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私の52個のエートル トゥルマンテ ◆7個目◆

◇お得なはずが、綿棒地獄◇

節約しようと市区町村から発行される「プレミア付商品券」の抽選に申し込みました.。
これは、購入金額の10%増量で買える市区町村が発行する商品券。
なかなか当たらないと聞き、複数の家族名義で申し込みました。
2名当選!喜んで申請額四万円を購入!
44000円の商品券を手に入れました。
この商品券紙製でお財布には一冊丸ごと入れなれない。
数枚だけ財布に入れたりしていたが、肝心な時に忘れたり、不足したり、残業で遅くなると閉店してたりでなかなか使えてなかった。

気づけば有効期限3週間前、驚く事にまだ3冊分、3万3千円残っている。とにかく3週間で使い切らなくてはならない。
一枚が五500円、お釣りを出してくれるお店に行き、なるべく現金は使わずに商品券で買うようにする。

かと言って無駄なものを買うのは絶対嫌なので、
買うのは、今後必ず使うもの。
とは言え今必要ではないものを買うのだから500円未満でお釣りが出るというものを買えば現金も手に入り、10%以上のお得ができると考えました。
500円未満で賞味期限や使用期限がないものや長期のものをピックアップ。
綿棒、トマト缶、ラップ、アルミホイルを思いついた。

それからは毎日、これらが売っているお店をはしごしながら、せっせと商品券を消費していきました。毎日「今日も最低2件!」と自分に言い聞かせ、ついに残り5千円分だけに。
最後は「せっかくだし豪華にいこう!」と駅前のお肉屋さんで高級すき焼き肉をドーンと購入。
なんとか使い切った時には達成感に満たされ、ちょっとした幸福感も。

…が、ふと振り返ると結構な苦労でした。雨の日や「早く帰ってゆっくりしたいなぁ」って日も、必ずお店に寄らないといけない。

気づけば家には、すぐには使わない綿棒やトマト缶が山のように積み上がっていました。
そんな状況を見た家族が
「なにこの量の綿棒!一年分じゃん!これ、メルカリで売るの?」
なんて冗談めかして言ってくる始末
トドメは
「欲しいものを手に入れるのは確かに嬉しいけど、正直、今の時代に不要なものを買って喜べるもの??」
痛いとこついてくる。。。

絶対使うし損はしてないと断言できる。
でも無理やり買った物ってなんなんだろう。。。
無駄な労力使って達成感味わってる自分が虚しくなりました。

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