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私の52個のエートル トゥルマンテ ◆33個目◆

◇裏技◇
先日、電車でちょっとしたハプニングがあった。
電車のドアに挟まった。
といっても、挟まれたのは私ではなく、友達。

その日、私たちはあまり使い慣れない路線に乗ることになった。階段を降りるとすでに電車が到着していて、電車を見て、「これ、どっちのホームが上り?下り?」と、迷った挙げ句、「たぶんこっちでしょ!」と自信満々で乗り込んだのだが、間違ったことに気づき
友達の腕を引っ張り「間違えた!こっちだ!」と電車を飛び降りた。
「痛い!」という声、後ろを見る友達が半分扉に挟まっていた。まるでマンガの一コマだ。思わず笑っちゃいそうになるほど体半分が電車の中。あっと思って瞬間ドアが開き、友達は解放された。
本当にごめんなさい!鉄道会社の方もごめんなさい。

友達に平謝りし、ふと電車の扉に挟まれる経験を持つ人ってどのくらいいるのだろうかと思った。
調べてみても正確なデータなんて出てこないけど、通勤ラッシュの混雑を見れば、少なくとも「一度くらいは…」という人は結構いるはずだ。

ネットで見たアンケートでは、「挟まれたことがある」と答えた人が10~20%いたとか。

ちなみに私は参考書を読んでいて電車とホームの隙間に片足を落とした。
なんかいきなりフリーフォールに乗っていたかのように!急落下。気がつくと電車の床に手をついていた。
幸いにも並んでいた後ろの人が火事場の馬鹿力で私の脇に両腕を入れて、引き上げてくれた。
一気に急上昇。
何も怪我することなく、事なきを得た過去がある。

電車の扉に挟まれる人を分類すると、だいたい以下のようになると思う。
1. 典型的なあわてんぼうタイプ
→ 時間ギリギリに滑り込む人たち。これが大半だろう。
2. とばっちりを受けたタイプ
→ 今回の友達みたいに私に引っ張られたような、まさに犠牲者。
3. スマホ、何かに夢中タイプ
→ 意識が違うとこにあって、周りを見てない。

この事件のあと、今回の場合「上り下りの区別がつけば挟まれずに済んだんじゃないか?」と思い、電車オタクの会社のタカさんに馴染みない路線でも何か上り下りがわかるコツがあるのか聞いてみた。タカさんは得意満々に答えてくれた。。。

上りは主要都市へ向かう方向。
下りはその逆。田舎や郊外へ行く方向。
• ホームに必ず「〇〇方面」と書かれている。これを見れば間違いにくい。
• Googleマップや乗り換え案内アプリを使えば、迷う必要はほぼゼロ。
タカさんが言うには、「これが一番確実」
そして、タカさんはドヤ顔で
「一番確実なのは、駅員に聞く」
 「大抵の場合、次の駅で降りて乗り直せば大丈夫です。焦らず対応し、次の駅で乗り換えればいい。」

いやいや、それはわかってる。
話してくれたことは全てわかっている。
私が期待したことは、上り電車にはこういう印があるとか時間帯でホーム番号が奇なら下りとか。。。
驚くような知識。それを使った「裏技」なんだけどなぁ。。。
そんなのはないのかなぁ。。。。

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