自社養成パイロット(JAL)②

こんにちは。ジェーンです。前回に引き続きJAL系列のパイロットインターンについて、身体検査までの流れを記そうと思います。ここで記載している英会話・飛行適性検査などについて、この対策をすれば必ず適性が身につくというものでも、合格の確率が上がるというものでもないと思います。英会話を継続することで話せるようになったり、日頃の生活から意識することでパイロットとしての考え方などが少しずつ身についていくものだと思います。これらに関して留意した上でご一読いただければと思います。

英会話試験

インターンシップ後、一部参加者には英会話試験の案内が届きます。
英会話試験はCambridgeのLinguaskillのSpeaking モジュールで、会社のパソコンを用いて行うCBT方式です。内容としては短文の質問や、英文の読み上げ、資料の説明やプレゼンテーションなどがあります。基本的にB2レベル以上で合格となりますが、「合格」「条件付き合格」の2種類があり、条件付きの方は学習計画書というレポートのようなものを課されるようです。対策としては、河合塾の対策講座やオンライン英会話、また以前はLinguaskillの公式サイトで模擬テストを受けることができました。与えられた時間内に話し続けることと、自分が話しやすいテンプレートや流れを準備しておくと良いのかなと思います。ペラペラである必要はありません。ご自身の知っているシンプルな単語で構わないので、それらを駆使して「伝える」ことを意識すると良いと思います。

また、免除要項があるのでエントリー前に免除要件を満たしておくと、比較的楽に進むことができます。このLinguaskillは、他の英語系資格と異なりSpeakingのみが必要ですので、比較的取得しやすいと思います。他社選考にも免除要件はありますが、基本的に免除してもらうに越したことはありません。ただでさえ倍率が100倍を超える状況で、優秀な志願者とともに選考を進めるわけです。本番に100%のパフォーマンスを出すために準備をすると思いますが、上手くいかない場合や手応えを感じられずに終えることもあると思います。そして不合格になった時に後悔するより、エントリー前にどのような選考があるか大枠だけでも捉えて準備することで、自身がパイロットになる可能性を高めることはできると私は考えています。

約1〜2週間後に次の案内が来ますが、体感は半分程度が合格していたと思います。

下記参照
https://www.kawai-juku.ac.jp/cambridge-english/linguaskill/
https://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/linguaskill/information-about-the-test/learning-solutions/

飛行適正検査

飛行適正検査も、英会話試験と同じくパソコンを用いて行います。内容は以下の4つになります。はじめに言及した通り、このような飛行適性検査を事前に知っていたからといって、一朝一夕で適性が身につくというわけではありません。生まれ持った感覚の場合もあるかもしれませんし、自身で伸ばせる部分は日々の生活での意識によるものだとも思います。例えばマルチタスクなどは、普段からタスクの順番を意識したり、視野を広げてみたり…といった具合です。この点に留意して検査の対策に臨むようにしてください。

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