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のりかな毎日エッセイ241114:予言書通りの人生を演じるのが辛い件:自己啓発本は予言書なの?

2024年11月14日、23時21分。
さあやるか。
やっぱり1日1時間、2000字くらいがちょうどいいかもね。
5千字とか毎日読むのは大変。長いとエッセイじゃなくて論文になるし。
僕自身長いと読み返さないし…。
週末の金曜日だけ、延長することを自分に許そう。

「鈴木先生」7巻No23/167kindleより引用!

のりかなエッセイでは…金曜日だけ、「延長する」という選択がー
「許されている」‼
冗談はさておき…
上のシーン、鈴木先生のセリフだと思って探してたけど竹地くんの台詞だったんだな~。探すのに意外と時間がかかってしまった。
あと30分しかない。
鈴木先生は、演技というか演ずるということ、役割をするということについて、世間ではネガティブに言う風潮があるけど、割と肯定的に描こうとしていると思う。それが良いと思う。
さて本題。
昨日はキール議長の人生について思いを馳せたんだっけ。
裏死海文書という予言書には、「エヴァンゲリオン」という数千年に及ぶアニメの全登場人物のセリフや行動が記されている。
その全登場人物の行動を太古の昔から監視し続け、予言の通りに行動するよう仕向け、予言の結末である「人類の補完」をつつがなく実現しようとする陰謀組織ゼーレ。
その議長がキール・ローレンツ。まあ悪の親玉的なキャラだと思う。
過去から未来全ての人間の一生が予言されてる書と言うと、「アガスティアの葉」が有名だけど。

アガスティアの葉 - Wikipedia

予言と現実に開きが生じると結末も変わってしまうから、ゼーレの人たちは現実に介入するわけで。でも彼らの介入も予言の一部なわけで。
彼らがある日予言書の存在を知って、自分自身の予言を読んでしまい、以後その通りに毎日行動することになる、そのことも予言されているんだろう。
毎日毎時間、自分自身のセリフや演技が台本と違ってないか意識し続けるのはきついだろう。役者さんとか声優さんはせいぜい1日1時間だけ、台本通りの嘘の自分を演ずるわけだけど。
キール議長の場合は後半生ずっとだからね。
そりゃ確かに、補完の実現は彼個人には救済かもしれない。やっと「予言書の通りの自分」を演技し続ける人生から解放されるんだから。

旧劇エヴァより、キール議長の嬉しそうな最期。「善い、すべてはこれで善い。」
1時間しかないとDVDから画像も探してられないのでネットの画像貼るね。→https://sp.nicovideo.jp/watch/sm17709029より。

いや、そこまで厳密に書かれた予言書なのか、多少の誤差は許されるのでは?という可能性も無くはない。でも面白いから続けよう。
僕らパンピーは普段、予言書の存在など知らず、自分勝手に好き勝手生きているわけで。したいことをして、言いたいことを言う。
その好き勝手な行動が全て予言されていたとしても関係ないし。
「あなたのその行動、予言書と違うので直してください!」とも言えないわけでしょゼーレの方たちは。予言書の存在は極秘だし。
膨大な予算をかけて、大勢の人や国の行動をばれないように少しずつ調整していく。予言書の通りになるように。
予算は株とかで調達してるのかな?
どの株が上がるとか予言されてるのかな?
バックトゥザフューチャー2を思い出した。
予言書の通りの人生…辛い…
と思ったけど、それって別にキール議長だけじゃないのでは?

会社員時代の僕は、予言書の通りに生きていたわけで。
「普通の日本人は、大学を出て新卒で会社に入って30台手前くらいで結婚して子供を持って家を買って60代で定年して80代で大往生する、それが幸せなあなたの人生」という予言を、「普通の日本人=自分」だと思い込んで、それに従っていた、とも言えるわけだ。その普通の日本人というのは、80年代くらいの話で、それを自分に対しての予言書だと勘違いしてしまう。それはでも、僕だけではないのでは?
或いはホリエモン氏やひろゆき氏の自己啓発本というか自叙伝を読んで、「これはオレのことだ!俺は第二のホリエモンになるんだ!」と予言書の通りに行動して自己破産に至る人とか。
いやその予言書、あなたの予言書ですか?という話。
あなたっぽい人の予言書だけど、それを自分っぽいと思ってるのはあなた自身なわけで。
予言書の通りの人生を実現するために、無理して「80年代の普通の日本人」の演技を一生続ける人、無理して「第二のホリエモン」の演技を続けて挫折する人、結構いっぱいいるのでは…?キール症候群と名付けよう。
エヴァの話に戻ると、実は「裏死海文書」って予言書じゃないんだよね…。
あれは「先代のエヴァンゲリオン」についての上演記録というか…。
「先代のキール議長の演技記録」というか…。
まあエヴァ素人の解釈だけど。僕はあらゆることについての門外漢というか観光客なので、素人のおもしろ話として読んでくださいな♪
まあ1時間経ったので続きはまた明日にしよう。
「全てはゼーレのシナリオ通りに」だっけ?
有名なセリフだけど、これ厳密に守ってる人たちのことを想像するとまあまあキツイだろうな、でも僕たちも同じかも…、という話でした。
こうやって実際の僕たちの人生に当てはめてみると、エヴァって難しいとか言われてるけど割とシンプルな話だと分かると思う。
次回のタイトルは「3分で分かるエヴァンゲリオン」にしようかな。
3分は無理だけど…。でも今日で半分説明したからね。
などと書いてるうちに30分すぎてるし。まあ30分ならいいよね。
では、また明日♪

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