季節がない街
私は気がついている
多様性という言葉にまだ
悪口の要素が含まれていることに
「だってほら、多様性の時代だから」
努力もしないで、怠け者なだけでしょ
なのに主張ばかりして
世の中はそういうものなんだよ
文句ばかり言ってないで合わせる努力すればいいのに
昔は良かったのに、という人もいる
昔のやり方でうまくいってたと
けれど、それは違う
はまらない人の存在は無視して、
いなかったことにしてただけ
楽で、うまくいってるように見えただけで
多様性なんてどこに?
偏見は溢れている
全く自分で見ることも知ることもないラベリング
相変わらず変わらないマインド
多様性はとても複雑で不便なものだ
分かりにくいし、驚きを生むし、まとめられない
今までの構造では、社会的に成り立たない
実は分断は進んでいる
お互いを理解する社会なんて来るだろうか?
自分とその周りだけを見て、
お互いに配慮しあって、
自分自身が判断したことだけをして、
反省して、許しあって、
そうすれば多様性なんて言葉はいらないのにな
そういう優しさとファンタジーに溢れたドラマ。