》の着地
②《ディアス》の覚醒
〔負けパターン〕
①《Jイレブン》による特殊勝利
②《ドラヴィタ》の覚醒
〔ポイント〕
筆者は当たったことがありませんが《お清めトラップ》+《ドラヴィタホール》のパッケージが積まれていると相性が逆転する可能性があります。基本的には《MRC》のカードパワーで押し切れる対面です。
Ⅵ.テクニック・小技紹介
1.《インフェルノサイン》で狙ったカードを出す工夫
①4ターン目の《プライマルスクリーム》であえて不要なカードを回収する。
回収したカードは次のターン以降マナに埋めるカードとして処理する。
②《MRC》から唱える順番を工夫する。
-《リバイヴホール》や《プライマルスクリーム》で墓地の種類を減らせる場合《インフェルノサイン》よりも先にプレイする。
-《MRC》から「《インフェルノサイン》→《ヴィルジニア》」が確定しているが墓地に《MRC》の進化元がないとき、《インフェルノサイン》から《プライマルスクリーム》の順で使う。
③《MRC》の進化元とすることで種類を減らす。
-メテオバーンが1〜2枚で十分なとき、進化元として残しながら蘇生する。
-《MRC》を複数展開するとき片方で不要なカードを抱えておく。
2.《MRC》を早出しする工夫
①《MRC》をそのターンにプレイする時
-《プライマルスクリーム》で回収しないことで-1コスト
-《デッドリーラブ》でクリーチャー処理で-1コスト
-《デッドリーラブ》で進化クリーチャー処理で-2コスト
②ビート対面では状況によって《デッドリーラブ》の空打ちしておく
③ビート対面や状況によっては《プライマルスクリーム》の回収をしない
3.最低限6マナチャージしておく
6マナからプレイの選択肢、トップの条件が大幅に増えるため手札があるときは5マナ、無いときは6マナを意識することが大切です。
①《プライマルスクリーム》+《MRC》
②《ヤミノオーダー》+《MRC》(《バルカディアス》を処理しながら走れる)
③《インフェルノサイン》の手打ち
4.自分が「負け確」だと思っても諦めない
負け確だと思っても絶対にリタイアは押さずとりあえず手を動かしてください。自分が見えてないルートが割とあります。それだけヒューマンエラーの起きやすいデッキという意識を持ってプレイするだけでも勝率は上がります。(筆者は勝ち確の盤面でリタイアを押したことがあります)
Ⅶ.おわりに
【赤黒MRC】は構築・プレイングともに幅が広く慣れるまで大変なデッキだと思います。しかしながら、その分使いこなしたときの爆発力は大きく使っていて非常に楽しいデッキです。
今回の記事を通して皆様の【赤黒MRC】ライフをより充実したものにできれば幸いです。
最後にはなりますがここまでお付き合い頂きありがとうございました!
(感想・コメント等いただけると泣いて喜びます)
ではまた次の記事でお会いしましょう。