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兄との関係を直そうとしたけど意外な展開になりました。
私の名前は佐藤璃果。
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高校1年生で特に部活とか習い事もやってません
そんな私は2個上のお兄ちゃんの○○がとても大好きです!
スポーツ万能(サッカー部キャプテン)、頭脳明晰(常に学年トップ3)、イケメン(毎日告られる)でおまけに高身長で性格も良すぎる!
しかし...
璃果「ねぇお兄ちゃん!明日休みでしょ?デート行こ!」
○○「やだ」
他にも
璃果「ねぇ一緒に寝よ?お兄ちゃん」
○○「もう高校生なんだから1人で寝ろよ」
......
見ましたか!?この冷たい態度!何故か私にだけこういう対応をしてくるんです!小学校の時は
璃果「ねぇサッカーしよ!」
○○「よし!いいぞ!」
璃果「いくよーそれ」
パシュ
璃果「やったー入ったー」
○○「上手いなー璃果は将来はお兄ちゃんと一緒にサッカー選手なろうな!」
璃果「うん!」
こんな風に一緒に遊んだり今とは違い優しいお兄ちゃんだったんです!
でも私が中学2年生くらいになってからこんな感じなんです
お兄ちゃんと遊びたいなぁ...
璃果「はぁ...」
??「ため息ついてると幸せ逃げちゃうぞ」
璃果「ん?あーやんか」
この子は金川紗耶ちゃんで中学から一緒の同級生。高校が同じでクラスも一緒ということで仲良くなって今では休日にも遊びに行くほど
ちなみにみんなからはやんちゃんと呼ばれている
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金川「さてはお兄さんのこと考えたな?」
璃果「っ!ち、違うよ」
金川「ほんとかな〜?笑顔にすっごい書いてるけど」
璃果「な、なんて」
金川「お兄ちゃんと仲良くなって遊びたいって」
璃果「うっ...」
やんちゃんはこういうところ鋭い
金川「ちなみに今のところどうなの?」
璃果「変わらないよ...何をしようにもやだとか」
金川「こっそり夜中布団に入るとかは?」
璃果「なっ!そ、そんなこと出来るわけないでしょ!ただでさえ恥ずかしいのに...///」
璃果「でも......できることならしたいよぉ」
金川「うーん...あ!」
金川「こうすればいいんだよ」
璃果「え!?なに?」
金川「あのね...」
俺は今とても大きな壁にぶち当たっている
それは妹の璃果への態度だ
今までは普通に接していたが中学に上がると同時にさらに可愛くなってきてちゃんと接するにも照れてたまに妹よりかは綺麗な女性に見えてきてすごく(いい意味で)困ってる
本当は一緒に遊んだり寝たりしたいーー
○○「あぁもうどうすればいいんだよー」
??「ふっふどうしたんだい?○○」
○○「またお前か...美月」
今○○に話しかけたのは山下美月
同じクラスで学校の人からはそのルックスと美貌からマドンナと噂され○○同様告白が耐えないそうだ
○○とは幼馴染のため距離が近いが付き合ってはいない。他の人は羨ましいと思ってる
ちなみに○○のことが大好きである
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美月「またとはなんだまたとは!」
○○「だってしつこく絡んでくるからだろ」
美月「本当は照れちゃったりしてんじゃないのー?ツンツン」
○○「だーかーらそういうのを辞めてくれよーこっちは美月と付き合ってないのに距離近いからあーだこーだ言われて対応がめんどいんだよ」
美月「だって○○のこと好きだもん(ボソッ)」
○○「ん?なんか言ったか?」
美月「べ、別に何も」
○○「ふーん」
美月「それより!問題は○○だよ!さっきなんか嘆いてたけどなんか悩みでもあるの?」
○○「あ、まぁ些細なことだよ気にすんな」
美月「もしかして璃果ちゃんのこと?」
○○「っ!そ、そんなわけないだろ...」
美月「その反応は図星ね?さぁ美月ちゃんに言いなさい!」
○○「ち、違うし!」
美月「あっそ。じゃあ私と○○が付き合ってあんなことやこんなことしたーって学校の人に言いふらしちゃお♡」
○○「や、やめてくれよ!!」
美月「じゃあ何があったか話して」
○○「わ、わかったよ...」
○○は観念して璃果に対して最近冷たい態度を取っていてそれを解消したいということを美月に伝えた
美月「なるほどね〜笑」
○○「な、何笑ってんだよ」
美月「いやぁ?あの天下の○○様がそんなことで悩んでるなんて」
○○「そんなこととはなんだ!結構重要なんだぞ」
美月「あ!いい事考えた!こうすれば良いんだよ」
美月「あのねこうするんだよ...」
○○「上手くいくか〜?」
美月「いくよ!」
その日の夜
○璃母「2人とも〜ご飯よー」
○璃「はーい」
パクパク
○璃「......」
○璃母「2人とも静かだねー」
璃果「そう?」
○璃母「だっていつも璃果が○○に絡んで騒がしいじゃない笑」
璃果「そ、そんなことないよ!ごちそうさま!」
○璃母「.........○○あんた何かした?」
○○「別に...」
璃果(ほんとにこんなんでいいのかな?冷たい態度取っちゃって怒ってないかな?)
コンコン
○○「入っていいか?」
璃果「う...うん」
○○「あ...あのさ......」
今日さ一緒に寝ないか?
璃果「っ!?.........」
○○「嫌だったら別n...」
璃果「...nぜん」
○○「ん?」
璃果「全然いいよ」
○○「そっか...じゃあ入るよ」
○○「......」
璃果「......」
○璃「あのさ」
○○「あ、、いいぞ先」
璃果「ありがと」
璃果「なんで急に一緒に寝ようって?」
○○「そ...それは、、」
数時間前
美月「逆に甘えちゃえば?」
○○「は、はぁ!?マジで言ってんの?」
美月「だっていつも冷たいんでしょ?」
○○「うん。」
美月「だったら普段甘えてくれないお兄ちゃんが甘えてきたらいわゆるギャップ萌え?でさキュンとしてまた好きになるよ」
○○「でも...どうやって......」
美月「例えば一緒に寝よって言ってみるとか」
○○「そんなんで大丈夫かな......」
美月「大丈夫だよ!自信持てよ!」
○○「わ、わかった!やるよ!」
美月「そう来なくっちゃ」
○○「あぁありがとな美月」
美月「いいってことよ!お礼として私と付き合っt」
○○「それはパスで笑」
現在
○○「璃果がいつも甘えてくるからたまにはこっちから甘えようかなーって///」
璃果「...っ///」
○○「それで言ったらいつも甘えてくるのにどうして......」
璃果「そ、それは...」
数時間前
金川「逆に冷たい態度取ればいいんだよ!」
璃果「え!そんなこと......私出来ないよ...」
金川「だって普段甘えてるんでしょ?」
璃果「う、うんほぼ毎日ね」
金川「いつも大好き〜とかって甘えてくる璃果が冷たくなったらお兄さん心配して逆に構ってくれるよ!」
璃果「でも...お兄ちゃんにそんな......」
金川「できるよ!璃果なら!」
璃果「わ、わかった!やってみる!」
金川「がんばれー!!」
現在
璃果「たまに冷たい態度取ったら甘えてきてくれるかなー......って///」
○○「実はな...俺...」
璃果のことが好きなんだよ
璃果「!?」
○○「いつも冷たい態度取ってたのは最近璃果が可愛くなって...なんていうんだろう......一人の女性に見えてきて接し方が分からなくなってきたから......」
璃果「ほ、ほんと?」
○○「う...うん」
璃果「じゃあ私たち......両想いなの...?」
○○「そ、そうだな......」
璃果「お兄ちゃん!!」
ギュッ
璃果「じゃあこれからもっと甘えていい?」
○○「あぁいいよ」
璃果「やったああああああ」
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2人は互いを抱きながら眠りについた。
後日璃果は金川に○○は美月にそれぞれお礼を伝え、2人はとても仲良し兄妹となりました。