エッセイの素晴らしさに気付けた日
シチュエーション別に読む本のジャンルを選び分けてみようと思った。
会社の休憩時間、ぼくはミステリー小説を読んで過ごしていることが多い。
肩の力を抜いて心身をリフレッシュさせるためだ。
しかし、リフレッシュと称して読書をするにはミステリー小説はいささか敷居が高すぎるようにも感じていた。
何気ないシーンにいつ伏線が差し込まれているかわからないので、思いのほか頭を使っていることが多いからだ。
読書が趣味だと豪語する人の中にも、リフレッシュしたい時には別のことをして過ごすという意見が案外多かったりする。
そんな時に出会ったのがエッセイである。
今まではストーリーがしっかりつながった長編を読むことが多かったが、エッセイは作者の感じたことや何気ない日々の出来事などが短く綴られているので、短い休憩時間にサクっと読むのに丁度良いことに今さら気づかされた。
ちなみに今は、お笑い芸人のオードリー若林さんのエッセイを読ませてもらっている。
話の展開が巧みで笑えるポイントもそれとなく散りばめられているので、本当に良い気分転換になっている。
エンタメ系の本も気軽に読めるので丁度いいのかもしれない。
そして仕事が終わった後は、スタバで珈琲をすすりながら偉そうにミステリー小説をたしなむのである。とてもとても良きだろ?