実は両思いでした
俺の名前は山下○○。平凡な高校2年生だ 。
母)○○〜!今日も史緒里ちゃん来てるわよ〜
○○)すぐ行くって言っといて〜
母が言う史緒里ちゃんとは…
久保)○○!おはよう!
○○)おう!おはよう
久保史緒里。
小学生の時からよく遊んでる俺と同じ高校の2年生だ。
家が隣同士ということもあり家族ぐるみで仲が良く朝はいつも迎えに来てくれる。
ちなみに俺は史緒里の事が好きだ。
久保)やっぱり今日もかっこいいな…//(ボソッ)
○○)ん?なんか言った?
久保)っ!いっいや?何も言ってないよ
○○)そうか、じゃあ行くか!
久保)うん!
~学校にて~
○○)はぁぁ
竜斗)どうしたんだよため息なんかついちゃって
こいつは鈴木竜斗。久保と同じく小学生の時から仲が良く今でもよく遊んでいる。
○○)いや、何でもないよ
竜斗) どーせ史緒里ちゃんのことだろ
○○)!?なんで分かった!
竜斗)そりゃあ長年一緒だからな、お前の考えてることぐらい分かるよ
○○は未だ思いを伝えられずにいる。
竜斗)それにしても早く告っちゃえばいいのに
○○)そう簡単に言うなよ〜こっちだって勇気がいるんだぞ
竜斗)そんなこと言ってると誰かに取られちゃうぞ、史緒里ちゃん先輩後輩かかわらず結構人気あるんだから
○○)そ、そんなこと言ったって…
多分俺の事ただの友達しか見てないよ
竜斗)お前はほんと弱気だなぁ
○○)弱気ですみませんね
~放課後~
久保)○○〜帰ろ〜
○○)よし!行くか〜
久保)○○さ明日って空いてる?
○○)おう、空いてるぞ
久保)本当に!?も、もし良かったら一緒に服買いに行かない//?
○○)(な、なんだ今の史緒里普段より可愛く見えた…)
久保)ちょっと、どっち?
○○)いいよ、行こ
久保)やったー!じゃあ明日13時駅前集合ね!
○○)わかった!
~翌日~
久保)○○〜!待たせてごめんね
○○)ううん。俺も今来たところだよ
(何だろう今日の史緒里めっちゃ可愛い)
久保)それじゃ行こー!
~ショッピングモールにて~
久保)ねぇこれとこれどっちが良い?
○○)うーんそうだな〜
(正直どっちも可愛いすぎて決められない)
○○)右のやつかな
久保)分かった!これ買ってくる!
○○)買えたか?
久保)うん
○○)じゃあそろそろお昼食べるか
久保)そうだね!
○○)いや〜やっぱりここのパスタは美味いな
久保)○○いつもそれ食べるよね
○○)史緒里だっていつもそのラーメン食べてるじゃん!
久保)だって美味しいんだもん…
○○)お互い様だな笑
久保)そうだね笑
○○)あぁ〜食った食った
久保)買いたい物買えたしそろそろ帰ろ
○○)そうだな。その前にトイレ行ってくる
久保)ここで待ってるね
○○)おう
史緒里がトイレの前で待っていると
男1)お嬢ちゃん可愛いね〜もしかして1人?
久保)な、何なんですか?(こ、怖い)
男2)俺たちと遊ぼうよ〜
久保)私友達と来てるんで結構です!
男1)そんなこと言わないでちょっとでいいから
ね?ガシッ
久保)ちょ、ちょっと止めてください!
(誰か助けて!!)
○○)ねぇ?何してんの?
久保)○○!
男2)あぁ?てめぇ誰だよ
○○)俺の彼女に手出すの止めてくれない?
男1)チッ!彼氏持ちかよ行くぞ!
男2)クソが!
久保)○○〜!!!
○○)大丈夫だったか史緒里
久保)怖かったー!!
○○)ごめんな
久保)ううん、○○は悪くないもん
○○)無事で良かった…
久保)(そういえばさっき俺の彼女って///)
○○)それじゃ帰るか
久保)うん
~帰路~
久保)今日は付き合ってくれてありがとね
○○)ううん、こちらこそ楽しかったよ
久保)あのさ、○○ちょっと言いたい事あるんだけど…
○○)ん?なに?
久保)ま、○○のことが昔から好きでした!私と付き合ってください!
○○)え!?ほ、ほんとに?
久保)冗談でこんなこと言う訳ないじゃん//
は、早く返事してよ!
○○)あ、悪ぃ。こ、こちらこそよろしくお願いします
久保)やったー!!ギュッ
○○)おっと〜やっぱりかわいいなナデナデ
久保)へへへっ//頭撫でられるの好き
○○)これからはあんな事ないように守るから
ずっとそばにいろよ
久保)う、うん//
~翌々日~
久保)○○〜!早くしてー
○○)今行く〜
久保)ねぇ手繋いで行こ?
○○)いいよギュッ
久保)へへっ○○の手大きい〜
??)お、お前ら…
○○・久保)?クルッ
竜斗)もしかして付き合ったのか?
○○)じ、実はな…///
竜斗)くー!!羨ましい奴らめ
久保)竜斗も早く見つけなよ〜
竜斗)分かってますよーそれにしてもおめでと
○○)フッありがとな
~fin~
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