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【ND最終24位 レート1705】 龍野菜t赤アナカラーザビミラ 【デュエプレ】【無料】

 こんにちは。ふ〜りん(@hurin_040)と申します。

 今回はライオネルカップND最終24位を達成した【t赤アナカラーザビミラ】を解説していきます。興味がある方は前期投稿した【アナカラーザビミラ】の記事にも目を通していただけると内容の理解度が上がると思います。

全編無料です。

〔本記事の凡例〕
《》:カード名
【】:デッキ名
《野菜》=《ビクトリー・アップル》+《クリクリ・イガラーズ》


Ⅰ.使用リストについて

1.リスト紹介

メイ様がナーフされるまでの命

 前期は猛威を振るっていた【アナザビ】ですが、今期はすっかり息を潜めてしまい忘れている方も多いのではないかと思います。このデッキは
①序盤:低コストのブーストカードをプレイ
②中盤:大きくマナを伸ばすカードをプレイ
③終盤:マナ回収クリーチャーの有限ループから《ザビミラ》に繋ぎフィニッシュ
の3ステップが基本的な動きになります。今期は序盤は《メイ様》、中盤は《ヴィルヘルム》、終盤は《ビクトリー・アップル》とそれぞれのステップに大きな強化パーツを獲得しました。即死フィニッシャーである《野菜》が合計8枚積まれているのが特徴的で終盤のトップ解決力がかなり高いです。また今期は【速攻】や【4cメンチ】が下火である分《ファンク》を採用する必要がありません。これにより新規パーツを採用するスロットの余裕が生まれ全てのパーツを無理なく40枚に纏めきることが可能となりました。
 前期はややメタデッキ寄りのポジションでしたが、今期はこちらの強い動きを押し付けやすい構築に仕上がっていると思います。

2.調整過程

 初めに前期研究した【アナカラーザビミラ】の結論リストを紹介します。構築について気になる方は冒頭で紹介したnoteを参照ください。

前期最終7位 レート1705 を達成した時のリスト

 この構築の核となるカードは《クリクリ・イガラーズ》です。今期はその《イガラ》の上位互換とも言える新カード《ビクトリーアップル》を獲得しました。さらに現環境でヘイトの矛先ともなっている《お目覚めメイ様》もシナジーを形成しながら採用することができ、どこまで強力なデッキになっているのかワクワクしながら構築を組み進めました。

初日の結論

 上記が初日に使ったデッキです。《ビクトリーアップル》は効果起動にワイルドべジーズとドラゴンを要求されます。ワイルドべジーズ枠は8枚自然に組み込まれますが、ドラゴン枠は意識的に採用する必要があります。そこで初日はマナを伸ばす性能が構築に噛み合っていることからタッチで《ヴィルヘルム》を採用しました。この構築は前期より中盤の防御札を減らした分、序中盤にリーサルを通されてしまうことが多いのが難点でした。

2日目
3日目

 2日目、3日目は防御力不足の原因が《ファンク》の不在にあると判断し構築を組み直しました。ドラゴン枠としても《ガンリキ・インディゴカイザー》を採用し防御力向上を図るとともに、多色0枚とすることで動きの安定性を高めようとしました。この頃は《ヴィルヘルム》を《ババン》の枠というよりは、ある程度終盤のカードと認識していたため《ビクトリーアップル》の追加により終盤力が大幅強化された本構築においてはこれ以上終盤のカードを増やすのは過剰なのではという考えもありました。
 しかし、それでも序中盤の防御力不足は解消されず構築が迷宮入りします。この他にも自壊クリーチャーを採用した黒緑やデアリカラーも試しましたが上手く纏まらずお蔵入りとなりました。

4日目

 4日目、ここでようやく《クルメル》を採用し世界が一変しました。前期は多色ということもあり「減らしても良いカード」としていましたが認識が甘かったです。遅延しながらマナを伸ばすことが目標の【アナザビ】において、これ以上の防御札は存在しないと思います。cip1ブーストがついているので中盤《野菜》でマナ回収から即展開のようなシナジーもあり、pig起動の《ザビミラ》とも好相性です。前期も《クルメル》の強さは認めていましたが、入っていないだけでここまで脆いデッキになるとは思っていませんでした。

5日目
《ヴィルヘルム》はパック引き期待の3枚

 5日目、《インディゴカイザー》が自分の動きに干渉しない割に標的の【リキピ】対面でもイマイチ刺さりきらない展開が多かったため、《ヴィルヘルム》に戻して基盤の完成を迎えました。この基盤でNDレジェタッチ、ADマスターまでスムーズに盛り切ることができました。
 ここから細かい調整を重ねた結果が今回紹介するリストになります。

Ⅱ.採用カード紹介

1.《偽りの王 ヴィルヘルム》 4枚

相手の盤面とマナを吹き飛ばしながら着地する《ババン》です。中盤は《母なる大地》からの《ヴィルヘルム》か《ババン》の着地を目指して動きます。《ビクトリーアップル》の効果起動に必要なカードであったり、手出し召喚も狙いたいため4枚確定です。

2.《恵みの大地ババン・バン・バン》 1枚

 従来のビッグマナでは2枚以上必須のカードでしたが《ヴィルヘルム》の採用により1枚まで枚数を落としています。環境トップの【リキピ】対面ではこのカードをプレイする隙があまり無いのが現状です。しかしマナ爆誕が強力で1枚は必ず採用したい枠であり、【ビッグマナ】が再び流行する環境になれば2枚に増やすのも視野です。

3.《復活の祈祷師ザビ・ミラ》 3枚

 フィニッシャーです。中盤に手出しのプランもあり、終盤においても《リップル》からのサーチ先として山に残っていて欲しいことから2枚ではなく3枚の採用としています。3枚で困る場面は滅多にないため4枚目の採用は見送っています。トリガー《大地》からの受け札としても強力です。破壊するカード、出すカードと選択肢が多いのでよく考えてプレイしましょう。

4.《母なる大地》 4枚

 基本的には中盤《ヴィルヘルム》や《ババン》を呼び出すために使います。フィニッシュで使う場面は少ないですが基本的に《ヴィルヘルム》はこのカードを経由して召喚するため4枚確定です。20マナ程度ある状況では《ビクトリーアップル》や《イガラ》を呼び出しフィニッシュに繋ぐパターンもあります。

5.《ビクトリー・アップル》 4枚

 本構築の主役です。条件を満たせば後述する《イガラ》の上位互換のカードとなります。終盤戦は《ビクトリーアップル》か《イガラ》が引ければ勝ちです。初動としてはマナにワイルドべジーズ、墓地にクリーチャーを要求されますがパワーラインが高いこともあり最低限の強さはあります。効果起動にはマナゾーンに野菜とドラゴンが要求されるので召喚前によく確認しましょう。ちなみに墓地にドラゴンがありマナには野菜しかない状況でも、墓地からドラゴンをマナに置けばマナ回収の効果まで誘発します。

6.《クリクリ・イガラーズ》 4枚

 《ビクトリーアップル》と役割は同じですがマナゾーンの条件がないため出力は安定するカードです。《ビクトリーアップル》と合わせて即死フィニッシャーを8枚採用、実質的なサーチ札の枚数も多いためトップ勝負に持ち込めればほぼ勝ちと思っていいです。

7.《お目覚めメイ様》 4枚

 現環境の台風の目とも言うべきカードです。先1《メイ様》が強力なのはもちろんのこと、中終盤においても《大地》や《ザビミラ》の種となることで腐る場面が少ないです。複数体並べても能動的に盤面から排除できるのでアウトの心配もありません。対策されやすい【リキピ】対面でもこのカードに対して《ガード》を合わせられた時あえて自滅して《野菜》のマナ加速に繋げたり、相手の2打点を止める実質的なブロッカーとして機能したりと小回りの効くカードです。

8.《霞み妖精ジャスミン》 4枚

《メイ様》にも引けを取らない最強の初動です。クリーチャーであることが非常に大きく《野菜》《大地》《ザビミラ》といったこのデッキの軸であるカードと非常に相性が良いです。

9.《ドンドン吸い込むナウ》 4枚

 受け、サーチ、除去全てを高水準でこなす文句なしのパワーカードです。青を入れる最大の理由です。ボトムの順番は覚えておいた方が良いですが、生きる場面は少ないので無視しても大丈夫です。

10.《戦攻妖精クルメル》 4枚

 影のキーマン、青を入れるもう一つの理由です。2面止める性能が驚異的でこのカードが1枚バトルゾーンに存在しているだけで大抵のリーサルは回避できてしまいます。【リキッドピープル】対面ではバウンスされてしまうことが多いためブロックできる時にブロックしておくプレイングが必要となります。

11.《アラゴト・ムスビ》 1枚

終盤、盤面の《野菜》を回収して一気にフィニッシュに持っていけるカードです。1枚入れておくだけでトップ勝負となった時のプレイングの幅を広げてくれます。実はワイルドべジーズなので《ビクトリーアップル》の効果起動にも一役買います。

12.《秋麗妖精リップル》 1枚

 《Nワールド》を入れていないため前期よりは採用価値低めですが、やはりマナゾーンという干渉できない領域に存在するリソース札は強いです。《メイ様》の登場により序盤に4コストでプレイする機会も増えました。終盤は《ザビミラ》or《ヴィルヘルム》の択で攻防一体のカードとなります。《イガラ》から回収して4コストでプレイする択は抜けがちなので覚えておきましょう。

13.《エマージェンシー・タイフーン》 2枚

 この枠は自由枠寄りです。序盤中盤はハンドを整えつつ野菜のマナ加速を起動、終盤はサーチ札として活躍します。2コストというのが味噌で最序盤から使えることはもちろんですが、《ババン》効果の性質上終盤マナが2nになっていることが多いためマナを最大効率で使いながら《ザビミラ》に繋げてフィニッシュすることが出来ます。捨てたカードを利用できることや最終盤はカード1枚からでもフィニッシュできることから実質2コスト2ドローと言っても良いです。不足している青マナを補うカードでもあります。

14.《時空の踊り手マティーニ》 1枚

トリガー《大地》→《ザビミラ》から出る防御札です。盤面1面で2面止まるカードなので主に【リキッドピープル】対面でトリガー《大地》が強力になります。

15.《時空の戦猫シンカイヤヌス》 2枚

《野菜》が2種類に増えたことで2枚目を使う場面がかなり多くなりました。5面以上破壊する時は《青ヤヌス》+《赤ヤヌス》で召喚しワンドローを狙うことも多いです。注意点として相手のターン中は覚醒しないためトリガー《大地》→《ザビミラ》からワンドローはできません。

16.《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》 1セット

 ほとんどの場合このカードでフィニッシュを狙います。構造上ラスト2枚のトリガーは無効化出来ないため基本的には過剰打点を揃えてリーサルを狙います。《天門》《祝門》《スパーク》系統が採用されているデッキでは状況に応じて2往復させてトリガーの完全無効化を狙うプランもあります。稀に《ガロウズセブカイザー》を受け札として使ったり、《青ヤヌス》+《ハイドラギルザウルス》で2点1点リーサルを狙うこともあります。

17.《勝利のプリンプリン》 2枚

 トリガー《大地》からの受け札や相手の攻撃を1ターン遅延しながら詰める場面で活躍します。自分のターン中限定ですが《赤ヤヌス》の覚醒も狙えます。便利ですがやや自由枠寄りです。

Ⅲ.不採用カード紹介

1.《フェアリーライフ》

 途中まで採用していましたが現在は《エマタイ》に入れ替えています。2コスブーストという点は強力なのですがこのカードを使っても《野菜》に繋がらないことや終盤のトップで弱いため不採用としました。

2.《サイバー・N・ワールド》

 前期の【アナカラーザビミラ】では終盤のリソース札として搭載していましたが、本構築では前期よりトップの強さが飛躍的に向上しておりこのカードに頼る必要がないため不採用としました。準墓地利用デッキのため墓地リセットがデメリットとして機能するのもマイナスです。また現環境だと刺さる対面も少ないです。終盤の選択肢として1枚採用するのは有りだと思います。

3.《希望の親衛隊ファンク》

 各種【速攻】と【4cメンチ】などサイキックを主体として戦うデッキが環境に存在していないため前期に比べて刺さる対面が減っています。【リキッドピープル】メタにはなりますが、1体出すだけで勝ちになることは少なくもう一手間求められるため採用する価値は低いと思います。

4.《ボーン踊り・チャージャー》

 ブーストしながら《野菜》効果起動を狙える良いカードなのですが結局やっていることは3コスト1ブーストなのでパワー不足を感じました。色が青なら入れても良かったかもしれません。

5.《超次元キラーメガネ・ホール》 

 前期の【アナザビ】には採用していたカードですが単純に刺さる対面が減ったため不採用としています。《ヤヌス》が2枚になったことで超次元ゾーンも前期より圧迫されているのも一つの要因です。

6.《勝利宣言 鬼丸 「覇」》

 ドラゴン枠ではありますがガチンコジャッジがかなり弱いデッキなのであまり信用できないカードです。構築にSAがないためトリプルブレイクからEXターンをとったとしてもリーサルを取れない点も噛み合っていません。

7.《ガンリキ・インディゴカイザー》

 ドラゴン枠として途中までは採用していました。ロック効果は強力ですが刺さりの良い【リキピ】対面ではこのカードを出しているうちに盤面を広げて次ターン何も出さずリーサル、【刃鬼】対面では出されたターンに攻撃されなくても次ターンに攻撃されるなど案外穴の多いカードでした。このカードで遅延を狙うよりは、マナ加速を通しながら遅延できる《ヴィルヘルム》の方が強力です。

Ⅳ.確定枠・選択枠について

1.確定枠

個人的確定枠
三種のマナ爆誕のスロット効率が良い

メインデッキは38枚、超次元ゾーン5枚が個人的な確定枠です。今回は確定枠がかなり多くなりました。この中で枚数調整とすれば《ババン》を1枚増やすくらいでしょうか。それ以外はこの枚数が最適だと思います。

2.選択枠

この中のほどんどのカードは試しました

 筆者がカードリストをザッと眺めて入れてもいいかなと感じたカード群です。《リュウセイホール》《チャーマジュン》などは構築コンセプトが変わるカードですが一考の余地はあると思います。

 メインデッキ残り2枚の枠は、青マナと初動がやや不足しているため《エマタイ》《フェアリーライフ》辺りが丸いです。
 超次元ゾーンは基本的にトリガー《大地》からの防御札を入れることになります。《ガガシリウス》や《シュヴァル》は【祝門】対策としても有効です。防御力だけで言えば《マティーニ》が特に強力で個人的には1枚ほぼ確定で入れたいカードです。

Ⅴ.対面別の相性

 現環境では有利対面が無くやや不利対面が多いデッキです。しかし無理対面は存在しないため、引きとプレイング次第でどの対面とも渡り合えるバランスの良いデッキだと思います。特に先1《メイ様》は全ての対面を有利対面にするパワーがあります。今回は対面とこちらの練度を同等と考えた場合の対面相性と考えて紹介していきます。

1.【リキッドピープル】 4割

 速度が速くやや厳しい対面ですが、《クルメル》が機能すれば十分抑えられます。バウンス手段が多いため《クルメル》は打点を止められる時に止めておくのがおすすめです。攻撃を抑えた後は《ヴィルヘルム》により更なる遅延をしながらフィニッシュに繋げます。進化クリーチャーを破壊するとマナが余分に1枚増えてお得です。《メイ様》は《アクアガード》により抑えられやすい対面ですが完全に無力化されることはなく、あえて自壊し《野菜》の効果起動を狙ったり、中盤相手の殴るタイミングで寝かせることで実質的なブロッカーとして機能したりと割と器用に動けます。

2.【祝門】 4割〜5割5分

 《キクチ師範代》が積まれていると4割、されていなければ5割5分という印象です。《キクチ》が積まれていても2ターン目に《ジャスミン》さえプレイできれば墓地からのマナ加速で最低限動けます。中終盤はトップ勝負になりやすいですが相手からの展開も速くないためその時間でトップ解決を狙います。《死海龍》に対して手打ち《祝門》の《スターインザラブ》+《オレオレ》などであれば盤面に《ザビリゲル》《ハイドラギルザウルス》の2面が残りリーサルとなるため、《死海龍》2往復も視野に入れながらプレイしていきましょう

3.【シータ刃鬼】 4割

 《刃鬼》の着地の方が基本的に早いためやや不利対面です。2コストが多い都合上ガチンコジャッジも弱いので着地したら99%負けます。《リュウセイホール》に対しての《メイ様》の使い方が重要で《バゴパン》を始めとしたシステムサイキッククリーチャーを捌けない手札でも《眠りメイ様》で《勝利ガイアール》を誘ってやり過ごしたり、《目覚めメイ様》を並べて相手の3000火力を誘いつつ墓地を貯めたりとトリッキーな動きをしてくれます。

4.【アガサ天門】 3割5分

 《アガサ》の召喚を止める手段がないため順当に進むと最も厳しい対面です。終盤《アガサ》が盤面に残っていると《死海龍》を完成させたタイミングで《ダイイングメッセージ》召喚から《死海龍》を止められてしまいます。《アガサ》が盤面に存在していてもある程度はシールドが弱い前提で展開していく割り切ったプレイングが必要になります。

5.【赤黒MRC】 4割5分

 墓地メタを採用していないため少し厳しい対面です。《クルメル》がキーマンで《MRC》を召喚されても、このクリーチャーが盤面にあればなんとか抑えることができます。序盤の《メイ様》を捌くカードが4ターン目の《ヤミノオーダー》《時空ガンヴィート》くらいしかないため、他対面より早期《メイ様》の価値が高めです。

6.【黒刃鬼】 5割

 【シータ刃鬼】より速度が遅いので少しやりやすい対面です。その分ハンデスやランデスといった搦め手が特徴ですが《野菜》で墓地から回収できるため致命傷にはなりづらいです。【アナザビ】はガチンコジャッジがとにかく弱いデッキなので《ガチンコジョーカー》を連打されることがないように立ち回りましょう

Ⅵ.テクニック・小技紹介

1.《ビクトリーアップル》の仕様について

 マナにワイルドべジーズのみ、墓地にドラゴンがある状況で《ビクトリーアップル》を召喚してもテキストは上から処理されていくため墓地からドラゴンをマナに置けばマナ回収効果まで起動します必ず覚えておきましょう

上の効果でマナにドラゴンを置いても下の効果条件は満たせる

2.序中盤の《ビクトリーアップル》の使い方

 テクニックというほどでもないですが、《ジャスミン》が墓地にある状況において《ビクトリーアップル》の効果で「墓地から《ジャスミン》をマナへ」→「マナから《ジャスミン》を手札へ」→「手札から《ジャスミン》をプレイ」とすることで墓地を減らさずマナを伸ばすことができます。マナにワイルドべジーズとドラゴンが揃っている時限定ですが、頻出するため覚えておきましょう。

3.《イガラ》で《リップル》を引っ張る択

 終盤マナゾーンの《イガラ》の枚数が不足しておりデッキ内に《ザビミラ》が残っていそうな時に活用するテクニックです。例えば《ババン》後16マナの状況において《野菜》x2+《リップル》+《ザビミラ》で《死海龍》が完成します。マナ爆誕に固執していると案外見落としがちな択だと思います。

4.《赤ヤヌス》を場に出す選択肢を持っておく

 《ザビミラ》から5面以上の展開や《死海竜》2往復プランを選択する場合などSA付与よりもワンドローが有効な場合があります。《赤ヤヌス》を場に出す択を持っておくだけでそのような状況においても最適な選択が出来るようになります。

5.絵柄を散らす

 筆者は光っているカードが嫌いなため採用していませんが、《リップル》の探索先だけでも散らしておけば生きる場面はあると思います。

Ⅷ.おわりに

 今期は【アナカラーザビミラ】で2期連続のレート1700達成という結果を残すことができました。唯一の心残りとしては「このデッキを環境入りさせられなかったこと」なのでこの記事を読んで少しでも使ってみたいと感じる方がいれば嬉しい限りです。

最後にはなりますがここまでお付き合い頂きありがとうございました!
(いいね・RT等いただけると大変嬉しいです)

ではまた次の記事でお会いしましょう。