厦門航空・トランジット超詳細レビュー
Skyscannerで最安値を見るとよく出てくる厦門航空についての詳細レビュー📝
安すぎるけどLCCじゃなくてフルキャリアです。
※2023年11月時点での情報
1.絶対必要なもの
・パスポート
・チケット
・名前、乗り継ぎする便名が確認できるスクショ
・現金
・Alipay
あった方がいいもの
・WeChat
・百度地図
LINE, X(twitter), インスタ, Google関連の全てが使えない。iPhoneに初期設定で入ってるマップは使用可能🗺️
Alipayの中のDiDiもマップ代わりになります。
クレジットカードは基本使えないと思った方がいいです。
2.機内設備、サービス
今回利用した便は
メルボルン〜厦門〜大阪の往復6.2万円。
片道3万円ちょいで無料ホテル泊付きという破格の航空券です。
標準装備(長距離便、MEL-XMN) 9hくらい
・座席前スクリーン
・ミニクッション
・ブランケット
・ペットボトルの水
・ナッツ菓子
・イヤホン(離陸前に配られる)
標準装備(短距離便、XMN-KIX) 3-4h
・スクリーンなしの普通の座席
・ペットボトルの水
⚪︎足元のスペース
ベトジェット<スクート≦厦門航空
160cm程度の人は脚を伸ばし切ることができる程度にはしっかりスペースがあります。
⚪︎座席のカチカチ度
スクート≦厦門航空<ベトジェット
ベトジェットの座席の硬さは異常💺
厦門も大概だけど、小さなクッションが全ての座席に置いてあるので全然マシ(長距離便のみ)
どちらも機内サービスとして機内食とドリンクが出ました。
メイン言語は中国語、日本発着便は日本語のアナウンスもあり。アジア人は見分けがつかないので中国語で話しかけられるが、英語でお願いします〜と頼めば英語で対応してくれます。
CAさんも英語全然大丈夫な人と結構怪しい人がいるけど通じるので大丈夫
-機内食とドリンク
機内食は短距離便でも軽食が出ます。
(時間帯によってはガッツリご飯)
長距離便はしっかりご飯が2回分出ました。
餅は餅屋、やはり洋食より米メインの機内食の方が美味しかったです。パックされた謎の調味料みたいなものは大体漬け物かご飯のお供的なフレークです。
ドリンクサービスは何回でもおかわり可能。
ラインナップは見た限りだとこんな感じ↓
温かいお茶、コーヒー、牛乳、ココナッツジュース(ココナッツミルク)、オレンジジュース、王老吉(あまーーーいお茶)、コーラ、緑のボトルの炭酸飲料(詳細は不明)、トマトジュース、白ワイン、赤ワイン
※ワインも無料
3.入国
飛行機を降りてからバスに乗る場合と普通にターミナルに直結の場合があります。人の流れについて行けば大丈夫。
体温を測る健康チェックゲート的なものを通り抜けた先がイミグレゲートです。
入国用の記入用紙もそこにあるので機内でかけなくても問題なし。トランジットの場合、横長の入国用紙ではダメなので書いても意味ないです。
入国用紙の記入例を掲載しておくので、スクショなり保存なりして使ってください。
◎中国での滞在先と連絡先はトランジットホテルとしてよく使われる場所かトランジットサービスカウンターの住所とかその程度のテキトーさで🆗
入国時2回とも何も聞かれませんでした。
イミグレカウンターに並んでいる時にチャイニーズビザは持っているか聞かれますが当然持ってないのでNoと答えてそのまま並んでおきます。
カウンターでは出国便の便名(MF000)は明日〇〇行きだね?程度で終わります。名前、フライトの日付、便名が確認できる予約詳細のスクショと再三の明日だね?の確認であっさり入国。日本語の電子案内に従って全ての指の指紋を登録します。その後特に申告物はなかったのでNothing to declare のレーンで持っている荷物の全てを検査機に通して出口です。
-入国用紙記入例
見ればわかるところは特に何も書いてません。自分の電話番号とメアドを入れてください。
-名前、便名のスクショについて
eチケットの提示を求められた話もありますが、名前と次の便名の予約が確認できれば大丈夫です。
Gotogate の予約サイトでは名前と便名、行き先が一気に確認できる画面が出なかったので、厦門航空のサイトで取得しました。
厦門航空から72時間前からオンラインチェックインができるよーというメールが送られてくるのでそこから確認します。
ここをタップすると下の画面が出てくるので、必要事項を入力すると予約確認ができます。
入国時に予約確認もしくはチケットを求められた時は上のスクショを提示すれば大丈夫です。
むしろ求められなくても出すくらいの勢いで行きましょう。
4.入国後〜トランジットホテル
入国後、ウロウロしてると何の客引きかわからない人が中国語で話しかけてきますが無視しましょう。
わからないよーと日本語で言いながらスルーすればOK
-外貨両替に関して
入国後、制限エリアから出て左手gate1の近くに外貨両替所があります。T3のarrival areaの外貨両替所の営業時間は7:00-23:00、2階のdeparture area は5:30-22:00です。厦門空港に22:00以降に到着予定の場合、入国までに外貨両替所が閉まってしまう可能性があるので予め元を用意しておく方が無難だと思われます。ATMの営業時間は不明ですが、夜到着でATMも使えず困り果てた人の話を見かけたので気をつけてください。
-simカード
外貨両替所と厦門航空のサービスカウンターの間にSIMカードを売ってる人がいます。30GBで300元は高いかな…Alipay使うなら必須です。
-トランジットホテル
外貨両替所の反対側、制限エリアから出て右手側に厦門航空のサービスカウンターがあります。
トランジットホテルを予約したいとか言ってパスポートを出せば用紙を出してくれます。A4の用紙に名前やホテルの名前がコピーされたものがホテルに泊まるチケット代わりになります。
タクシーが自費だよーとかチェックアウトは午後2時だよーという説明を受けて終了。
無料でホテルに泊まれるが知らない人と2人1組利用でシングルで使うには140元払わなくてはならないという話がありますが、長距離線だったので往復とも無料でシングルでした。
どうやらアジア近隣諸国に乗り継ぎで行く場合は追加料金が必要なようです。
今回はメルボルン行きで長距離線だったので、エコノミー席の予約でも1人で一室使うことができました。
一応2回ともカウンターでシングルか確認しました。
ここら辺はカウンターで必ず確認しましょう。
空港の出口にタクシー待ち列があるのでそこに並んで、タクシーの運転手にもらった紙を見せればホテルに行けます。場所によりますが20-30元くらい?
タクシーの運転手が高額紙幣に対応したお釣りを持ってるとは限らないので、細かい紙幣があると無難ですがホテルのカウンターで崩してもらうこともできました。
往路のホテル Huamei holiday Inn
復路のホテル 厦門航空賓館
どちらも朝食ビュッフェが含まれています。
どちらも朝食会場は2階、時間は7:00-9:00でした。
混んでいたら円卓にテキトーに相席するスタイルです。美味しかったです😄
-英語は通じるか
空港のエアラインの制服を着た人以外はほとんど通じないと思ってください。空港から出たら中国語オンリー、Alipayの翻訳機能(中国国内ではなぜか英語⇄中国語だけ)に大変お世話になりました。
-Alipayについて
Alipayがあれば全ての支払いができると言ってもNo過言。しかし紐付けのクレジットカードが使えなくなり、新しいカードも登録できない事態が発生したので現金は絶対必要です。
-タクシーについて
Alipayの中にDiDiが入っており、配車することが可能です。しかし中国語でやり取りできる人以外はおすすめしません。流しのタクシーに乗っても大丈夫なので流しのタクシーを捕まえて、〇〇に行きたいを翻訳して見せるのが早いと思われます。
お客さんが乗ってるか空車かは見ればすぐわかります。日本と同じように、道路脇で手を挙げてアピールします。
流しのタクシーが不安であれば空港のタクシー列でよく見た会社を選ぶと良いでしょう。
客引きは全て無視しましょう。
5.出国
国際線はT3です。間違えてT4に行っても時間に余裕があれば30分おきにT3-T4の無料連絡バスが出ているので大丈夫です。
空港に入る前にセキュリティがいるので、よくわからなくても身体検査に従っておきましょう。止められてる人なんていません。
他の一般的な空港のように国際線エリアに航空会社のカウンターがずらっと見えるタイプではなく、ついたての向こう側にあって税関申告ゲートを逆戻りしていく感じなので若干わかりにくいです。
国際線出発エリアに入る前にまた手荷物検査があるので持っている全てを検査機に通しましょう。
後は普通に流れに乗って出国します。
6.預け荷物について
電池、バッテリーは入れてはいけません。電池式のものは電池を抜いて預けましょう。それでも確認のため呼ばれるので、電池がないことを開けて見せてください。
⚠︎スルーバゲージではありません⚠︎
いかなる場合も一旦受け取る必要があります。
国内線に乗り換える時も、乗り継ぎ時間が短くても、重い荷物を持ってトランジットホテルと空港を往復するにしても。
23kgまで無料で預けられますが、軽いに越したことはないです。
以上、激安フルキャリアの厦門航空詳細レビューでした。良い旅を✈️