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改めて無職期間が僕に教えてくれたこと
かなりお久しぶりです。
よりみちです。
気付けばもう8月。
梅雨は明け、うだるような暑さが毎日襲ってきますね。
お盆も近いですが、皆さんご予定はあるのでしょうか。
僕は残念ながら職業柄お盆休みが無く、カレンダー通りとなります・・・
さて、今回は久しぶりの更新もあって、原点?に戻り改めて今無職期間が与えてくれた恩恵をふと思い返すことがあったのでつづります。
思い返し
僕が5か月間の無職期間を経て、今はご縁もあって継続して働くことができています。
仕事も自分に合っていて毎日ハッピー!ではないですけど、不満もなくそこそこ幸せに働けています。
先日、少し暑さも和らいだ夕刻に、いつもの通り駅からの帰路を自転車で進みながら、ふと「こんな幸せになってよかったなぁー」と思いました。
なんで満足いったのだろう?と思い返して、やはり無職期間が与えた影響は見逃すことはできないなと思いました。
無職期間で得たこと
無職期間で得たこと。それはなんでしょう。
一言で言うと、「等身大」だと思います。
壁にぶつかって、怪我をして。そもそもなぜ壁にぶつかったんだろう?壁にぶつかる自分が悪いのか?それともこの壁は避けて別のルートもあるのでは?
ー様々なことを見つめなおすことができました。それまで僕の目が向いていたのは壁の大きさや、どんな壁を乗り越えないといけないか、そしてみんながどんな壁を乗り越えていたか。つまり外的環境ばっかりに目がいっていたんです。
でも、大事なのは自分のスペックで。自分ならどれぐらいの壁は乗り越えられるのか?どんな乗り越え方が得意か?そもそも壁を乗り越えるより、幅跳びが得意なので谷を越える方が得意なんじゃないのか?など。
自分がどういう人間かというのを知ることができました。
それを知ることによって、「あ、自分は実は谷の方が得意なんだ。だったら違うルートを探そう。」や、「長く歩き続けるのが得意。こっちのルートは?」と色々と視野が広がり、「等身大の自分に合わせて環境を選ぶ」ということができるようになりました。
この経験が無ければ、たとえ今と同じ会社で働くという結果が同じでも、幸せにはならなかったでしょう。
他人に合わせてしまう生き方に苦しんでる人へ
他の人がどういう選択をしているか。現代でこれは意思決定の重要な材料の一つとなっています。
YouTubeや通販サイトなどでも、よく見かける「ほかの人はこんなものも見ています」。
確かに自分の関心が無いものを見て、世界が広がるのはいいことです。
しかしながら、依存してしまうのは逆効果。
みんなが選んでるから僕/私もそれにする。
これに頼っていると、ほんとは自分ではAなのにBを選んでしまう。そんなことが癖になってしまいます。
かつての僕もそうでした。
今の時代転職するのが当たり前。そして転職はキャリアアップが当たり前。そう考えて背伸びした企業に入ってしまい、あえなく自滅。
大事なのは、転職するにしてもどうして自分は転職をするのか?という目的を自分で見つけ、納得することです。
今からでも遅くありません。
親に言われて決められた道だから。みんなはこっちの進路に進んでるから。
普通に会社に入って働くのが一般的だから。
こんなものは一旦無視して、自分の気持ちに向き合ってください。
幸い、数十年前より人生には遥かに多くの選択肢があります。
故に今のレールから外れると決めても、迷ってしまうかもしれません。
そんな時は心の声に従ってください。
チープかもしれませんが、人生はあなたのもの。自分で責任を取るならば、好き勝手に生きてもいいんです。
最後に、最近歌詞の深みに気付いた歌があります。
東か西か北か南
どこへ進むか君が迷うなら
それはきっと地図のせいさ
ほら心の声 目を閉じれば
聞こえるよ ホホウ!
そう 願いは叶うさ 望むならば
大空飛ぶ翼も
望めば
信じれば
思いのまま
20th Century Foxが発売した、「おやゆび姫 サンベリーナ」というアニメ映画があります。
その中で、主人公のサンベリーナ(おやゆび姫)をアシスタントするツバメのキャラがいるんですが、そのツバメが劇中で歌うフォローユアハート(心に従え)の一節です。
僕が最近感動したのは、「迷うのは地図のせい」というところ。
地図(=外野の声、一般常識)ばかりで探すから、ほんとは違う「心」と矛盾し、苦悩するのです。
サンベリーナも行く先々で色々な人々に翻弄され、自分自身を見失ってしまいます。
ですが最後、自分の心に従って素敵な王子様と結ばれるのです。
古いアニメですが、現代にも通用するメッセージがあると思います。
思い悩んでる方は、これを機に心の声に耳を傾けては。