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占星術の活かし方2

占星術には、あまり知られていない興味深い側面や考え方がいくつかあります。以下は、そんな隠れた魅力的なポイントです。

1. 星座ごとの「デーカン」

12星座はそれぞれ約30日ずつの期間を持っていますが、実はこの30日間をさらに3つの「デーカン」に分けて、星座内の異なる特徴を表しています。各デーカンごとに、支配する天体が異なるため、同じ星座でも生まれた日によって性格や運勢に細かな違いが出てきます。例えば、牡羊座の1デーカン(3月21日〜3月30日生まれ)は火星の影響を強く受け、行動力が際立つ一方で、3デーカン(4月10日〜4月20日生まれ)は木星の影響で好奇心や冒険心が強いとされます。

2. 「ドラゴンヘッド」と「ドラゴンテイル」

ホロスコープには「ドラゴンヘッド(北ノード)」と「ドラゴンテイル(南ノード)」と呼ばれるポイントがあり、これはカルマや人生の使命を象徴するとされています。ドラゴンヘッドは「この人生で成長すべき方向性」や「新たな経験」を示し、ドラゴンテイルは「過去世からの知恵や得意分野」を表します。これらのポイントを知ることで、自分がどのようなことを学び、どのようなスキルや資質を生かしていけるかのヒントが得られるとされています。

3. 「キロン」の影響

キロン(小惑星)は「ヒーラーの星」とも呼ばれ、ホロスコープ上で傷つきやすい部分や癒しが必要なテーマを示します。キロンが配置される場所は、その人が成長や癒しを経験する領域を表し、人生において乗り越えるべき課題がそこにあると考えられています。例えば、キロンが第7ハウス(人間関係や結婚)にある人は、パートナーシップでの傷つきや癒しを経験する可能性が高いとされ、ここから人生の成長が始まるといわれます。

4. 「土星回帰」の影響

土星は29.5年ごとに同じ位置に戻ってくるため、30歳前後や60歳前後に「土星回帰」が訪れます。この時期は人生の大きな転換期や試練の時とされ、自己責任や長期的な目標に向き合わざるを得ない時期です。土星回帰は成熟や再出発を意味し、特に30歳前後の土星回帰は「大人になる」象徴ともいわれています。人生の方向性を見直し、真の自立を促すきっかけとして知られています。

5.「ボイドタイム」

「ボイドタイム」は、月が他の天体とアスペクト(角度)を作らない時間帯を指し、この時間帯は「結果が曖昧になりやすい」とされます。特に重要な決断や契約、会議は避けた方が良いとされ、逆にリラックスしたり、普段からのタスクの見直しなどに適しています。ボイドタイムを活用して「休息タイム」を計画する人もいます。

6. ハウスの「インターセプト」

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